耳カットは、TNR ねこのシンボルマーク ― 2011/12/15 14:08
「この猫達の不妊手術(一部の場合もあります)は公益財団法人どうぶつ基金のTNR助成金(オス3000円メス5000円)にて行っています。」 |
手術をしても、耳カットをしないという姉妹
2008年の冬、植田駅から原駅へ向かう通り沿いのコンビニ周辺で
すみりんさんが、TNR を始めようとしたとき、捕獲器もなく
動物病院へ搬送する手立てもなく、Cat paw club にール相談した。
そのとき、Cat paw club は、TNR に協力する余裕がない状態で
TNR をしている姉妹を紹介された とのこと。
そしてその二人に TNR を頼み、実施されたのだが、
耳カットはしない、手術をしてもらう動物病院は教えない
このねこは済んだ、別のねこをしろ --- という指示はしてくる。
こんなわけのわからない状況が続き、すみりんさんは
リリママさんに助けを求め、近所に住んでいる、私やオアシスさんも
捕獲や搬送の協力をすることになり、すみりんさんと知り合った。
コンビニ周辺には、交通事後にあった、足の不自由なオスネコがいて
周辺のひとたちからご飯をもらって生き延びていた。
けっして触れないオスネコだったが、毎晩ごはんをくれる人にだけ
近寄る というねこだった。今はもう、このねこは生存していない。
コンビニ周辺の駐車場で、耳カット拒否の姉妹が途中で TNR を
投げ出したから、手術の済んでいるねこを知らせてもらって
それを、すみりんさんから私たちが聞いて、毎晩、捕獲に行った。
そのうち、捕獲器をすみりんさんに預け、彼女からの捕獲成功の
メールを待って、搬送協力をするようになった。
この通りで TNR を始めたことが、いずれ、河川敷や中華店での
TNR へと発展していった。
コンビニ駐車場付近で生まれていた、黒の子ねこは里子になったらしい。
そのとき TNR したねこたちは、河川敷にも流れていったが
行方不明になっている仔も数匹いる。
すみりんさんは、手術費用と搬送代を負担してくれていた。
ところが、耳カット拒否姉妹から、膨大な代金請求がきたのだ。
どこの動物病院での手術なのか、その費用明細なども含めて
すみりんさんが、何度確かめても絶対に言わない。
ただ、代金の請求をしつこくしてきたらしい。
それで、すみりんさんは、その姉妹に会って談判することになり
Cat paw club 代表のリリママさんも同席したのだった。
詳しいことは知らないが、すみりんさんは、二度とこの姉妹の顔すら
見たくない、関わりあいたくない と、めずらしく激昂していた。
すみりんさんに、植田駅付近でであった、おこりんぼのことを知らせたら
言動からその姉妹の妹だと思う・・という返事があった。
「自腹です。寄付なんてもらってもいない。本気でやってるから」と
まくし立てていたけれど、やはり、金額のことをまず言うような人は
このように、TNR を相談してきた人からぼったくっているのだと思う。
環境省の「住宅密集地における犬猫の適正飼養ガイドライン」にそって
TNR 運動を目指して活動している。
意外に、手術をしながらねこの世話をしている人たちは多いことが分かる。
耳カットというシンボルを知らないのならば、仕方がないし、
そのカットを引き受けない獣医師もいるとは思う。
私たちはもう、耳ピアスはしない。これはキラキラ光って、可愛らしいのだが
いずれ取れてしまうし、小さなピアスを確認するより
どうぶつ基金が推奨している、耳先カットのほうが、分かりやすいから。
近隣にポスティングするときも、クレーマーに言い返すときも
「耳にV字カットのあるねこは、手術済みなんです」と説明できる。
なによりも、とある公園や路地で、耳先にカットのあるねこを見つけたとき
どれだけ安心し、ほっとできるか・・・。
そして、悪名高い、名古屋の動物愛護センターが
「耳にカットマークのあるねこの引き取りは拒否する」 と、
明確に対応してくれる日が、はやくくることを願っている。
ねこを嫌っている人は、飼わないから捨てないし
餌ヤリなんてしないだろうし、ねこを捕獲することもできないと思う。
ねこにエサを与えて、懐かせて、愛護センターに連れていく蛮行を
防いでいかないかぎり、殺処分数は減らないのだと思う。
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「この猫達の不妊手術(一部の場合もあります)は公益財団法人どうぶつ基金のTNR助成金(オス3000円メス5000円)にて行っています。」 |
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