地域ねこ活動は TNR から2011/12/30 20:41

どうぶつ基金 「この猫達の不妊手術(一部の場合もあります)は公益財団法人どうぶつ基金のTNR助成金(オス3000円メス5000円)にて行っています。」


地域ねこというものを分かってもらうために、資料を作ろうとして
横浜市に問い合わせて、【地域猫】の冊子を送ってもらった。
それは、ネットで調べて、一番分かりやすいものだと思ったから。

そこに書かれていた、「ねこトラブルをゼロに」という呼びかけを読み
「これだ!!」と思った。
これが、私たちの活動の身近な目標となっている。
地域ねこ活動をするのが、目的ではなく、それは手段の一つ。
しかし、容易にできることではないと思う。

飼い主不明のねこを介して、人間関係や環境のトラブルはとても多い。
その原因の最たるものは、糞尿被害。
これに背をむけていると、ご近所のミゾはさらに深まっていく。

私たちは、大きな公園などで TNR を展開することは考えない。
それのできるようなグループではないから。
もっと、住宅の中で、駅の周辺、住宅地の小さな公園、このような
場所で、ねこトラブルゼロを目指して、活動している。

目の開いてもいないような乳飲み子の子ねこを、
愛護センターに持ち込む人は、公園ではなく、こうした住宅地に多い。
このことは、アイラの会のMさんから教えてもらったことでもある。

住宅街で、ねこトラブルに取り組んでいくと、いやおうなく、人と関わることになる。
では、それは、町内の人と関わることはやっかいなことだろうか?
私たちはそうは思わない。
もちろん、厄介な人はいるし、どんな人とも仲良くなんてできない。
でも、人と関わらずに活動するよりも、関わって、衝突したり、
意気投合したり、いっしょに夜中にねこを追いかけたり
こんな経験は、人と関わりあってからこそできると思う。
悩みの種はつきないけれど、その地域の人たちと関わることは
意外に面白くて、楽しいのだ。

私たち、テンゼロは、TNR に取り組みます。
夜中でも、早朝でも捕獲器を仕掛けます。
まずは、ねこを増やさないようにすることが、活動の基本だから。
すぐさま、「地域ねこ活動」を始めましょう なんて忠告はしません。
地域によって、トラブルの形は様々。どんなトラブルで、何がまずいのか?
現地調査をしながら、考えていきます。
TNR は、1人でも開始できます。エサヤリも1人でもできます。
コソコソしないで、堂々とねこの世話をしていくこと。
これは、できれば2人以上でやっていくほうが楽しいと思います。



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どうぶつ基金 「この猫達の不妊手術(一部の場合もあります)は公益財団法人どうぶつ基金のTNR助成金(オス3000円メス5000円)にて行っています。」