植田公園 TNR -12016/11/11 00:13

2216年11月10日 TNR 5ひき

10/29 の、よろず相談会は、とても濃い内容で、開催できたことに
大満足している。
でも、濃い内容だっただけに、その後のフォローや、段取り等、
てんてこ舞いの毎日だった。

11月8日 この日の捕獲ターゲットは 5匹

アメニティ動物病院 3匹  手術+レボリューション+3種ワクチン
これはセットになっていて、1匹/10000円+税
入院なしの当日迎え
田中院長は、1日3匹まで と言って、予約を受けてくれた。

しっぽ動物病院 2匹  手術+レボリューション+1泊入院付

5匹捕獲のために、捕獲器を2台借りて準備し、月曜の夜には
車の後部座席に4台を積んでおいた。
エイブルさんが、急に仕事が休みになり、協力してくれることになったから
はごろもさんから、捕獲器を1台預かってから、植田公園に来てもらうことにしていた。

しかし、8日は雨の予報で、昼過ぎから、職場の昭和区は雨。
ネットの天気予報を何度も見ながら、1時間ごとの、弱雨 とか 小降りとか
やきもきしながら、きもそぞろだった。

捕獲の予定は17時からだったが、天白区はまだ雨だったから、
エイブルさんと18時~ 開始 に変更。

17時半ごろから、雨は止みはじめ、植田公園に向かった。

2014年にも、この公園で、TNR を2匹行い、子猫5匹ほどいるという
情報を寄せられたが、3匹だけを保護できた。
この3匹は里子になっている。

2014年のときのように、公園付近や、そばの駐車場に捕獲器を設置。
瞬く間に、猫が集まってきた。しかし、駐車場に置いた捕獲器には
あまり近寄らず、公園の植込みに入り込んできた。

すると、2011年に TNR した、耳尾黒 (耳としっぽだけが黒い猫) が
やってきて、驚くやら、うれしいやらで、ドライフードをあげた。
これまで TNR してきた猫はほとんどが行方不明になっているけれど
この耳尾黒だけは、どっこい生きている。

最初に、「熱湯をかけられた」、「耳の皮膚がただれている」 という情報のある、
白黒の猫が入った。捕獲器の中から、手を出してツメを立ててくるような猫。

捕獲器の運搬袋にペートシートを敷いて、中で猫が大暴れの捕獲器に
バスタオルをかけて暗くしながら、捕獲袋にいれて、車に積む。

次に、デカイキジトラを捕獲。そして、黒猫・・と入っていった。

ここには、こしゃくな中華店から移動してきた、茶トラ2匹、茶白がいる。
アメニティ動物病院では、3種ワクチンまでがセットだから、
この1才未満 (茶とら) と、2才未満 (白茶) をアメニティに連れて行く
予定だったが、残りの予約枠はあと2匹。

甘えんぼの茶トラがどこかへ行ったらしく、やや大きな茶トラと、茶白が入った。

アメニティ動物病院は、20時ごろなら、前夜からの搬入可能と言って
くれたから、すぐ連れて行くことにした。

5匹を捕獲するのに、40分ほどかかった。
18時を過ぎても、車の通行がおおく、入りかけても、車の音で出てしまうのだ。

5匹の捕獲器5台を、なんとか車に積んで、エイブルさんと、相談会の
内容のことやら、今後の譲渡会のことやら話していたら、
止んでいた雨が、また降りだした。
今度は、弱雨でなく、かなり降ってきたから、19時過ぎに、エイブルさんと別れた。

アメニティ動物病院につき、白茶と茶トラをまず運んだ。
3匹目をどれにするか・・と思って、最初に入った白黒を見ると、
捕獲器のなかで暴れたのか、鼻から血が出ていた。
それで、この仔もアメニティ動物病院にお願いした。

獣医師には、「熱湯をかけられた と言われている猫で、耳の皮膚が
ただれているように見えます」 と伝え、それも診てもらうことになった。

つづく・・

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植田公園 TNR -1 の続き2016/11/12 22:18

5匹

11/8 (火)、20時過ぎに、3匹をアメニティ動物病院へ雨の中搬入

翌日 11/9 (水) しばらく毎週水曜休みにしているから、この日は
久しぶりにゆっくり起きて、9時半ごろ、しっぽ動物病院へ向かった。

車に行くと、昨夜からずっと捕獲器のなかにいた、デカイキジトラは、
めちゃくちゃやってて、捕獲器の上においた、布を引っ張り込んで
ぐしゃぐしゃにしているし、おまけに、雨が入らないように布の上に
かけておいた、45L のゴミ袋 (エイブルさんが持ってきた) まで
引き込んで、ズタボロにしていた。

あーあ、また、しっぽさんのスタッフさんの仕事が増えるなーー、
(しっぽ動物病院は、捕獲器の中をいつもキレイに掃除してくれるから)
と、思って運転席に座った。
今思えば、このとき、黒猫の捕獲器をしっかり確認しておくのだった・・・。

運転を始めると、後部座席から、カラカラと餌皿が跳ねているような音が
していて、猫が捕獲器の中で暴れてる・・・と思っていた、その時、
バンっという音ともに、運転席のフロント部分に、いきなり黒猫が
吹っ飛んできたのだっっっ。

黒猫も目をまん丸にして、私を見るし、私も、「なんで、なんでっっ」
「あんた、だれーーーっ」 と、一瞬何が何やら分からなかった。
しかし、後部座席を見ると、捕獲器の開け口を縛ったはずの太いヒモが
思いっきり緩んでいて、開け口も開いていて、そこから脱出したのが分かった・・・。

このようなことは、APL 製の捕獲器ではけっして起きない。
捕獲器を5台確保するために、はごろもさんからも借りたのだけど、
これが、トラップの後部にも開け口があり、そこから、餌皿をセットして
扉をしめるタイプのものだった。
その扉を閉めて、ヒモでくくってあったけれど、それが上部の一カ所だけで
黒猫が中でじゃれて、どうやら徐々に、徐々に緩んでいったらしい。

黒猫は、フロント部分から私を見ている。私は、めちゃ考えながら運転した。
① 袋はいっぱいある。だからぜったい、くるんで捕まえられる
② でも失敗してもいいように、植田公園に止めて、チャレンジしようかな
③ こいつをまた逃がしたら、もう入らない
④ 絶対できるから、しっぽさんの駐車場でおちついてやらなくちゃ

そんなことを考え、しっぽさんに到着し、向かい側の駐車場の奥に止めた。
洗濯ネットを出してみたが、それを近づけただけで、後ろへ飛んで逃げた。
この黒は、後ろへ逃げても、なぜか、フロント部分へもどってくる。
捕獲器の運搬袋を、フロント部分の猫をめがけて放り投げてかぶせた。
そしてうえから押さえつけ、とにかくくるんで、捕獲器の後ろの開いたトビラへ
近づけようと、にじりにじりと動かすと、黒猫はものすごーくうなった。
そして、いきなり袋を突破して、私の運転席に飛び乗り、後部へ逃げた。
後部座席には、大型犬でも寝そべることのできるようなシートをかけてあるから
座席の下には逃げ込めない。
フロント部分で、にじりにじりの力相撲のようなことをしたから、
私もそうとう息がきれていた・・。
でもそれは、黒猫も同じだったらしく、後部座席の黒猫に
また運搬袋を投げたら、みょうにおとなしくなった。
それでくるっとくるんで抱きかかえ、ようやく捕獲器に入れた。
この間の格闘、約5分・・・。幸いにも、ひっかかれず、噛みつかれず。

へとへとになって、ものすごーく重たいキジトラの捕獲器と
まだ1才にはなっていない、軽い黒猫の捕獲器を、しっぽさんへ運んだ。

キジトラはオスだけど、黒猫は性別不明なこと。どちらもめちゃくちゃな仔で
捕獲器の中が、大変なことになっていること・・・、などを伝えて受付をすませた。
10日の迎えのときにはっきりしたけれど、この黒猫はメス。
妊娠はしていなかった。



この日の19時半ごろ、アメニティ動物病院へ3匹を迎えにいった。
黒白の猫は、メスだった。妊娠なし。
両耳の皮膚のただれは、熱湯のキズではなく、カイセンによるものらしい。
それよりも、鼻のキズはひどかった。
私は、捕獲器の中であばれて血が出た・・と思っていたが、術後の猫の
顔を見ると、鼻腔の右側に、みょうな腫れがある。
先生は 「最悪の場合、これは皮膚の上にできる腫瘍の可能性もあります」

腫瘍であれば、検査をしなければ、良性か悪性かは分からない。
しかし、この猫をリターンしたら、2度と捕まえることはできないだろう。
だからといって、術後保護をしている余裕は、今の私にはない。

虐待だと思った。猫の顔を素手でなぐれるような人はそういない。
よほどのボクサーでなければ、敏捷な猫を殴れるはずがない。
石つぶてを、猫の顔めがけて投げた・・・と思った。
石を放り投げただけでは、顔のほぼ中央に当たるはずがない。
植田公園には、棒をもって車の下につっこんでいる姿の目撃もある。
その棒が偶然鼻を直撃したか、石つぶてだと思った。
久々に、頭の中が冷たくなっていくような怒りを感じて、帰宅した。

きっちり餌やりさんの、やっちさんがリターンに立ち会ってくれることになり、植田公園に行った。
それまで、3匹は、捕獲器の中に、美味しいウエットフードを入れておいたから
公園につくと、けっこう食べていることを確認できた。

数日前から、この公園の、「ネコにむやみに・・・」 立札の足元に
水容器を2コ置いている。この容器が捨てられたり、壊されたりしたら
天白警察に行くことにしていた。

水容器は2コ、ちゃんとあったけれど、空になってたほうに、ドライフードが
入っていて、立札の奥の地面の上にも、フードが直置きされていて、
生垣のコンクリート部分にも、同様にフードがあった。
食べたようなあとはまったくなかった。

5匹の捕獲から、1日たっているとはいえ、捕獲できなかった猫たちの
警戒心は相当なものらしい。まったく姿を見せない。

やっちさんに公園入口の付近に立っていてもらい、そこに捕獲器を運び、
布をとって、猫たちに、昨日までの生活場所に帰ってきたことが分かるように見せた。

黒白のキズの事を話し、これは虐待のキズに違いないと言いかけたら
捕獲器の中で大暴れし始めたら、すぐさま、扉を開けてあげた。
公園の中にダッシュしていったけれど、すぐ、生垣へユーターンし、
そのまま、駐車場の向こうへ逃げていくのを、やっちさんが確認してくれた。

茶トラと、茶白は、かなり怒っているけれど、扉をあけても
なかなか出でいかず、お尻を触ったらようやく身体の向きを変え
ダッシュして逃げて行った。

やっちさんの聞き込みや、猫を気にかけている人たちから寄せられる情報もあり、
このちっぽけな公園には、数々の嫌がらせ、猫への虐待があることが分かってきた。

クレーマーの、K-E は、これまでどれだけの猫を傷つけ、
何匹殺してきたのだろうか?

棒でしつこく車の下をつついていたという男は?

ゴミ袋をブンブン振り回し、公園の周りを数回歩き回り、
いきなり、生垣に、そのゴミ袋を突っ込んでいく若い男は?

この小さな公園の周辺は、とても狭いエリアなのに、暴力密度が高すぎる。



11/10 (木)、18時半ごろ、しっぽさんへ2匹を迎えに行くと
あれだけめちゃくちゃしていた、デカイキジトラはすっかりおとなしくなっていた。
5分の捕物になった黒猫は、女の子だったことが分かり、つぶらな瞳を
私に向けてきた。
でも、私は、この2匹をリターンさせなくてはならないのだ。

10日は、21時ごろから雨予報だったから、やっちさんとすぐリターンすることを確認しあい、
公園に向かった。水容器はそのままあり、水はキレイだった。
昨夜と同じように、公園の入り口から中へ向けて、2匹をリターンした。

やっちさんと話し合い、11月15日、天白警察に行くことにした。

植田公園 TNR は、不定期に続きます

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苦情相談 1 の続き と 公園愛護会なるもの2016/11/13 20:54

植田公園のフン尿被害相談
案件:2016年からとくに、猫のフン尿被害が増えてきた

10/29 (土) の夜、相談会の直後に着信記録のあった、携帯電話に
かけなおすと、この相談者2名の方が話をしてくれた K町内会長だった。

K町内会長とは、かなりの長電話になった。
話し合って、なるほどと思ったことは、
・公園に、「犬の散歩禁止」、「サッカー禁止」、「餌をやるな」 というような
 立札があるのは、本来の公園の姿ではない
・砂場には、遊んだあと、ネットをかけるようになっているが、そのネットは
 すでにボロボロで、あれでは犬や猫のフンから砂場を守ることにはならない
・そもそも、そのようなネットを砂場に用意しておく というもの、本来不要なことであるはず
・公園の片隅ではなく、中央の広場や遊具の床のコンクリート部分に
 放置してあるフンは、犬のもの

K町内会長は、犬を飼っていて、その犬を看取っているとのこと。
なので、犬を散歩に連れて行くとき、手ぶらの飼い主を見ると
あきれる・・と言われていた。
かつての散歩のとき、放置されたフンを拾っていたとのこと。

ここから、猫のフン尿の対策の話になった。
植込みの中に落ちているフンは、猫のもの。それを今後どうするか。
その日に、EM-ボランティア 10倍希釈を散布しまくったから
少しずつ土壌改良が進み、尿の臭いは消えていくはず。
でもどうしても、ここを理解してもらえない。
EM-ボランティア液は、猫の忌避剤ではないのだ。
そのようなものが、公園で遊ぶ子どもたちについてはまずいはず。
EM液は、たとえ原液が手についても、なにも支障はないものなのだ。
なんど、希釈しているときに、手についていることか・・。
まっ、EM液のボトルや説明資料を見せてはいないから、しょうがないと思った。

つぎに、「なぜ?」 と、思ったことがある

・公園のフン尿の掃除は、餌をあげる人がします
・猫には専用のフードを、皿にいれて与えて、その後、片付けます
・猫の手術をして (糞尿の臭いが弱くなるという効果もある)、きめた時間帯に
 餌を与え、水を出してあげて、片付けて掃除もするのがマナー

なぜか、この話になると、「うーーん、町内の人が、それを片付けてくれるかな」 というのだ。
そもそも、町内の人は猫に餌やりしないし、ましてや、TNR しないじゃん
と、不思議に思った。

猫に餌をあげる人は、餌皿を使いそれらを片付ける という餌やりに
すこしずつ変えていきたい・・・といっても、
「町内の人たちに、皿を片付けるように頼むのも・・・」 と口ごもる。

この言い方は、過去の駐輪場の管理人の態度に共通している。
猫の餌やりの排除にヤッキになっているのに、餌やりのとき、
ホウキとチリトリを持参する人が現れたとき、
「掃除なら、こちらがやるからいい」 と、言っていたのだ。

この頭の固さ、頑固さの理由がかいもく分からなかった。

それから、29日、EM-ボランティアを散布にいき、ゴミ拾いをしたとき
猫のフンらしきものが公園内にまったくなかったのは、
この日の午後、この町内会長が、公園を掃除したからだった。

しかし、ペットボトルや空き缶はそのままだった。
公園内のフンは拾っても、植え込みの奥へつっこまれたゴミまでは
片付けない掃除だったのだと思う。

そして、29日、この町内会長が、「ネコにむやみに・・・」 という立札の
脚にくくりつけておいた、よろず相談会のチラシを取り外したのだと分かった。



公園愛護会 というものがある。

抜粋

公園愛護会について
公園愛護会は、名古屋市と公園周辺の地域住民のみなさまが協力して公園をきれいに保ち、安全で楽しく利用できるように管理することを目的に設置するボランティア団体です。
現在、市内に約1,400の公園があり、そのうち約7割の公園で公園愛護会が設置されています。

公園愛護会の主な活動内容
月1回以上の公園の清掃や除草
遊具等の点検や異常の通報
公園等の愛護に関する意識の啓発
活動に対する支援
清掃用のゴミ袋などの支給
報償金の交付
 公園愛護会:月額3,000円
 公園特定愛護会:活動面積に応じて月額4,000円から月額10,000円 市民活動保険への加入

つまり、K町内会長のグループは、植田公園の愛護会として活動していて
報奨金をもらっているわけなのだ。
公園特定愛護会 となると、最高1万円の報奨金がでるらしく、
そういう公園は、土木事務所が行う清掃・除草のほかに、会独自で
業者を頼んで、除草などをしてもらっているらしい。
ただし、植田公園は、ごく普通の 3000円報奨の愛護会によって
適宜? 維持されている。



ふーん、報奨金をもらっているなら、今後も掃除をよろしくお願いします。
やっちさんは、毎夜、餌の放置の片づけや、駐車場のフンの確認や
植込みのフン回収を続けているけれど、公園内の清掃は
愛護会の人たちにお任せすることになりました。(#^.^#)

こんな URL もあった。
「どりょくん日記」 ~名古屋市緑政土木局公式ブログ
まったく、バカじゃないの。歌まで作って。キャラクターもあるし
こういうことに税金使って、楽しいの?

今度、天白土木事務所に行くから、あったまにきたら、
「PR ソング、歌ってみなさいよ。税金で作ったんでしょ」 と言ってやる。



「ネコにむやみにエサをやらないでください」 という立札についても
いろいろ分かってきた。これは、また次にあからさまに書きます。

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ザ・看板 「ネコにむやみにえさをやらないでください」2016/11/14 21:46

ザ・看板

コメントありがとうございます
よろず相談会を開くことを告知しており、公園名を伏せることは無意味です
公園名を伏せて、なんとかできるような段階は過ぎています
公園名を伏せたまま、経過、および、行政への抗議を書くつもりはありません



公園には、「ネコにむやみにエサをやらないでください」 という看板が
3本立てられた。

糞尿被害の相談者が、フン掃除をしていることを天白区役所へ
連絡したとき、なんと、土木事務所にその回収したフンのゴミ袋を
取りに来くるよう依頼してください という、回答だったとのこと。

その後、この人は数回土木事務所へ公園のフン尿のことをクレームし、
土木事務所の対応はだんだん雑になっていったらしい。

土木事務所の対応にも嫌気がさし、でも、フン尿被害はあいかわらずで
この相談者自身が、土木事務所に
「ネコにむみやにエサをやらないで・・・という看板を立ててほしい」 と
依頼した。
この人たちは、この看板で効果がでるものと思っていた。

次に、K町内会長も、土木事務所へ看板を立てることを依頼した。
ただ、町内会長は、そういう看板を立てることは、本来の公園ではない・・とは考えていた。
その一方で、公園愛護会として、どうも、この看板は、自分たちの
所有物のように思っているふしがある。
3本の看板のうち、公園の中に立てられた1本には、シールが貼られ、
文字が読めなくなったそうで、その1本だけが撤去された。



10月19日、公園の看板を見に行くと、餌やりの植込みに、1本だけ見つけた。
他にも1本あったらしいが、その1本に、「よろず相談会」 のチラシをくくりつけた。
この時には、「動物の遺棄・虐待は犯罪です」 という啓発ポスターの
写真はまだ貼られていない。

10月29日の夕刻、公園の掃除にいくと、相談会のチラシは取り外されていたが、
この看板の 「ネコに・・」 の文字の上に、啓発ポスターの写真が貼られていた。

いい抗議だな・・と思っていた。
ただ、せっかく 「動物の遺棄・虐待は犯罪です」 という啓発の写真を
貼るなら、看板の左上の空いているところに貼ってほしいと思った。
この、分別 (ふんべつ) も知性もまったくない、文章を晒しておき、それとは対岸にある、
啓発の言葉と比較できるようにしてほしいと思っていた。

ネコに・・・・の上に貼られた写真は、数日後、剥がされた。
剥がしたのは、糞尿の相談をした人たち。
この人たちは、知らないのだ。この啓発ポスターが、環境省作成のもので
どれほどの人たちが関わって制作されたものか・・。
なぜ、たとえば、愛知県警の名前、あるいは、天白保健所の名前が入っているのか。

K町内会長にしろ、この人たちにしろ、自分たちが依頼して立てられた看板は
なぜか自分たちの所有物のように感じている気がしてならない。
相談者の人たちには、「ネコに・・・」 のむやみに看板がどれほど批判の
的となっているか、話しておいた。
この人たちはもう、啓発ポスターの写真を剥がしたりはしない。

ネコに・・・の文字の上に貼られた、啓発ポスターの写真が剥がされたら
つぎは、エサを・・・の文字の上に貼ってあった。
そしてそれは、また剥がされた。これはたぶん、公園愛護会の人たち。
そして、また、啓発ポスターの写真は貼りなおされているらしい。



「ネコにエサをあたえないでください」 という、餌やり禁止看板にすると
動物愛護管理法に違反する。これは法律違反になる。
この看板に、 名古屋市 と名前をいれている以上、公文書と同じ。
公文書とみなされる看板で、国の法律である、動物愛護管理法に違反することになる。

だから、名古屋市の木端役人は むやみに という文言をいれるのだ。
この文言さえいれておけば、動物愛護管理法をかいくぐれると踏んでいるらしい。
浅知恵にすらならない。動物行政に関わる役人としてするべきことは
餌やりを禁止することではなくて、その方法や手立て、ルール作りの
必要性を示し、導いていくこと。
せっかくそれのできる看板を立てる「力」をもっているのに
なぜ、こんな、知性のない分別のない、ただこすっからいだけの看板を立てるのだろうか。

「力」なき正義は無力なり。正義無き 「力」 は暴力なり

動物愛護管理法は、いくら町内会が要望しようが、それで市議会が
餌やり禁止条例を制定しようが、それに立ちはだかる上位法である。

糞尿被害のクレームは多いと思う。
餌やりをやめさせろ というクレームに対し、行政はどう対応するべきなのか?

こんなこと決まりきっている。
そそくさと、看板を立てるのはもってのほか。

『動物愛護管理法によって餌やり自体を禁止できない。餌やりの方法を指導します』 と回答する。

さらに、「動物愛護管理法にも狂犬病予防法にも、自治体の条例にも禁止していないので、禁止できない」 ときっぱり答える。

11月16日 天白土木事務所に陳情に行くことにした。
よろず相談会のチラシを括り付けてから数日後、
不明の着信があり、そのナンバーを調べたら、土木事務所だった。
相談会の前に、ケチをつけられたくなかったから、スルーした。

土木事務所への陳情 (要求し、却下されたら抗議する)

・現在の看板の無意味さ、動物愛護管理法に違反すること
・虐待のおおい公園であるからこそ、環境省の啓発ポスターを立てるべきであること
・「むやみに・・・」 看板を、要望があったという理由で3本も立てながら
こちらの要望を却下したら、それこそ不公平きまわりない対応になること

お願いすること

・水容器を置いてみたが、おおむね、妨害もなく、水もキレイ
(キレイ というのは、異臭のするようなものを混入されていないという意味)
・今後、餌皿を用意し、それを使って猫専用フードを与え、皿を片付ける
という餌やりを進めていきたい
(こちらが、餌皿を用意し、掃除もするから という意味)

まだまだ不定期に続きます

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動物虐待 110番2016/11/16 16:49

動物の遺棄・虐待は犯罪です。

コメントありがとうございます。(#^.^#)
問題の公園の、犬のフンはかなり減りました。
すぐそばのマンション入り口に放置されることがたびたびあった、
犬のフンも、いまではないはずです。
(住人が散歩から帰ってきたとき、犬がウンチしちゃったのに、
 もしかすると、気づかず? 帰宅したのかもしれません)

相談者の二人に、偶然あった仲間は、「最近、公園キレイになりました。
ありがとうございます」 と感謝されたそうです。

でも、この言葉に、こちらは素直には喜べません。



昨日 (11/15)、20時~ 天白警察署を3人で尋ねた。
やっちさん と すみりんさんは、どこの部署をたずねるの? と
言っていたけれど、そんなこと窓口で聞こう! といって、ずんずん入ったら
ちゃんと 「受付」 があって、警察官2名が対応していた。

私たち3人しか、来訪者はいなくて
「植田公園周辺の、猫への嫌がらせや虐待の話を聴いてください」
といったら、「はい、どうぞ」 というから、「ここで話していいの?」 と
と、また聞いたら、(私たち、話が長いんだけど・・・) というのが伝わったらしく、
「いえ、こちらの会議室で、ききます」 といって、部屋に通された。

私たちは事前に、3人で簡単な打合せをしていて、やっちさんは
これまでの深夜におよぶ聴き取り情報をメモに書いてきていた。
私は、11月の猫の TNR 記録を持参した。(鼻キズの猫)

まず、3名の氏名、生年月日、住所などの聴き取りから始まった。

すみりんさんの情報
5年ほど前に、駐輪場とその周辺で、朝の8時~8時半に
通販で見るような、高枝ハサミ のようなものを肩にかついで
駐輪場でそれを振りながら、悪鬼の形相で歩き回っていた男。
この男は、近くのマンションの敷地にある、物置の下まで、その
高枝ハサミみたいなものを突っ込んだり、それで地面をたたいたりしていた。
30代くらいにみえる、その男は、服装もかわっていて、年齢不詳のようでもあった。
すみりんさんが目撃したのは、2回くらい。
とにかく顔つきや目の色などが異質で、怖くて、正視できなかった。

ヒグチの情報
2011年から、駐輪場で10匹以上の猫が餌をもらって、その敷地内にいたが
TNR を進めるにしたがい、どんどん姿を消していった。
もちろん、その男の行動のせいで、猫が姿を消した とはいえない。
駐輪場の管理人も傘で猫をつついていたから、それも原因と思うし、
近くで大掛かりな工事が始まり、騒音も酷くなっていたことも原因と考えられる。

警察官
5年ほど前の話となると、猫がいなくなった直接の原因と断定するための
捜査はもうできないから、これは立証できない。

次に、植田公園周辺の、嫌がらせ、相談会やその後に寄せられた情報を話した。

やっちさん
自身で見た情報と、話しかけてきた人たちから聞いた情報のメモを提示。
警察官は、コピーを取った。

このやっちさんの情報は、今後のこともあり、詳しくは書けない。

警察官は、猫への虐待で逮捕・立件がそうとうに難しいことを説明した。
ここまでの様々な相談に、40分ほどかけてくれた。

そして、「これまで、いろいろなエリアで、TNR をしてきましたが、
これほど狭いところで、こんなに嫌がらせや虐待の情報が
集まったことは、ありません。」
「このエリアは、虐待などの暴力の密度が高すぎるのです」

「私たちは、すぐ逮捕してほしいのではなく、また明日にでも、猫への
 迫害があるかもしれないので、抑止力となるような対応を
 お願いしたいのです。」

そこで、環境省 警察庁の啓発ポスター のことを話した。
この警官は、実物のポスターを見たことがなかったが、
そういうものがあるなら、公園に立てることは許可される と話した。

で、私たちは、明日 (11/16)、天白土木事務所に行くことも伝えた。

天白警察署に、このような具体的な虐待の話を持ち込んだケースは
初めてだ と言っていた。

やっちさんは、植田駅近くの交番で
「100の話より、1枚の写真や動画。それが警察を動かすのに効果的」
と、言われていて、自分が証拠の写真を撮らなくては・・・と思いこんでいた。

そうではない。交番の訳のわかっていない警官の話は間違い。

今後、目撃 (やっちさんのメモに書かれた内容の) 情報のみで
110番通報すればよい

その男がどこに住んでいるとか、傷ついた猫を特定するとか
必要ない。

なぜなら、私たちは、通報することが第一目的なのだから。

動物虐待の裁判を起こすのではない。
虐待の繰り返し、残虐行為の悪化、などを防ぐために通報する。

動物虐待の裁判は、原告になっても勝つことは難しい。
原告になると、科学的な証拠を提示しなくてはならないし、
それが科学的な根拠となることを説明しなくてはならない。

私たちは、動物虐待の裁判を起こすのではありません。
:警察に、「見ました」 と、通報するのです。

そのとき、自分の身を危険にさらしてまで、写真を撮る必要なし。
でも、風貌などをメモに書くことは、自分のためにも必要です。

蛮行をしているはずの男が住むと思われるアパートに、
啓発ポスター A4版 をポスティングしておきます。

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