名古屋市動物愛護推進員 News Vol.38 (H2706.01)2017/01/01 23:53

NDAS ニュース Vo. 38

私は、平成26年 3月22日 ~ 平成28年 3月21日 の2年間、
名古屋市動物愛護推進員だった。

正直、1年経過したとき、辞めようと思って、その旨を、愛護センターの
動物愛護推進員担当の Y職員にメールで伝え、退会する手続きを
問い合わせると、そういう手続きについてはまだ決まっていないようだった。
「本当に辞めたいのですか」 というような、ぐちゃぐちゃしたメールがきたから
面倒くさくなり、あと1年、何もしないで終わっとけばいいと思った。

2年経過した後の、更新しないという手続きは、超簡単で、
更新するか否かのアンケートのような文書が1枚、添付され
それに入力して、返送するだけで終わった。



NDAS (名古屋:N 動物:D 愛護:A 推進員:S) News という、内部広報誌が
不定期に添付メールで送られてきて、それが唯一の連絡手段。

その中で、もっともあきれたのが Vol 38 (平成27年 6月 1日発行)。

この Vol. 38 が添付されたときのメール (全文 原文のまま)

名古屋市動物愛護センター
添付ファイル2015年6月1日 13:19

名古屋市動物愛護推進員各位

この度、NDASニュースVol.38を発行しましたので、送付いたします。

今回のNDASニュースでは、
 ・イベント部会参加メンバーの募集について
 ・第1回イベント部会会議開催について
 ・定期集会だより
 ・飼犬による危害防止強調期間の実施について
 ・猫の飼主募集へのご協力依頼について

の5点についてご案内しています。

この度は重要なお知らせがいくつかございます。

まずは、イベント部会のメンバーを募集します!
例年とは異なり、イベントごとに定例集会で話をするのでなく、イベントだけについて話し合う場を設けていきます。
メンバーになったからといって、会議に必ずでなければいけないわけでもないですし、イベント当日も出れなくてもかまいません。
推進員で運営するイベントでの催しに興味のある方は、まずはご連絡ください!
そして、早速ですが、第1回目の会議を行います。
6月12日10時から名東保健所です。ご出席お願いします!

それからご存知の方も多いかと思いますが、ドーベルマンで事故が起こりました。
飼犬による危害防止の呼びかけを強化します。ご協力お願いします。

最後に、猫の飼主募集のご協力のお願いについてです。
乳のみ猫ボランティア募集の記事を先月お送りしましたが、この季節、猫の収容、飼育、譲渡は一番の課題です。
今、猫の飼主になりたいという方が、0になってしまう恐れがあります。
是非、まわりへの声かけなど、出来る範囲で結構です。当センターの飼主募集にご協力お願いします。

なお、今名古屋市博物館では猫展を行っています。
猫好きが集まる催しだろうということで、土日には推進員の有志の方にご協力いただき、会場に赴き、猫の飼主募集を呼びかけました。
猫展は今週末までです。ご協力いただける方は、ご連絡ください。

今月は、イベント部会会議のほかに、定例集会も行います。
定例集会は6月26日、時間はいつもどおり14時から。
場所は今回はイベント部会と同じく名東保健所で行いますので、お間違いないようお願いいたします。
--------------------------------------
名古屋市動物愛護センター   担当:Y
TEL:052-762-1515 FAX:052-762-0423
a7620380-01@kenkofukushi.city.nagoya.lg.jp
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名古屋市動物愛護センターは、当センターに、「猫の里親希望」 として
登録する人が、ほとんどいなくなっていくという現実だけを重要視していることが明白だった。

愛護センターに出向き、希望者として登録する人が減る・・ということは、
名古屋市内で、毎週末、複数カ所で開催されている、「譲渡会」 へ
市民が足を運んでいる ということ。

そして、その譲渡会で、里子になる猫 (子猫に限らない) が確実に増えている ということ。

もちろん、インターネットの 「ペットのおうち」 や 「ネコジルシ」 などでも
里子になる猫は増えている。

愛護センターは、自分たちのところへ、飼い主希望者として登録する人が
減っていき、その傾向が、ほぼ 「ゼロ」 に向かっているということが
どういう現実を意味しているのか、まったく考えていない。

そして、考えていることは、「愛護センターの保護猫が里子になって減ること」 のみ。

メールでは、それほどあからさまではないが、NDAS には、みっともないほど
あからさまに、「愛護センターの子猫を減らすことに協力して」 と称えている。

そして、センターが保護している子猫が減ることが、殺処分を減らすことだと、愚かにも考えている。
130匹ほど収容された子猫が、100匹になれば、また、30匹近くの子猫を収容するだけのこと。

なぜ、「猫の繁殖季節を迎え、動物愛護センターに収容される猫の頭数がピークに達しています。」
という状況になるのか? 

そもそも、その状況に陥ることを防ごうとする視点が、なぜ生まれてこないのか?

名古屋市動物愛護センター職員の意識を変えるためには、
所長の交代が必要になっていると思う。
同じ人物が、センター長に居座り続けている弊害が大きすぎるのだ。



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