飼い主のいない猫問題 よろず相談会の目的2016/10/27 22:50

1.なぜ、「飼い主のいない猫問題 よろず相談会」 を開くのか?

2.そして、なぜ、天白保健所に参加要請をしたのか?




よろず相談会の開催目的

植田公園の環境を改善したい


そのエリアで、猫が餌をもらい、世話を受けながら、生活を続けていけるようにすることが
一番重要であり、もっとも難しいことであるものの、私たち人間にしかできないことだからこそ、
目標にしたいのです。

猫が繁殖している、危害も加えられている、だから保護して、その場所から
救い出す ということは、優先するべき行動ではない と考えます。

ましてや、自分が保護するわけでもなく、その保護するという苦労の
中身などまったく知らずに、「連れて帰れ」 などと言うのは許せない。

「むやみに・・」 という看板、「ハトに餌をやるな」 という看板は、
すべて、クレームを言ってくる人たちの話しか聞かず、
そこで餌をあげている人たちの意識調査などしたこともなく、
苦情が入れば立てるしかない・・・と思いこんで、立てている。

これは、役所が、多方面の事情を考慮せず、一方的なクレーマーの
利益 (主張) だけのために動いているという、公平であるべき行政が
実際には偏った仕事をしていることを如実に表している看板。

天白土木事務所として、植田公園では、どのような猫の管理方法を
望ましいと考えているのか、
公園の環境維持のためには、猫に餌をあげる人たちが掃除をすれば
現状のゴミほったらかしの環境を改善できる。

餌をあげている人は、責任感をもった猫の世話をできるはずだから
クレームをいう人の暴言を気にせず、しっかり掃除までできれば
こそこそ や こっそり餌やりをしなくてすむはず。

なぜ、植田公園は、ゴミが散らかっているのか?

そのエリアの住人でない人に、その公園をキレイに維持しようという
気持ちはなかなか生まれにくい。
ましてや、植田駅を単なる通過駅として利用している人が餌やりなら、
バスや次の電車の乗り継ぎ時間を気にしながらの、公園の維持はなかなかやりにくいと思う。

11月の第2週から、植田駅周辺の TNR に再び取りかかる。
それの前に、相談会を開き、情報を知り、できれば、協力できる人と
1人でもいいから、知り合いたい。

植田公園は、小規模ながらバスターミナルと隣接しているから
広く見えるかもしれないが、小さな公園なのだ。
こっそり、こそこそと餌をあげる何人もの餌やりは、必要ない。
猫が飢える・・と心配するかもしれないけれど、きっちり掃除をする餌やりさんが
1人、できれば2人いれば、お互いに心強いはずだから
継続していけると思う。

植田駅周辺で TNR を続けてきて思うことは、地域ねこ活動が
根づく町ではない ということ。

でも、今の猫の頭数で、不妊・去勢手術を徹底しておけば
猫の頭数を10匹以下に維持できると考えている。

迫りつつある発情シーズンの前に、TNR をするには 11月がリミット。
相談会を開くために、できる努力はしてきた。
告知もしたし、あとは、どのような内容の相談や話し合いができるのか?
これはもう、私たち開催側にはどうすることもできない。
幸運というものがあるのならば、天に任せるだけ という心境。




「なぜ、天白保健所に参加要請をしたのか?」

天白区役所の区長あてに出した、抗議文をここに公開します。

2016年10月14日

天白区役所   山田 茂夫 区長 殿

天白保健所の 「飼い主のいない猫問題」 への対応に対する抗議文

拝啓 秋涼爽快の候、時下ますますご清栄のこととお喜び申しあげます。
私は、天白区を中心に、名古屋市の猫の殺処分数を減らすための TNR、および、地域猫活動を続けております、「天白トラブルゼロ!?」 の樋口と申します。これまでの活動については、2009年より天白保健所に報告書を出しておりますので、ここでの説明は省略いたします。
 「飼い主のいない猫問題」 への対応として、平成27年1月には、原学区のコミュニティセンターにて、講習会を開き、町内会 TNR へと繋げ、町内会費で 22匹の不妊去勢手術を実施することができました。(天白保健所 生活環境課 にご確認ください)
 その後、猫の繁殖の問題エリアを保健所に複数カ所報告し、その地区でも同様のセミナー開催を要望してきました。平成27年、植田駅周辺の猫問題が再発したため、同保健所の T課長、O主査と面談し、開催を要望したところ、T課長より、「住民から、そのようなセミナーの必要性を訴える声があがってきたほうが、開催につなげやすいため、段取りをしている」 というような説明を受け、その後、いっこうに進捗状況の連絡もなく、さらに、T課長の前赴任先である名東区での評判も調べ、この人にはやる気がないのだろうと思っていました。
 平成28年8月下旬、植田南コミュニティセンターへ、「飼い主のいない猫問題 セミナー (仮称) 開催要望書」 を提出したところ、植田南学区区政協力委員である、Oさんより連絡をいただきました。9月の第2日曜が、植田南学区の月例会議であったが、課題が多く、提出した要望書を審議することはできなかったそうです。しかし、Oさんは、事前に天白保健所へ足を運び、説明を求めたとのことです。そのおりの、T課長の返答を聞き、ここに強く抗議します。
T課長の返答  「昨年は、セミナー開催の話も出たが、今年は何もいわれていない」

 O委員からは、区政協力委員会では、猫問題への発言等はこれまでに出ていないため、まずは、住民のアンケートを取るなどして調べてみたほうがいいのではないか・・というアドバイスをいただきました。Oさんには、これまで再々、天白保健所に要望を出してきたこと、そもそも植田駅周辺の猫の TNR を数年前から継続してきたことなど説明し、天白保健所がまったく協力をしない実情を話しました。
 つきましては、天白区長に天白保健所の対応姿勢を正していただきたく、抗議します。

敬 具

抗議
1.天白保健所は、飼い主のいない猫問題へ、対応を継続していく意志があるのか

2.これまでこちらから再々要望を出してきたという経緯を無視し、O委員に、「猫問題対応」 の必要性を保健所の立場として、なぜ説明しようとしないのか

3.T課長、および、O主査に、市民からの情報を集約していく能力があるのか

 植田南コミュニティセンターでは、O委員のアドバイスを参考に、10月29日 (土) 13時~ 「飼い主のいない猫問題 よろず相談会」 を開催します。
 この相談会で、来場された方々の話を聴き取り、問題点をまとめ、植田南区政協力委員会、および、天白保健所 生活環境課に提出します。住民からの SOS を求める内容に、保健所としての誠実で前向きな対応を求めていこうと思っております。
 そのためにも、前述の天白保健所の姿勢を正し、基本姿勢を示すよう、山田区長からご指示願います。
 この抗議については、2週間以内に、必ず文書にてご返答ください。  ご返答のない場合、名古屋市広聴課へ抗議する所存です。

以 上

同封添付資料
・飼い主のいない猫問題 セミナー (仮称) 開催要望書
・飼い主のいない猫問題 よろず相談会  チラシ

天白トラブルゼロ!? 代表  樋口



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コメント

_ (未記入) ― 2016/10/28 11:53

看板3本は最近建てられた
「むやみに~」です

よろず相談会の広告が
貼ってある1本と公園内に2本

公園内の1本が無くなりました

後はハトに餌をあげるな



犬に糞をさせるな

です


今回で4回目のコメント
投稿ですが
私は植田公園の猫ちゃん達に
2ヶ月関わっていた者です


明日、相談会に行きます

世話を止めてしまった理由…
長すぎて書ききれません

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