逃走ねこ探し -- 42014/01/11 23:12

里親さんのアパートと周辺にポスティングしたチラシ
2013.12.09 ~ 15 捕獲器を終日設置 2カ所 警告書付き

T-にゃんは、夜勤明けの深夜や、出勤前の早朝など、
必ず捕獲器の確認と餌交換に通っていた。
私は、日中の日の当たっている時間帯に上社に行き、
周囲の住宅を歩き回っては、日向ぼっこしている猫を探していた。
(飼い猫だったねこは、深夜は隠れているはずと思っていたから)
その住宅の中に、垣根のとても低い古い民家があり、
ここなら、次の捕獲器設置を頼んでみるのもいいかもしれない・・と
思って、めぼしをつけていた。そんなある日、偶然、
T-にゃんの協力者である、カノウさんに出会った。

彼女は車の運転はしないそうで、昭和区から地下鉄を乗り継いで
本郷駅から歩いてみたら、それほど遠くなかった・・と言っていた。
カノウさんは、まず名東保健所に寄って、捕獲器設置を認めてほしいことや
ねこの保護活動のことなど、じっくり話をしてきたとのことで、
「保健所は、じっくり話をきいてくれて十分話し合えたのですが
 やはり捕獲器設置を認めることは難しい と言われちゃいました
 それから、逃げた猫の連絡は確かにきていて、10月1日でした」

1週間という期限の警告書をどう考えるかは、その人しだいだから
もう、そのことについてあれこれ話しあう気はなかった。
前日、雨が降っため、段ボールや新聞紙を交換して
あたらしい餌を入れながら、ふと、タケダさんのことを思い出した。

1.タケダさんという猫屋敷は、カノウサンが見つけたのですか?
-- そうです。ポスティングのときは、不在だったのですが、
終わったころ、ちょうどお会いしました。

2.あの猫たち、手術していないと、T-にゃんが言ってたけど・・
-- いえ、全頭しているそうです。とにかく30年間、猫の世話と
手術をしてきていて、家の中にもたくさん猫がいるそうです。
でも、「外の猫こそ、いい餌をあげなくちゃだめなの」 と言っていて
夕方から深夜まで、1日3回、外猫に餌やりをしているそうです。
それから、公園でも餌やりをしていたらしいけど、
「公園の猫がいなくなったから、今はやってない」 って。

3.なるほど!! だって、餌やりだけしているのなら、もっと
幼い猫がいてもいいはずだけど、みんな、成猫だものね。
では、ねこを判別するのも確かでしょう?
-- そう、「新しい猫がきたら、私が発見しないはずがない」 と言ってました。
なんせ、1日に3回も餌を替えて、猫を見ているから。

4.あの、高齢であまり外に出ない・・・人ではないの?
-- 違うんですよ。会社の経営者で、外から帰ってきたとき会ったけど
ブランド物の服をばりっときていて、元気でおしゃれですよ。
たいてい、外出というか会社に出かけてるようです。
まあ、家では確かに、高齢者ぽい格好だったけど。

5.だったら、タケダさんからの目撃情報がないってことは、
このあたりにはいないってことなんじゃ?
-- うーーん、私もそうかもしれないな・・と思ったり、
でも、犬の散歩のおじさんの目撃もあるから・・・。

この後、タケダさんがこのまま元気で、ずっと猫の世話を続けてほしい
という話になり、カノウさんの観察によると、タケダさんは独り暮らしではなく
家の中に誰かがいるようだった・・とのこと。

そして、縞模様三毛白が逃げた里親さん宅が、すぐ近くだということが分かり、
その三毛白がこのまま捕まらなくても、食べて生き延びられるような、
餌やり家があるから、そこに望みをもって、妥協することもあり
という点で意見が一致した。
ただし、これは T-にゃんが納得しないだろう とは暗黙の了解。

タケダさんが捕獲器に反対していようが、いまいが、迷子猫の
保護作業には関係ない。
もっとこの人と、温和に話し合って情報を頼むほうが展望を見込める。
私は1週間を待たずに、次の設置場所や今後のことを決めたほうが
いいと思っていたから、T-にゃんにメールした。
すると、「難しいことは何も考えません。」
という、毎度同じような返事で、何度目かのケンカになった。

三毛は T-にゃんが保護し里子にだしたねこですね
だから、主体は T-にゃんでは?
2カ月以上経過してからの迷子猫探しは、何度も軌道修整していく必要があります
それには、情報を適性に正確に集めることも必要です
カノウさんから聞いたタケダさんの話は、T-にゃんから聞いた人物像とは異なるようですね
セイケさんや団体に抗議を依頼するメールの内容も正解とはいえません
いきあたりばったりの捕獲は、逃走直後ならうまくいくこともあるかもしれませんが、今はそんな状況とは思えません
私のいうとおりにするって、捕獲器の置き方のことだけでしょう
他はどうするのですか?
捕獲無理と判断する期日をどう考えてますか?
T-にゃん がやろうとしている、再捕獲、疑問だらけになりました

--- ヒグチさんのいうとおりにすると伝えたし何度も話してやっているのになぜこのメールがくるのかよくわかりません。??

これでもう、逃走猫探しは頓挫になってもいい と思っていたが
私たちのメールやり取りをハラハラして見ていたらしい、イトウさんが
新聞折込の費用負担を申し出たらしく、12/15 中日新聞に
迷子ねこチラシ折込と、ポトスへの掲載が決まった。

新聞折込は、里親さん宅周辺に 2000部、ポトスは写真付きで名東版(無料 12/19)

12/15 T-にゃんは、里親さん宅周辺を散策し
迷子猫らしい仔が、側溝の中を里親さん宅方向へ走っていった
という目撃情報を得たとのこと。
この目撃情報の件も、何度も何度もメールで問い直してやっと判明。

この方は、庭に長毛の猫が2匹いついているとのこと。
確認にいくと、確かに、毛がモコモコでお腹がでっぷりした、
シャムmix と、メインクーンらしいのが2匹、日当たりのよい場所で
ごろ寝をしていた。気の強そうな2匹だから、逃げた三毛白が
ご飯をもらおうとやってきても、追い返されるな・・という気がした。
(だから、走って逃げたのか?)

この人は猫を見分けることができそうなタイプと? と聞いてみたら
返信メールは 「捕獲器に反対の人です」
「もう、捕獲器に反対かどうかは、このさい関係ないっ」 と返してまたケンカ。



逃げた三毛白は、里親さん宅周辺にいるだろうと考えるようになり
逃げこんだ側溝と里親さん宅のアパートの階段下に
捕獲器を設置することになった。(T-にゃんが歩いて決めた)

それで、アパートと周辺に20枚のチラシを配布し、
それから連日、捕獲器を設置したが、突然の豪雨もあり、
アパートの階段下だけに設置することに変更した。

このアパートでは、誰も新聞を取っていないことが、後日判明
(イトウさんがまたハラハラして、新聞店に電話してくれた。)

このころ、里親さんの母親の方からのCメールが、突然、転送されてきて
お母さんがとても心を痛めているのがよく分かった。
なぜ、T-にゃん があれほど、この里親さん家族を敬遠するのか理解できなかった。



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