餌やりさん、今日もとんちんかん2014/01/28 20:12

モモさんから予約を譲ってもらえた、1/29 (水)

この日、保健所経由で、餌やりおばあさんに相談された、
ねこの捕獲に挑戦することにした。
あまり早く連絡しても、日にちを忘れてしまうと思って、
1/27 (月) の16時ごろ、連絡を入れた。

1/29 に、しっぽ動物病院の予約を譲ってもらったこと
1/28 の夕方の餌やりのときに捕獲にいくこと

夕方の餌やり時間を聞くと、なかなかはっきり答えない。
こういうところが分からない。「明るいうちは行けない」 などと言うだけ。
で、17時ではまだ明るい・・・というから、17時半 という約束をした。
さらに、猫たちはまず、以前の餌やり場所の駐車場にくる ということが分かった。
その駐車場に来ていないときに、小高い公園まで行くらしい。
そして、さかんに 「母ねこが気が弱くて、オスねこがくるとすぐ逃げる」
というのだった。そりゃ、そろそろ発情シーズンが近づいて、警戒しているのでは?

本日、1/28 (火) 17時20分ごろに駐車場に行くと、
丸々とした、白キジと白茶 がいて、白茶がさかんに鳴いていた。
たぶん、どこかで飼われている猫だと、餌やりさんが主張していたねこが
その白茶だな・・と思った。家ネコといえるほど毛並みはきれいではなく
にゃお、にゃお と鳴くものの、近寄るとすぐ逃げていく。

丸っこい白キジは 「すごくおびえている母ねこ」 という情報とは
違うように思えたが、なんでも捕獲してやろ と思ってトラップをしかけた。

白キジは、私の車を見にきたり、側溝に隠れたり、民家の壁にひっついたりして、
けっこう、逃げずに、そばにきていた。

餌やりさんは、「明るいうちは人目につくから、暗くなってから・・・」 と
すぐ自分の都合やら希望やらを主張してくるけれど
捕獲する側にとっては、明るいうちでなけりゃ、ねこの区別が難しいのだ。
捕獲器を設置して、待機しているのを見られるのはいいことだと思っている。
話しかけられたら、それこそ説明したり、情報を聞いたりするチャンス。

1/28 17時半を過ぎても、餌やりさんは現れない。
すると、パーンという音がして、白キジがダッシュして逃げるのが見えた。

「ゲー、白茶が入ったかな? ま、いいか。TNR しちゃお」 と思って
捕獲器を見ると、白キジの母ねことよく似た模様で
やや長毛の、若い顔立ちのねこが入っていて、暴れていた。
耳カットがあるかどうか見たけれど、無し。

車に運び、餌やりさんに電話したが、留守電になっていた。
まったく、いったいどこに行っているのやら。
留守電に、「やや長毛の猫を捕獲しました。」 とメッセージを入れて
餌やりさんの家に近い、サークルK に行ってみたが、途中、すれ違うこともなかった。
捕獲成功を祝って、プリンを買って帰った。>^_^<



帰宅してみると、餌やりさんから再三着信が入っていたことが分かり
かけなおしてみたら
「今日は急に捕まえたんでしょ」 という。

「いえ、明日が手術だから、今日が捕獲です。
 昨日電話しましたよね」 と、もう最初から怒りの返事。

「えー、29日だと思ってたんだわ。17時35分に家を出て
 餌やりにいったら、一番可愛がってる子ねこだけがいなくて
 心配して探してたんだわ」 とのこと。

やっと、捕獲した仔が、白キジ母ねこの、子どもだと分かった。
「いっときますが、私は平日の朝の6時に、捕獲には行けませんからね。
次は、2月5日ですね。だから、前日の4日、17時半ごろに
 捕獲に行きます」 ほとんど怒鳴ってやった。

「その仔は、だれか可愛がってくれる人にもらってもらえないだろうか」
と、聞いてきた。
「それは、ム●● さんが、自分の家で世話をできるなら、
 里親さん探しの譲渡会に連れて行くこともできます」

「それは、どのくらい? しばらくの間?」

「いいえっ、里親さんが見つかるまで。1カ月以上になります」

すると、家が 1DK だから猫をいれると歩けなくなるから無理 という、
返事だった。(想像したくない・・・)

そして、「ほんとは母ねこを捕まえてほしかった」 というから
「その母ねこは、次に狙うんです」 と言っているっというのに

「じゃあ、5日の予約はキャンセルはすればいいの?」 というのだった。

「違いますっっっ。4日に、母ねこを捕獲して、5日に手術です」

この餌やりおばあさん、猫ボランティアは怖い人ばかり・・と言うだろう。

さらに、餌やりおばあさんの決まり文句も出た。
「私、身体が本調子じゃないから、いつまで餌やりできるか不安で・・」

「そうですか、今日捕獲した仔は、木曜日の昼過ぎに戻しますから
 その後の餌やりよろしく」

この人には言うつもりはないが、白キジの母ねこはまん丸。
白茶もでっぷり。だから餌をあげている人か家は他にもある。
黒ねこのきょうだいも、餌やり場所に来た というから
この駐車場で、しばらく捕獲を続けることにした。



2011年7月~8月に、すみりんさんと捕獲した、旧中華店の子ねこたち。
その子ねこたちのパパらしき、グレー白のりっぱなオスがいる。
最近、そのパパねこ (私たちは、ミルキィパパ と呼んでいる) を
見かけなくなってしまったが、今日捕獲した、やや長毛白キジは
まぎれもなく、ミルキィパパの血筋。
まだまだ、ご健在らしい。うれしくもあり、ため息でもあり・・・。



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