元八事の TNR -- 終了2014/01/15 23:04

ずっと庭で世話をしてもらえるねこ 5匹
2013年11月に、保健所経由で、庭で世話をしているねこたちの
TNR 相談を受け、12月から取り組んだ、親子ねこ 4匹+1匹

2014年1月8日 最後に残った母ねこの捕獲失敗
捕獲器に手術済みのねこたちが入ってしまい、母ねこの警戒心は
ますます強くなっていった。
この日から、捕獲器のトラップを無効化して、その中に餌皿を置き
どのねこが食べてもいいから、捕獲器の中で食べることを
母ねこが見て覚えるように仕向けた。

母ねこが妊娠してしまうとますます警戒心が強くなる。
別の動物病院を予約し、依頼者へ連絡した。

「急ですが、14日手術の予約を取りました。13日捕獲です。
 捕獲器の紐を外して仕掛けてください。
 12日から全匹餌抜きし、捕獲器のなかにだけ餌を入れてください。
 袋をかぶせるのもやってみてください。」

依頼者より
「わかりました。今日から餌抜き、了解です。」

1/12 餌抜き開始

「14日のタイムリミットは、11時です。それまでに捕獲できない場合、
 必ず、メール願います。」

依頼者より
「了解です。何度も同じ仔がこりずに入ります。
 そのうち、あの仔が入るといいです。」

1/14 (火) 9:55 依頼者から電話
「お母さんねこ、入りましたっっ」
「すごい、すごーーい。ついにやりましたね!!!」

11時ごろ、母ねこが中で暴れる捕獲器を受け取りに伺うと
状況を話してくれた。

・この方の敷地内に、義理の母親の別宅 (離れ家) があり、そこにご飯を運んでいる。
・母ねこ以外のねこたちは、この方の後をついて、その離れにくる。
・14日、急に思いついて、手術済みのねこたちをどんどん、その離れに入れた。
・庭には、母ねこだけになり、ようやく捕獲器に入った。

義理のお母さん、急に家の中にねこが何匹も入ってきて驚かれたかもしれない。>^_^<
でも、これまで何度も何度も失敗してきたのはムダではなかった。
人間は工夫できるのだ。\(^o^)/

そして、「今度時間のあるときに、ケーキ食べてお祝いだ」 ということになった。
その日、母ねこの術後迎えに行こうとしていたら、シマザキさんから
別件で電話があり、母ねこ捕獲成功の報告ができた。
連敗のことも話していたから、シマザキさんも万歳だった。
そして、いつになるかまだ未定だけど、今回の依頼の方と
3人でお茶しましょう ということになっている。

この5匹、とくに、グレートラと、キジトラ3匹はよく似ている。
グレートラがパパなのか、それとも、同じ血筋なのか・・・。

母ねこは、即日のリターンだったが、捕獲器からゆっくり出ていく姿は
何やら貫禄を感じた。
依頼者の方から 「食欲もあり元気です」 というメールがきている。

次は、新たな TNR 依頼に取りかかります。



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