逃走ねこ探しに協力 -- 12014/01/09 01:07

2013年11月27日 T-にゃん からメールがきた

今日 私の里親の高●●●さん宅に2匹目希望の猫を連れて行ったら、1匹目お渡しした三毛猫が窓から逃げてしまったという。誰かが窓を開けて自分達も被害者だという。窓に対策しないんですか?と聞いた。何もなされてなかったから。今回連れて行った子はきじ白子猫なんですが、以前から御希望されていた。3ヶ月前に逃げてしまったというからいつでも私に逃げてしまった事を報告できたのに報告ありませんでした。以前お渡しした三毛猫は実家におられたので実家に連れて行ったんだけど、対策ないならお渡しできないと言うと私の悪口ばかり言い出して、言っている奥さんは急に逆ギレしたりおそらく精神疾患ではないかと思います。逃げた三毛猫ですが、もう逃げて3ヶ月経っているそうなんですが、逃げた高●さん宅近辺を探したほうが(捕獲器仕掛けたほうが)いいと思いますか?くじけそうです。今回連れて行ったきじ白は私宅に連れて帰りました。
高●● 現住所 名古屋市名東区上社~
御実家は 名古屋市名東区貴船
子猫を探しているのでまた逃がす可能性あります。御注意ください。謝罪は全くありませんでした。逃がされてしまった猫です。


あーあ、またか・・・と思った。T-にゃん から、ブラックな里親情報として
『逃がした』 というメールがくるのは、1年間にこれで4件目。

逃げたねこを探そうとしない里親は最悪。
ちょっとした不注意から逃げてしまうことは珍しくない。
ただ、その後、懸命に探すかどうか が重要なのだ。

T-にゃん に、迷子ねこのポスティングに協力してもいいというメールを返し、
1.手書きの迷い猫探しのチラシを配布する
---- キレイに作るより、危機感をもってもらえるような手作りチラシがいい
2.新聞折込やポトス掲載 (迷い猫の場合は無料)
3.保健所や警察、愛護センターには知らせたのか?
4.逃げたねこは、実家に戻る可能性はないのか?
5.実家にいたのはどのくらいか? 転居したのはいつ?
6.逃げたねこは、手術してあるのか?
というようなことをメールに書いた。

保健所と警察には知らせてあること
里親さんとは絶縁にちかい言い争いになったらしく、
5.と 6. については不明。でも、手術していないと思う との返事
さらに、実家に戻ることはない とも書いてあった。

実家で飼われていた期間と転居してからの期間と、どっちが長いか
は、重要だと思ったが、住所を調べてみたら、実家と転居先は
1km 以上の距離があり、これは戻らないだろうな・・・と思った。

その後、迷いねこチラシ作成をしているらしく、
「里親さんが写真を送ってくれないから、電話してみてくれませんか」
という、メールがきた。
彼女は、すぐ電話番号をメールしてきて、連絡を頼んでくるのだ。
もちろん無視した。これまでの関わりのなかで、何かを引き受けると
すぐエスカレートしていくことはいやっというほど分かっていた。
人の電話番号を、相手に無断で知らせてくることにも疑問をもっていた。

●逃げたねこは、メスだから、行動範囲はそれほど広くないはず
●しかし、不妊手術していないとなると、里親さん宅の付近にいるとはかぎらない

疑問に思うことや、きちんと確かめておくことや、たくさんあるのだが
これを T-にゃん に質問すると、「代わりにきいてください」 となるのだ。
前途多難な、生存も不確かな、迷子ねこ探しが始まった・・・。



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逃走ねこ探し -- 22014/01/09 23:31

迷子の縞模様三毛+白  右側は子ねこのとき
2013年12月5日
迷子ねこのポスティングをしたとのことで、目撃情報を得たらしい。
場所は上社小学校と名東土木事務所の間の路地
捕獲協力のメールがきたから、了解した。
名東警察と愛護センターには連絡済みとのこと

12/08 の夜、T-にゃんは、目撃情報付近の、小学校に隣接する
公園の植え込みに捕獲器を仕掛けた。(チェーンカギ付き)

T-にゃんの直前メール
捕獲器は私のOKです。もし必要なら2人聞いてみてもいいです。目撃現場近くに タケダさんというお婆さんが外の子達にも沢山餌やりしている人がいて、カノウさんが捕獲に協力して貰えないか?と最初はいいよって言っていたのに、外の子達が捕獲器に入ってしまう事に我慢ならないからやるなと言い出し、チラシ配り手伝ってくれたカノウさんまで食べれるのだから、もう外の子にしておかない?と言うの。タケダさん、カノウさんや目撃情報くれたイシイさんにまで電話して捕獲器やるなと言うので、私は捕まえて三毛を保護したいのでタケダさんからの電話を着信拒否にしました。私が400部作成してまいたチラシもヒグチさんに送りましょうか?チェーンあります。捕獲器もう1台聞いてみます。

あーぁ、また、イシイさんとかいう情報提供者の電話番号を
タケダさんて人に伝えたのか・・・と、暗澹たる気持ちになった。
だいたい、私は、カノウさんという、T-にゃんの協力者の方には
会ったこともないのに、そのようなことはお構いなしなのだ。

このメールには、「手術していないメスねこを、そのままほっとくのはまずい」
と、返信しておいた。(後日、手術済みであることが判明)

12/09 朝の9時に現場で待ち合わせの約束。
T-にゃんからは、しつこく場所の説明メールがきてうっとうしかった。
上社小学校と分かっていて、迷うはずがない。

T-にゃんはめずらしく、待ち合わせに遅刻してきたから、30分ほど
隣接の公園を歩き、周囲の町内を歩いてみた。
T-にゃんが昨夜に設置した捕獲器はすぐ分かる場所に置いてあり
中は空っぽだったから、「捕獲器は空、失敗」 とメールしておいた。

町内をあるいたら、「あ、あのねこだっ、いた!」 と思うねこを発見。
とても若くて毛並みの良い、ねこが側溝のそばにいた。
近づいたら、側溝に走りこんで逃げてしまったが、その間、
毛並みをよく見ることができた。
その猫は、白い部分は、逃げた三毛に似ているが、キジ模様だった。
身体付きから、どうやら、オスと思える、そのキジ白が走った方向を
見当つけて歩いていくと、再び、側溝から出てて、タケダさんという家の
3軒左隣の家に入っていき、堂々と、勝手口に置かれた餌を食べていた。

確かに健康的で、太っているわけではないが、しっかり食べているな・・
という感じ。タケダさん以外にも餌を敷地内に置いている家はあるわけだ。
タケダさんは敷地も広く、その中に様々なねこハウスを置いてあった。
そして、ちょっと太った、それほど若くはなさそうなねこたちが
てんでに、お気に入りのハウスに入っているのがよく見えた。



T-にゃんが到着し、まず捕獲器の設置場所を探しながら公園を歩き、
ねこが通りそうな、潅木と小学校のフェンスの間に1台設置し、
自転車用のチェーンロックをかけた。
捕獲器には、迷子ねこチラシを貼り付けた。
T-にゃんは、「ねこが入ると思っていたのに・・」と、しきりに残念がっていた。
そこで、目撃した、キジ白の話をして、餌をもらえる場所は複数あるはずと言ったら
「えー、タケダさん以外にもあるの」 と驚いていた。
どうやら、ポスティングは、カノウさんが1人で行ったらしく、
T-にゃんは、まだ散策はしていないようだった。

さらに、目撃情報を寄せてくれた人は、犬の散歩の途中でねこを見かけて
おいで、おいでをしたら、わりと近くまで寄ってきて後をついてこようとした・・
との話だったけれど、「迷子の三毛と、キジ白を間違えているのでは?」
と聞いてみると、「オジサンは、三毛猫なら分かる と言ってた」
というのだ。

・迷子のねこは、三毛というより、三毛の縞模様があってさらに、白い部分もある
・近所に、白い部分がよく似ているキジ白がいる
・犬の散歩は20時ごろなら、暗くて、三毛かキジかはっきりしないのでは?
・イシイさんという人は、ねこの模様を見分けられるほど、ねこを知っているのか?

という疑問 -- 当然、確認しておくべきこと を、T-にゃん に聞いてみたら
「分からない。電話番号を言うから、直接イシイさんに聞いてみて」と、
あー、やっぱりな という返事だった。

この迷い猫探しの主体 (主役) は、T-にゃん なのだ。
だから、私は関係者に代理で問い合わせることは決してしない、
と決めていたから、その頼みは断った。

私自身、夜の公園にやってきた新顔のねこの模様を見間違えたことがある。
暗くて、白い部分は分かるものの、模様が三毛なのかそれ以外なのか
分からなかったのだ。
すぐそばで餌をもらってパトロール? しているキジ白がいることもあり
イシイさんの情報は不確かなように思えてならなかった。

次に、タケダさんの話になり、多数のねこに餌をあげているから
その家にねこが集まるだろうし、目撃と判別は、タケダさんのほうが
頼りになるのではないかと思っていた。

「タケダさんて、手術しているの? タケダさんからは情報ないの」と聞くと、
「餌やっているだけで、手術していないと思う。それにおばあさんだから
 家にこもっていて、そんなに外にでかけないから、ねこを見ていない」
というのが、T-にゃん の答えだった。

後から、これは、『捕獲器設置を断った人』 という悪印象から
T-にゃんが独断で言っているだけのことだと分かった。
そもそも、あれだけねこがいる人の家に、捕獲器を置いてもしょうがない。

その後、土木事務所の路地に面した、壁の隙間に、ちょうどよいスペースがあり
2台目の捕獲器をそこに設置した。

私は、最初から、小学校には捕獲器を設置したことを話しておくつもりだったから、
T-にゃんといっしょに校門のインタフォンに向かった。
T-にゃんは、気がのらないようだったけれど。

そして、そこから、トラブル連発、ケンカ連発、捕獲はスカ連続・・・となるのだった。



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