10／24 は、台風の警告が天気予報でさかんにさけばれていた。
風雨の中の捕獲はまず無理。

すると、「アイラの会」 から捕獲をあきらめるから、１匹譲る
という、メールがきた。すぐさま倉庫の親子ねこを捕獲することに決めた。

社長に電話をすると、いつでも OK とのこと。
雨の降らないうちに・・・と、１６時ごろ伺った。
倉庫には、確かに、５～６カ月くらいの若いねこが、４匹いた。
１匹は外に出かけている　らしい。
女の子っぽい、可愛い顔のキジトラが２匹、
すばしっこそうな、黒の男の子らしいのが２匹。

母ねこはいませんね・・・と話していたら、社長さんが
「おっきた。あれあれ」 と指をさして教えてくれた。
たしかに、２才くらいのしっかりした体格のねこが
ゆっくり倉庫の奥からやってきた。とたんに、子ねこの声。

社長さんが、「１週間くらい前に産んでるみたいなんだわ」 と
間に合わなかった・・・という表情で話してくれた。
そうかぁ、動物病院のキャンセル待ちなどせず、
別の病院の予約を取るべきだった。

子ねこの、ぴゃぴゃ声はだんだん大きくなり、複数いるのが分かった。
「どこらへんにいるのでしょうね」 と話していたら、奥さんらしい女性が
「あっあそこ。顔を出してる」 と、指で示してくれた。
すると、まだ目の開いていない、黒っぽいチビっ子が
段ボールから顔を出して、必死に鳴いていた・・・。
母ねこは、ビクともしない。

捕獲器を仕掛けると、すばしっこそうな黒の、どうみても 「男子!!」
という若いねこがすぐ入ったが、この仔より、もう少し大きい仔を
狙うことにして、その仔を解放した。
母ねこが入ったらどうしようかな・・と思ったが、
さすがに用心深く、捕獲器の中に入るものの、トラップを踏まずに
出てしまった。
そして、事務所で、今後のことを相談していたら、
ちょっと身体の大きい、これもオスでは？ というねこが入った。

社長さんが車に運んでくれて、「費用はかかってもいいから、
他の動物病院にも予約をいれてください」 と頼まれた。

パパねこは、黒の大きなオスらしいが、母ねこが出産したからか
姿を見せなくなったという。
数年前に、まだ若いねこを捕まえて手術し、倉庫に戻したことがあるそうで、
そのときの動物病院は、１週間入院して２万だったという。
そして、倉庫に戻したねこは、どこかに行ってしまったらしい。

母ねこ、若い子ねこたち　５匹、戻ってくるかもしれないパパねこ　１匹
母ねこが育てているちびねこ　複数。

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台風がくるから、捕獲できたねこは、前泊することにして、
24日の夕方、動物病院に運んでおいた。

10／26　　16時、リターンの迎えにいくと、捕獲器の中で
妙に静かに座っていた。捕まえたときは、捕獲器の中から
ツメを出して、盛んに抵抗していたのに・・。

倉庫に戻しに行くと、社長さんが待っていてくれた。
去勢できた若い黒 (鼻筋白) ねこは、一目散に倉庫の奥へ走っていった。
「子ねこは、どのくらいになったら、餌を食べるかね？」
と、心配そうな顔で聞かれた。

それから、捕獲のときいなかったのは、メスの黒猫で
どうやら妊娠している・・・という。
段ボール箱のなかで、じっとしているのが見えた。
パパねこは今日も帰ってこないらしい。

今後の TNR 予定

10／28　　捕獲　⇒　10／29　手術＋リターン夕方迎え
　オス・メス　１匹ずつ予約確保 (妊娠している黒猫最優先)

10／29　　倉庫にリターンさせて、次の子たちを捕獲
　オス・メス　１匹ずつ予約確保

10／30　　２匹手術＋夕方リターン迎え

11／13　　母ねこ捕獲目標、失敗したらどの仔でも可
　　14日手術　　15日リターン

11／27　　１匹捕獲目標、子ねこたちを保護して里親さん探し
　　28日手術　　29日リターン

成ねこ　２匹 (パパねこ含む)、若いねこたち　５匹
まずは、どうぶつ基金のおかけで、TNR をスタートできた。

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＝ねこ会＝ (11／４)

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私たち 「天白トラブルゼロ！？」 は、公益財団法人どうぶつ基金（佐上邦久理事長）が主催する「さくらねこ不妊手術事業」の協働ボランティアです。
今回２０匹以上（名古屋市緑区・昭和区・千種区・天白区）のさくらねこ不妊手術事業を行うにあたり、公益財団法人どうぶつ基金から９頭の不妊去勢手術費全額を負担していただきます。
公益財団法人どうぶつ基金に寄付をしていただいた皆様に心より感謝申し上げます。ありがとうございます。

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