昭和区 捕獲器拝見訪問 所感など2013/10/24 13:54

捕獲器について、確認と活動の説明、今後のことなどを
話し合ったとき、いろいろ考えることや疑問に思うことがあり、
今後のために、備忘録しておきます。

その1

管理会社の支店長さんに、「天白区で TNR をしています」 と、
簡単に自己紹介したとき、支店長さんは、TNR という言葉を
まったく知らなかった。

疑問点、というか、まだまだだな~ と思ったこと
・捕獲器について説明したというが、動物愛護法違反のことだけを言ったのだと思う。
・本来、何のために、捕獲器を使っているのか?
という点を説明すれば、おのずと TNR活動の説明につながるはず
・これを保健所も、愛護センターもしていない。
・さらに、支店長さんがこの活動を知らなかった ということはなぜ?
という視点で、ヤマグチさんやタカシマさんに考えてほしい。

その2

管理会社が設置した捕獲器に入ったのは、飼い猫とのこと。
保健所から捕獲器問い合わせの電話があったという話を聞いたとき、
前述の2人は、「近所の、室内飼育をしていない家のねこ」 だと私に話している。
それで、室内飼育の注意や指導をその飼い主にしたかどうか、
ワデさんへのクレーム電話のときに確認したら、愛護センターから1度
保健所のキトウさんから2度、説明してある とのことだった。
私も、飼い猫であれば、手術してあるだろうと思い込んでいたから
クレーム電話のとき、手術について確認することを忘れてしまった。

しかし、管理会社での話し合いが済んで、ねこの繁殖エリアへ
向かっているとき、「捕獲器に入ったねこの飼い主」 について
ワデさん、タカシマさんが話しているのが耳に入ってきた。

どうやら、賃貸住宅の住人らしく、男性で、室内飼育はおろか、
去勢手術もしていないらしい。
そのため、複数の飼い猫たちが戻ってこない・・・というような
的外れのクレームをつけてきた というのだ。

疑問点、というか、まだまだだな~ と思ったこと
・近所で飼い猫を外に出している人  と、確認しもしないで決めつけて思い込んでいる点
・では、捕獲器はどのように返還されたのか?
(保健所は、飼い主が返した  と説明していたけれど)
・飼い主本人が返還にいけば、ペット飼育禁止に違反している住人であることが
通常、管理会社にバレル と思うのだけど。
・保健所は、室内飼育だけでなく、手術の必要性を説いたのか?
・愛護センターは、職員によっては、手術のことまで説明しているとは思うが、不明
・室内飼育+不妊去勢手術の指導 という点を、今後も保健所に要望していけるのか?



昭和保健所にねこの手術相談の連絡をしてきた、女性は
その後、タカシマさんに連絡をしてきた。
タカシマさんがそのお宅に伺うと、びっくり仰天。
1カ月すぎくらいの、シャムmix ぽい子ねこを、その相談者が
保護していた という。それで大あわてで私に電話をくれた。

さらに、その相談者は、子ねこの保護ができない などという。

動物病院に連れて行き
・ツメ切り、耳洗浄、レボリューション
・風邪治療 (その後の写真によると、白濁あり?)

子ねこを保護した人には、その本人に世話を頼むこと
安易に引き受けることが、相談にのる ことにはならない
しばらく世話を頼み、その間に預かり可能な人を探す

もう、私も協力者のタカオカさんも、子ねこを引き受けることはできないし
その気はない。



この相談ケースには、余談があり、相談者は以前にも手術を頼んでいて、
そのときは、天白区のボランティアさんが協力した という。
それで、その人の名前、どういうツテで知ったのか?
そのときに TNR したねこは、いまどうしているのか?
などについて、タカシマさんに確認を頼んだ。

すると、そのボランティアさんは、当初、ナカムラという人だと
電話で言っていたけれど、確認をしてくれたら、まったく違う名前で
その人は、確実なボランティアさんだった。

とにかくこういうことが多すぎる。
昭和区で TNR をしている人がいたら、会って情報交換をしたい
というのが、タカシマさんやヤマグチさんの希望。
そのような人がいれば、まっさきに、正確な名前を知りたいはず。
それは、こちらも同じ。誤った、不確かな情報では振り回されるだけ。

何か情報を得たら、その裏取りのために現地調査すること
これは、私も身にしみて実感している。

ねこの繁殖などの件で困っている人が、保健所に相談する
⇒ 保健所がボランティアに連絡をくれる
(保健所は、どの動物病院がいいですよ なんてことは言えない)
⇒ ただし、保健所は、手術費用や必要事項を説明しておいてほしい
(これが、役所側のサポート)
⇒ ボランティアが、相談者をサポートする

ボランティア活動は、役所をサポートするのではなくて、
困りごと相談者をサポートする。
でも、ボランティアは、断じて御用聞きではないから、
「何でもやります」 「困ってませんか」 などのようなピンポン訪問はしない。

ボランティアが役所に頼むとき
多頭飼育崩壊や、無責任繁殖などの家を説得に訪問したいとき
こういう飼育者は、まず保健所の会議室にはやってこないからだ。



昭和区の町内 TNR については、搬送協力は惜しまないが
ちょっと、(かなり?) 腹が立ってるから、静観することにした。



=ねこ会= (11/4)



私たち 「天白トラブルゼロ!?」 は、公益財団法人どうぶつ基金(佐上邦久理事長)が主催する「さくらねこ不妊手術事業」の協働ボランティアです。
今回20匹以上(名古屋市緑区・昭和区・千種区・天白区)のさくらねこ不妊手術事業を行うにあたり、公益財団法人どうぶつ基金から9頭の不妊去勢手術費全額を負担していただきます。
公益財団法人どうぶつ基金に寄付をしていただいた皆様に心より感謝申し上げます。ありがとうございます。

どうぶつ基金

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