緑区 TNR 4月~7月 餌やりさんに会えた2013/08/01 14:23

キジトラ (メス)、白黒まだら (メス)、黒白 (オス)
緑区の TNR をよく調べたら、妊娠していたキジトラ1匹 (4月) のみだった。
7月18日 -- 白黒まだらのメス 1匹
7月25日 -- 黒に白が少しはいっているオス 1匹

これで、4月~7月 TNR 3匹 (去勢・不妊・堕胎)
手術費用は合計で 17,350円
Kuga-san 経由でいただいた、支援金を充当させていただきました。
M.H.さま、H.S.さま、本当にありがとうございました。

7/24 20時前に、捕獲場所に到着したら、ねこたちが待っていて
空腹になっているらしく、「みー、みぃー」 鳴いて寄ってきた。
それで、この前手紙を置いたから、餌やりをやめたのか?
と、ちょっと不安になったが、ねこたちは、捕獲器を見ると
さっさと逃げていった・・・。

餌のプラトレイは空っぽで、この前のリターンのときに置いた、水皿も
空っぽだった。
ねこたちは、逃げ去ったのではなく、物陰にいるのが分かった。
網の柵のそばに、捕獲器を置き、時間がかかりそうな気がして
自動販売機で缶コーヒーを飲んで待っていた。

すると、資材置き場の事務所らしきところに向かう人がけを発見。
「餌やりだっっ」 と分かり、缶コーヒーをもったまま、走った。
「すみません、すみませーーん」  その人影は男性だった。

「あの、この前、餌のところに手紙をおいた、●●● です」 というと
「はい」 という、感情のこもらない返事がきた。

ねこが増えないための TNR であること
手術が済んだねこを、ここに戻すから、餌やりを続けてほしいこと
などを話すと、「ああぁ、それは大丈夫です」 と、やっと声がゆるんだ。
そして、その人から経過などの話を聞くことができた。

数年前まで、この資材置き場に接する住宅に住んでいて
増えていくねこを捕まえたら、家にいれていて、一時は14匹になった。
しかし、野良育ちのせいか、あまり長生きしなかった とのこと。
現在は、引っ越しているが、資材置き場の大工さん? に
餌やりを続けることを、なんとか認めてもらっている とのこと。

そして、その人 (夫婦) たちも、ねこの手術をずっと続けていて
現在も、転居先にいるねこを捕まえたら、手術している。
しかも、その病院は、わたしたちがお世話になっているところと同じ!!

そうだったんですかーー、という話になり、転居先の住居では
成ねこが、6匹になっている話や
その動物病院の予約がすぐいっぱいになる話 などをして
意外にいろいろ気があった。(*^。^*)

その人は、あらかじめ予約はしないで、捕まえられたら電話して
なんとか優先して入れてもらっている というのだった。
どうやら、その動物病院とのつきあいは、私たちより長そう。

資材置き場で、子ねこが生まれていることも分かっているが
すぐ逃げてしまうため、捕まえられないこと
すぐ近所の方から、苦情を言われたことがあり、餌やりの時間を
遅くしていること
ねこたちは待っているから、餌やりをやめることはできない
だから、今後も餌やりに通ってくること

私が置いた、水容器も気がついていて、「協力者かな とうれしかった」
と、話してくれた。
これで、ここの TNR 後の餌やりに不安はなくなった。
触れるねこなら、捕まえて家に連れて帰りたい・・・とも言っていた。

苦情をいうお宅もなんとなく分かったから、TNR のポスティングは
重要だと思った。
自宅のパソコンは相変わらず不調で、おまけに、プリンタもエラー
8月はポスティング資料作成の予定が、大幅に狂ってしまった。

緑区の TNR は、9月から再開する。



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ねこ相談あれこれ2013/08/02 11:00

丸投げしてきたり、御用聞き扱いしてきたり・・・と
腹のたつ相談もあるけれど、そうではないケースが続いた。

2008年、それまでの TNR ねこの写真と簡単な説明をズラーっと
並べたチラシを作って、新聞折込をした。約3000部
中日新聞のみ。住んでいる町内の学区とその周辺を網羅できた。

その折込をするときは、ちょっと勇気がいったけれど
苦情の電話はゼロ。まったくなかった。
町内ポスティングは、延べ2000枚くらいになっているが
これまた、苦情の電話がきたことはない。
もちろん、クレームを言われることはある。
でもそれは、公園でえさやりをしているとき、直接言われる。
だから、顔をあわせることもできるし、なにがいいといって
面と向かって言い返すことができるのが、一番いいと思う。

そして、その新聞折込が、その後、様々な実を結んでいる。
その一つに、子ねこを捕獲したいという相談を受け
捕獲器をもっていったら、チラシを見た方と分かり
その方もずっと前から、TNR をしている人と知った。
こういうケースは、その後も続いたけれど、第1号の方から
今年 (2013年) の5月ごろ、久しぶりに電話があった。

・名東区の知り合いが、近所でねこに餌を与えているひとに
 手術の説得を続けている
・子ねこも生まれているが、まずは、母ねこの手術を優先する
・捕獲できたら、病院を紹介してほしい
・子ねこがいた場合は、里親さんを探したい

というような内容だった。
その人は、これまでもそのような繁殖の相談を受けると
数人で訪問し、説得や協力をしてきた とのこと。
そして、協力するかどうか、子ねこをひきうけるか否か・・・は、
面談してから決める と話してくれた。

今回、餌やり者を訪問する時間がとれず、名東区の知り合いに
任せているため、病院の紹介を頼みたい  とのことだった。
その餌やり者が、車の運転をやめていて、自転車を使う、
という話だったらか、東山公園付近の病院を紹介した。

早速、名東区の知人という女性から連絡が入り、
病院のことも含めて、えさやりのお宅を訪問する という段階まで進んだ。
その人たちは近所らしく、これまでも手紙を入れたり、メモを置いたりして
接触を図っていたが、なかなか会えなかったらしい。
でも、保健所介入の話をしてみたら、ようやく相手も観念? したらしい。

餌やり者が、ねこを捕獲できることになったら、また連絡をくれることになっていた。
そのまま、なかなか連絡がなかったが、6月中旬 (確か金曜) に
電話があり、ようやくその人はねこを捕まえた  という。

「えっ? まだ病院の予約を取ってませんが、捕まえちゃったの?」

「そうなんです。この前は、あらかじめ予約を取ったらしいのだけど
 そのときは、捕獲失敗したそうで、今回は先に捕まえたの」

さらに驚いた。餌やり者は、紹介した病院にすでに連絡をしていたのだ。
とにかく、月曜日の朝一番で予約を入れてみて、OK だったら
その餌やり者に直接電話する ということになった。

捕獲されたねこは、土曜日~日曜日、ケージのようなものに入れられて
その餌さん者の家に確保されていた。
幸い、動物病院の予約を取れて、餌やり者と直接話ができた。

思っていた以上に高齢に感じる声だった。
そのおじ (い) さんは、予約のお礼を何度も言ってくれて
すぐ、自転車でねこを連れて行く とのこと。
そして、夕方、迎えに行くことも約束してくれた。

捕まえたのは、母ねこで、まだその娘ねこや、孫ねこ がいるらしい。
でも、5匹くらいのような話だった。
そしてその日の夕方、電話があり、手術がすみ (耳は V カット)
迎えに行って、今は家の中で様子を見ている・・・とのことだった。
今後も手術を続けてほしいことを話し、そのときはまた予約を引き受けます
と、言っておいた。

名東区の相談者には、経過などを知らせておいた。
その後、餌やり者が手術を続けているかどうかは、確かめていないが
近所から見守られているのは確かだと思う。
9月になったら、そろそろ確認の連絡をとりたいと思っている。



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さくらねこ 8月2日 1匹目2013/08/02 12:00

キジトラ 雌雄不明 左耳にサクラカット
公益財団法人 どうぶつ基金から、貴重な、「さくらねこ」 の
手術チケットを4枚、受けることができた。

8月は TNR を休むつもりでいたから大慌てで、病院に予約をいれ
なんとか、3匹分の予約を取れたため
1匹目は、Tにゃんの TNR に協力した。

彼女は、なんと3匹も予約していて、2匹を捕獲したという。
2匹ともキジトラで、雌雄は不明。
そっくりなキジトラで、きょうだいのようだった。

彼女の次の捕獲予定は9月。
どうやら月に1度、集中的に捕獲をしているらしい。
それというのも、高架下にいるホームレスが餌を与えている
ねこたちは、手術の説得をするのにもかなりの労を要する。
ホームレスの中でも、発言力? の強い人が、反対しているらしい。
そのボス的存在のホームレスの目を気にしつつ、
手術や子ねこの保護に協力的なホームレスの手を借りて
TNR と子ねこの保護を進めている。
このような活動に、手術の支援チケットを使えてよかったと思う。



私たち 「天白トラブルゼロ!?」 は、公益財団法人どうぶつ基金(佐上邦久理事長)が主催する「さくらねこ不妊手術事業」の協働ボランティアです。
今回10匹以上(名古屋市緑区・天白区)のさくらねこ不妊手術事業を行うにあたり、公益財団法人どうぶつ基金から4頭の不妊去勢手術費全額を負担していただきます。
公益財団法人どうぶつ基金に寄付をしていただいた皆様に心より感謝申し上げます。ありがとうございます。

どうぶつ基金

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さくらねこ 8月21日 2匹目2013/08/21 12:00

シャムmix オス 左耳にサクラカット
=ねこ会= で知り合った、Tシマさんは、昭和区のあるエリアで
TNR を続けている女性だった。
餌やりさんの説得もしていて、そんな活動の中、Yさんという方と
遭遇し、同じような活動者であることが分かり、家も近所で
協力しあうようになったという。

Tシマさん、Yさんとの3人でランチをしながら、
昭和区のそのエリアの話を聞き、歩き回って、少し確認もできた。
Yさんは、ねこを捕獲して病院に搬送するのだが
車の運転を旦那さんに頼んでいるらしい。
Tシマさんは自転車利用だから、病院への搬送 というのが
この人たちのネックになっていると思う。
Yさんの旦那さんは、オスの去勢にはどうやら反対。
そのため、メスのTNR は進んでいるものの、オスはそのまま。
未確認の子ねこが育っていたり、新たにメスねこがやってくると
またたくまに子ねこが生まれていく。

2人が確認できている、ターゲットは複数いる。
子ねこを産んでいるシャムmix、所在をつかみくにい三毛ねこ、
未去勢の成ねこたち、そして、突然発見したねこ家族、
などなど、数多いため、「サクラねこチケット」を利用することにした。

8/21 2匹め
Yさんのターゲットは、三毛猫なのだが、いろいろ現地調査してみたら
子ねこを産んでいる可能性があることが分かり
未去勢のオスねこに切り替えた。
それは、シャムmix のオスたちで、「たぬき」 と呼んで餌をあげている。
その「たぬき」君たちを前日の夕方から狙ってもらったが
夜までかかって失敗し、翌朝から再度挑戦。
早朝に「やっと捕獲できました」 というメールがきて、ほっとした。

8/21 10時半ごろ手術の手続きを済ませ、翌日の夕方迎えに行き
16時半ごろ、Yさんの家の付近でリターンさせた。
「たぬき」と呼ばれている、シャムmix のオスねこは、
5才くらいのようで、捕獲器からゆっくり出ていき
舗装されていない、細い道をゆっくりゆっくり歩いていった。
気が荒い・・と聞いていたけれど、捕獲器の中では威嚇もなく
泰然とした雰囲気があった。
このねこは、リターンの後も餌を食べにきているとのこと。
そして、数多くの子ねこのパパねこに違いないのだ。

Yさんのターゲットは、残り多数。
同じような、「たぬき」シャムmix、出産疑惑の三毛ねこ、
再び姿を見せた、妊娠キジネコ などなど。



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さくらねこ 8月23日 3匹目2013/08/23 12:00

母シャムmix 左耳にサクラカット
8/23 Tシマさんのターゲットの シャムmix 母ねこ

彼女の家に近いアパートに餌やりさんがいることが分かり
手術協力の話を進めていたら、なんと子ねこを4匹産んでいた。
しかも、突然その子ねこたちは姿を消してしまった という。

この餌やりさんは、とてもよく観察している方で
その母シャムmix が、子ねこを育てている写真を見せてくれた。
そのアパートの隣室の方に、手紙を入れてみたが
やはり子ねこたちの所在は分からないままだった。

子ねこたちの行方は分からないまま、Tシマさんに捕獲器を貸したら
餌やりさんのベランダに、トラップを無効にした捕獲器を
スダレで覆って設置し、母ねこは必ずその中で餌を食べるようにしてくれた。
まず、捕獲は成功するだろう と思って待っていた。

すると、たぬきねこをリターンしたころ、「子ねこが戻ってきました」
というメールがきて、その子ねこたちはどうやら風邪をひているらしい。
それで、母シャムmix を手術し、子ねこたちは徐々に捕まえてもらい
こちらで保護して里親さん探しをする という段取りになった。

8/23 10時半ごろ、動物病院で落ち合うと、びっくり仰天
捕獲器の中に、シャム母ねこがいて、子ねこもいて
子ねこは母ねこにひっついて、お乳を飲んでいた・・・。
餌やりさんが、子ねこを1匹素手で捕まえて
母ねこがあまりに鳴くため、捕獲器に入れてあげた・・という。
そのとき、母ねこは逃げようとはせず、捕獲器のなかで
子ねこを待っていたらしいのだ。

獣医さんが、「母ねこに麻酔をかけてから、子ねこを離します」というので
その日の夕方、子ねこを迎えに行った。
目ヤニでまぶたがくっついていたため、風邪の治療と
補液、インターフェロンの注射などをしてもらい、
子ねこの保護を開始した。

シャムの母ねこは、翌日の11時近く、Tシマさんが
友人の車で迎えにきたが、なんとまた、2匹目の子ねこを
連れてきてくれて、子ねこは2匹になった。
その後、餌やりさんは確実に1匹ずつ、折りたたみケージを使って
子ねこを捕まえてくれたのだった。

写真は、捕獲器のなかで授乳している母シャムmix と
部屋のなかでリターンされ、ご飯をもらっているもの。
このあと、母シャムは、外にでて、子ねこを呼び、授乳したらしい。
そして、毎日、餌やりさんのベランダでご飯をもらっている。



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