さくらねこ 10月戦2013/10/01 23:10

8月に、公益財団法人どうぶつ基金のさくらねこ手術支援チケットを
4枚取得でき、大慌てで予約を取り、なんとか達成できた。
8月は連日の酷暑、捕獲したねこを車に乗せておくことはできないから
TNR を休むつもりでいたから、チケットが贈られてきたときは
万歳しつつ、内心、あおざめた・・。
さくらねこの3匹目、シャムmix 母ねこの子ねこたち 4匹は
なんとか里子になれるめどもついた。

そして、9月末、8月の4匹分のさくらねこ手術報告とブログ報告が
審査を通ったとのことで、さくらねこ手術チケット 5枚が届いた。

これでまた、あおざめた・・・。
夏ばてがこんなに酷くなったのは初めてで、気力がでてこない。
9月の半ば、そろそろ手術の予約をとらなくては・・と電話をしたら
もう10月はいっぱいと断られ、がっかりしながら11月の予約を取った。
それで、どうぶつ基金への追加申請は、11月分でできないかな~
と、のんきなことを考えていたのだった。

ようやく、このさくらねこ手術支援事業のシステムを理解した。
私が認めてもらったのは、8月だから、この 偶数月 というのは
もう変更できないのだ。
だったら、どうぶつ基金の事業の都合にもよるけれど
3回目は12月だなっっと、ようやく発奮し、12月の予約をきっちり取った。
そして、10月はキャンセル待ちをするしかない・・と決めた。

8月戦のときにも、Tにゃんの TNR に協力したから、
また今回もそうしようと決めて、連絡しておいた。
彼女は月に1度か2度くらいしか、TNR できないのだ。

10/2 に、3匹、10/3 に 1匹の予約を取ってあるという返事があり、
その TNR に協力することにした。
でも、前回も3匹予約のところ、2匹の捕獲に成功していたから
「3匹必ず捕獲できる? もし無理なら1匹譲ってください」と
お願いしたら、快諾してくれた。
私はもう、Tにゃんの里親探し活動には、協力する意欲はないから
彼女の長年続けてきた、Y霊園や T公園、T高架下の TNR には
協力しようと思っている。

そして、今日の 10/1 は、捕獲再開の日である。
まずは、千種区のタカオカさんのマンション駐車場に捕獲器を設置。
18時半ごろ、ようやく、大柄の薄汚れた白っぽいオスを捕獲できた。
捕獲できたというより、タカオカさんにスリスリするようになっていたから
なかなか捕獲器に入らない、このオスを、タカオカさんが
お尻を中に押し込んでくれたらしい。
スリスリするようになってきたのは、ここ2カ月ほどのことらしい。
数日前に確認したとき、ほんとに薄汚れているから、
「あれ? ロシアンブルーがいる」と錯覚したほどだった。

この、汚れ白オスには、複数のケンカ傷があるため
手術のときに、抗生剤の注射を打ってもらうことにした。
手術費用をどうぶつ基金が負担してくれるから、このようなことができる。

Tにゃんから、1匹のみ捕獲できたため、もう1匹分を譲る・・という
メールがきて、しかもその捕獲した仔は、シェルターに入れて
生涯そこで世話をすることになったため、耳先カットをしない・・という。
せっかく支援チケットがあるのに と思って電話したが
そのシェルターのオーナーの趣旨らしいから、しかたがない。

10/2 は、さくらねこチケット 5匹目と6匹目
10/3 は、さくらねこチケット 7匹目の予定

残り2匹分のチケットを使いたいねこは、多数いる。
なんとか、動物病院のキャンセルがありますように。

今夜、車には、2匹のねこ (どちらもオス) を乗せているが、
まだまだ暑いから、サクラの大きな木の下に路駐している。



=ねこ会= (10/14)



私たち 「天白トラブルゼロ!?」 は、公益財団法人どうぶつ基金(佐上邦久理事長)が主催する「さくらねこ不妊手術事業」の協働ボランティアです。
今回20匹以上(名古屋市緑区・昭和区・千種区・天白区)のさくらねこ不妊手術事業を行うにあたり、公益財団法人どうぶつ基金から9頭の不妊去勢手術費全額を負担していただきます。
公益財団法人どうぶつ基金に寄付をしていただいた皆様に心より感謝申し上げます。ありがとうございます。

どうぶつ基金

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さくらねこ 10月2日 5匹目2013/10/02 23:22

顔のキズなどはコンベニア注射で治る と診断された白 (左耳にサクラカット)
Tにゃんから譲ってもらった貴重な予約

昼ごろ、タカオカさんのマンション駐車場へ行くと、
頭にだけキジトラ模様のある、白キジがうろうろして、
カリカリフードを食べていた。さっそく、捕獲器を設置。

タカオカさんからは、少し前からくるようになった、やせた子ねこに
キトンパウチを2袋食べさせていたら、ふっくらしてきて
6カ月くらいのようだから、捕獲してほしい と言われていた。
そして、すっかり甘えるようになってきたから、里子に出したいとのこと。

その仔も、キジ白だというが、捕獲器の周りをうろうろしているねこは
昨年から姿を見せていたねこのはず。
白い部分はわりとキレイで、お腹あたりは、ぶくぶく太っている。
この白キジはどうやら捕獲器を覚えているらしい。
昨年から、6匹を捕獲しているから、何度も見ているのだ。

まあ、その仔が入らなくても、他のねこが入るだろうと思って
設置したままにして帰宅した。
タカオカさんは何度か見てくれていたが、なかなか入らなかった。

うす汚れた白猫は、約2カ月ほど餌をもらい
すっかりデブリンになり、カリカリをバクバク食べて
タカオカさんにスリスリし、捕獲器にいつもの餌皿を入れられて
つい、足を踏み入れたのが運のツキ。
お尻を押されて、トラップを踏んでしまい、扉に体当たりして
暴れている との連絡を受けたのが、18時半ごろ。

やったー!! と思って迎えに行くと、ほんとうに薄汚れた白ねこだった。
ケンカ傷は無数にあり、目の下にはめだつキズ。
大きなキズがないか手術のときに診てもらって
コンベニア注射をうってもらうことになった。
普段は、多少キズがあろうが、この注射は頼めない、高いから。
もともと去勢する予定だったから、その予算を注射にあてることができた。

そして、私がロシアンブルーかと思ったねこは、この汚れ白デブリンとは
別のねこで、ロシアンブルーとまではいかないが
灰色のねこがいることが分かった。
まだまだこの駐車場での TNR は続く。
昨年 TNR した、サビ母ねこの姿を久しぶりに見た。
茶トラはあいかわらず、缶詰をくれーーと鳴いてよぶらしい。

デブリンの汚れ白ねこは、捕獲器のなかでオシッコをしていた。
あれだけたくさん食べたのに、オシッコだけだったからホッとした。
汚れていてもいなくても、ぶさいくな白猫の顔を見ながら
「ふーーん、この仔が、タカオカさんにはスリスリするのか・・」と
威嚇されながらも、なんとなく可笑しくなった。

コンベニア注射でキズが治れば、毛づくろいするゆとりも出てくるかもしれない。
この白ねこは、餌には困らないし、雨や雪の日は、駐車場にいればいいのだ。



=ねこ会= (10/14)



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さくらねこ 10月2日 6匹目2013/10/03 00:15

1度も鳴かず、威嚇せず、見つめていた黒ねこ (左耳サクラカット)
Tにゃんが、捕獲1匹だけになったため、もう1匹分譲ってくれた。

=ねこ会= が縁で知り合った、昭和区のタカシマさんとヤマグチさん。
タカシマさんが餌やりさんを発見し説得して TNR できた、
シャムmix の母ねこから生まれた、子ねこたちのパパらしきオスは
ヤマグチさんが、8月に1匹、9月1匹、TNR している。
8月の1匹は、さくらねこのチケットを利用することができた。
2匹とも、シャムmix の大柄なオスねこで、たぬきと呼ばれている。
いったい何匹のねこをこの町内に送り出していることか・・・。

Tにゃんから、急に譲ってもらえることになったため、2人に電話したら
近くのパーマ屋にいるねこを狙う との返事。

このパーマ屋に、2人して手術の説得に行ったら、
「手術はしない」 と、はっきり断られたらしい。
しかも、餌を与えているというねこのうち、私が見たことのある、
黒猫は、とても痩せていた。
そして、母ねこは最近、またもや子ねこを1匹産んでいて、
台風19号か18号がきていたとき、タカシマさんが見に行ったら
その店の裏で、冷たくなっていた とのこと。

パーマ屋は、その子ねこを飼う といっていたのに、口だけだったらしい。
母ねこから生まれたオスの兄弟が2匹。
そしてまた生まれた子ねこは、土に帰った。
パーマ屋には、親子のねこが3匹、どうやら町内を徘徊している。

この母ねこは、ヤマグチさんが「もうどの仔がはいってもいい」と
仕掛けた捕獲器に入った、キジトラだろう・・・との話だけど
パーマ屋の裏で確認しないことには、ハッキリしない。
小柄なキジトラを TNR できたから、この母ねこの可能性が高いらしい。

パーマ屋に、ヤマグチさんが捕獲を頼み、黒猫を TNR できた。
このパーマ屋、費用の負担がなければ、捕獲はするのだ。
捕獲器のなかで、威嚇もせず、つぶらな瞳で、こちらをじっと見つめてきた。

この黒猫、たぶんもらえる餌は少しなのだろう。
だからお腹を空かせて、遠くまで出歩いているのだ。
支援でもらった黒缶 3コセットを差し入れてみようと思う。

こうして、2匹の TNR を終えることができた。



=ねこ会= (10/14)



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TNR のときに思うこと2013/10/04 00:39

TNR をしましょう と合意し、それを続けているときに
「あーーたねっっ」 と言いたくなることがよくある。

それは、オスが入ったときに多い。
「オスは、去勢しなくていいでしょ」 というのだ。
または、はなから、「オスは捕まえたくない」 ともいう。
そして酷いのは、捕獲器に入ったオスを見て
「出してやれば・・・」、「出してやりなさいよ」

この、やっと捕まえたオスねこたちが、どれほどの数の
子ねこのパパねこか、考えてもいない。
そして、その生まれた子ねこたちは、私見で断じれば
育たたなかったり、または、不幸にも、あるいは、故意によって
命を落としたりして、土に帰る子ねこのほうが多いのだ。

「オスを手術しておくのは重要なんです」 と言い切る。
すると
「重要なのは、メスねこの手術でしょ」 とのたまう。

こういうとき、コンセンサスのなさに嫌気がさす。
TNR をしましょう と合意したとき、
「メスねこを優先的に捕獲し、まずは子ねこの繁殖を抑える」
ことは、その活動のあたりまえの前提的価値観になっているはず。

そして、その共通理解になっているはずの前提的価値観を踏まえて
「オスが捕獲器にはいったら、TNR する」
ということを話し合っているのだ。

なのに、そういう発言をしてくる御仁は
「自分の言っていることは正しい」 というオーラをだしまくる。

それは、正しいにきまっている。それを当たり前のこととして
TNR 活動に取り込み、継続しているのだから。

妊娠している母ねこを堕胎手術することには異論を唱えず
なぜ、去勢手術に反対してくるのか?
これまた、独断ではあるけれど、こういう人は、男性に多い。



町内からよくある一言
「手術するのはいいけれど、ねこを戻さないで」

私の TNR のポリシーは、「餌やりの継続と不断の確認」である。
そこに餌やりさんがいて、リターンの後も餌を与えてくれることを
必須条件として、私費で TNR する。

だから、どうぶつ基金のさくらねこチケットは、ほんとうに助かる。
ねこを戻せないようなところでは、この貴重なチケットは使わない。

・ねこが自分たちの町からいなくなりさえすればいい というのは
 自分の周囲から、ねこのトラブルがなくなればそれでいい、
 他のことは知ったこっちゃない という、エゴ丸出しの主張です。
・あなたの町内から消えたねこは、隣の町内で、また同様な
 人間関係のトラブルを生むことになります。

「自分とこの町内さえ、ねこがいなくなれば・・・ なんてこと言って
 恥ずかしくないのですか」 と、こういう発言をしてくる、
町内会長や保健委員に言うことにしている。

昭和保健所で、
「手術したねこを他の場所に戻すことは、動物愛護法で禁じられた
遺棄にあたります」 という説明を聞いた。
これには反対したい。聞いていて、不愉快になる。

愛護法で遺棄を禁じられているから、元の場所に帰すしかない のではない。
そのねこが、その場所で暮らしていたから、帰すのだ。

手術され、(本にゃんこは自覚できていないだろうに)
しかも、いきなりまったく知らない場所に、(捕獲器から)
放り出され、「ここはどこ?」 状態になる。
これは、ねこにとって、ものすごく怖いことだろうと思う。
手術され、麻酔から醒め、痛みも襲ってきているはず・・・。

もう、子孫を残すことのできない、ニューターになり
でも、暮らしてきた場所で、餌をもらい、ちゃんと死ぬまで生きていく。
そのために、元の生活場所に帰すのである。

たとえ、動物愛護法がなかろうが、元の生活場所に帰す。
それがしごく当たり前と思っているから。

ねこが増えて、フンをされて、いろいろな苦情がきて、
日常の中でいろいろ困っている人たちに
「動物愛護法では、これこれは禁じられていて・・」
などという説明が果たして、現実的だろうか?

まだ、ほんの数匹のねこがいるエリアで、
このねこたちを TNR していきましょう と話し合い
そのためにどのような方法があるか・・・と相談にきた人に
「なごやかキャット はですねーー、あーたらこーたら」と
説明することが、本当に役に立つのか?

TNR して、餌やりを続け、フンの対応をしておりあいのつくエリアでは
地域猫活動を推し進める必要はない と思っている。



=ねこ会= (10/14)



私たち 「天白トラブルゼロ!?」 は、公益財団法人どうぶつ基金(佐上邦久理事長)が主催する「さくらねこ不妊手術事業」の協働ボランティアです。
今回20匹以上(名古屋市緑区・昭和区・千種区・天白区)のさくらねこ不妊手術事業を行うにあたり、公益財団法人どうぶつ基金から9頭の不妊去勢手術費全額を負担していただきます。
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さくらねこ 10月3日 7匹目2013/10/04 23:41

警察署付近で捕獲された白黒ぶちの女の子 (左耳にサクラカット)
さくらねこ 7匹目は、Tにゃんの TNR に協力できた。

捕獲場所は、Tにゃんの住む場所の警察署付近とのこと。
もう何年も前に、Cat paw club の会員だったとき、
Tにゃんの自宅に近い、この警察署の周辺で
ねこが繁殖している という相談がきていたことを思い出した。

Cat paw club 会員のころ
Tにゃん と リリママさんが、深夜に捕獲器を設置すると
たちまち、複数のねこが、いともあっさりと捕獲器に入った・・
とのことだった。あのころ、深夜の TNR 捕獲を続けていたはず。

この7匹目のねこは、白に黒のぶち模様のある、可愛い女の子で
Tにゃん は、レボリューションも頼んでいた。
そして、彼女は、10/2 に手術したねこの術後迎えのとき
このねこもいっしょに受け取っているから (10/3)、
この仔は術後の動物病院1泊なしで、Tにゃんかその仲間の家で
術後保護をしてもらえることになったらしい。

思えば、TNR を始めたころは、不妊手術の仔は、術後保護を
数日してから、元の場所に帰していた。
野良ねこの術後保護は、食べるようになるかどうかが気がかりで
フーシャーと思いっきり威嚇されるなか、空っぽになった皿を
こわごわ取り出しながら、ほっとしていたことを思い出す。
とくに、堕胎手術になった仔は、ケージの中で懇々と眠っていた。
私は、今はもう、術後保護をせずに、リターンさせている。



=ねこ会= (10/14)



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