逃走ねこ探しのその後 --- 22011/11/04 11:20

どうぶつ基金 「この猫達の不妊手術(一部の場合もあります)は公益財団法人どうぶつ基金のTNR助成金(オス3000円メス5000円)にて行っています。」


A さんの情報で、コンテナハウス付近に餌やりを見たから
「餌をあげるなら、手術してくださいね」と声をかけた --- という場所

オアシスさん、うさ吉隊長との3人で、土曜日の15時ごろ、
天白川沿いを歩きながら、その場所へ向かった。
確かに、ねこが集まっていて、サビ 2匹、茶トラ白 2匹を確認。
エヌケーシステム (まあ、名前出してもさしつかえないと思う) の
敷地内駐車場に、そのねこたちが集まっていた。
その敷地内にあるコンテナの下に潜り込んでいくから
覗いてみると、丸いお盆があり、そこには、パンの切れ端と
カリカリフードがのっていた。
「エサやりしてるじゃん!!」と、私たちは、顔を見合わせていた。

30歳前後の、社員ジャンバーを着た男性がちょうどいたので、
ねこのことを尋ねた。その男性は意外に丁寧に答えてくれたが
実際の餌やりやねこの頭数などのことはよく知らないと言って
会社の建物に戻っていった。

で、私たちはさらにねこを見ながら、あれはメス、これもメス と
と、ため息をついていたら、さっきの男性が戻ってきて
「餌やりは、だいたい、17時半くらいにされているようです」

ふーーん、社員さんかーー と私たちは確信した。
でも、このように親切に答えてくれる人を、初回から追及することはせず
「よしっっ、17時半に待ち伏せだ」と、作戦を立てた。

決めた計画は、すぐ実行する私たち。

翌日の17時半に、オアシスさんと待ち合わせた。
私がちょっと遅刻していくと、オアシスさんが、すでに話をしていて
「なんでオレが、手術なんかせないかんのだっ」とかなんとか言われて
そのオヤジは、とっと建物に入ってしまったという。
めずらしく、オアシスさんは、プンプンに怒っていた。

そのオヤジはなかなか出てこなかったけれど、少ししてから
年配の男性がでてきたから、さっそく、ねこの繁殖防止の話をした。
その人は、関心が薄いからさっさと帰ろうとするのだけど
オアシスさんが、歩く方向に立ちふさがって、話しかけ続けた。

ねこの繁殖を防止する ということは必要と分かってはいるものの
だから、どうするのか? 何をしろというのか? というような反応。
費用協力など、暖簾に腕押しの感があった。

とにかく、ねこの TNR を始めます とだけ話し、Aさんたちとも協力して
メス2匹の捕獲予定を立てた。

集合は17時半。私が到着すると、ねこが集まっていて
帰宅する若い従業員にすりよっていた。
さっさと、捕獲器の準備を始めたら、若い男性社員が
いぶかしげに、近寄ってくるから、捕獲と手術のことを説明した。
「隣に、貸しコンテナがあったとき、そこで餌やりされていたため
 ねこが増えていた。そのねこたちが、コンテナ撤去のあと
 こちらにくるようになった。手術はいいけれど、ねこをどこかに
   つれていってほしい。ねこをゼロにしてほしい」 とお決まりのセリフ。

私たちの活動目的は、ねこの繁殖を防いでいくこと
餌やりさんがいるところでないと、TNR はしないこと
手術したねこは、なんといわれようがここに戻すこと

などを話していると、Aさんたちとオアシスさんも到着し
その男性は、勝手にやってくれ と言って、会社に戻っていった。
ねこたちは、お腹がすいている時間だから、捕獲成功。

撤去されたコンテナ用地の片隅に、カリカリフードがばらまかれていた。
こういうエサやりをするから、苦情のもとになるのだ。

予定通り、2匹のメスねこを捕獲できたから、また来週2匹捕獲して
そのあとは、すこし日にちをあけることに決めて、帰った。

費用をどうしていくか、餌やりさんと会うにはどうするか?
問題はまだまだ山積みだった。

-- つづく ---

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どうぶつ基金 「この猫達の不妊手術(一部の場合もあります)は公益財団法人どうぶつ基金のTNR助成金(オス3000円メス5000円)にて行っています。」

コメント

_ 初めまして ― 2011/11/04 23:30

初めまして、植田駅を利用して毎日通勤している者です…

最近、駅の駐輪場に野良猫が住み着いてエサやりをされている方を数名見かけます。
はじめは、人間を警戒していた子猫たちも今ではすっかり人馴れしてとても可愛いのですが、公共の場所でもありますし子猫もそろそろ大人に近い月齢になりました。

本日、夕刻に通りかかりましたら駐輪場の管理人さんと自転車に乗った方が大声で「愛護センターへ」と話をしているのを聞きました。

今現在、ペット飼育禁止のマンション住まいのため保護する事も出来ずに心配しています。

何か、お手伝いできる事はないでしょうか?
些少ではありますが、避妊・去勢手術の費用の足しくらいなら少しばかり寄付する事くらいしか出来そうにありませんが少しでもあの子猫たちが幸せな道を選べたらいいなぁと願っています。

_ まみこ ― 2011/11/05 23:20

更新されていて一安心
相変わらずお急がしそうですね
リリーは元気です
すこ~しづつ距離が縮まっています
お暇が出来ましたらリリーが保護された所を教えてください
後今勤めている所もTNRしてるんですが
しっぽ病院でのらの料金で手術できますか?

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