ねこ会 最大失敗相手との話し合い2011/11/16 11:24

どうぶつ基金 「この猫達の不妊手術(一部の場合もあります)は公益財団法人どうぶつ基金のTNR助成金(オス3000円メス5000円)にて行っています。」


9/23 20時~ コメダ (名古屋市民にはなじみのある喫茶店) で
失敗3  の保護主と、延々3時間話し合って、決別した記録

この保護主、M さんから、10/1 「ねこ会」 へ、子ねこ3匹の
参加申し込みがあり、いい機会だと思って会うことにした。
私は、この M さんとは連絡先を交換していないし、その気もない。
すみりんさんが、M さんから相談やグチをきいていることもあり
彼女も同席してくれることになった。
あらかじめ、「ねこ会 参加ルールは厳しくなっている」ことを
M さんには伝えてもらっていた。

M さんは、私からクレームをつけられるとはまったく思いもせずに
やってきて、何の疑問もなく、ねこ会に参加できると思っていた。
だから、私の強くて厳しい口調にはかなり面食らっただろうと思う。

まずは、サビ姉妹のトライアルキャンセルについて、問いただした。
里親さんとの縁というものの貴重さを説明し、里親希望の方と
感情面でこじれたのではないか、と質問し、
「里親さんのことが好きになれない と言ったそうですね?」 と単刀直入に聞いてみた。

M 「えーー、そんなこと、私が言ったの? 言ったかなあ・・。
  生理的にキライって? 
  どこで聞いたの? 誰に聞いたの?」

私はすみりんさんから聞いていたのだけど、すみりんさんは同席している。
ここで、すみりんさんと M さんの仲をこじらせたくはなかった。

私 「動物病院であったとき、保護ねこに情が移る・・・という話を
   あなたがしたでしょう、そのときに聞きました」
M-san は、言ってない とは否定しなかった。誰に聞いたか? と何度も聞くのだった。
これは、いろんな人にぺちゃくちゃ、しゃべるタイプだな・・と思った。

動物病院で、保護しているねこに情がうつるけど、そんな悩みを
どうしているのか・・と聞かれたことがあり、
「私は、里子にだしたら未練はもたない」と答えたことがあった。
動物病院は、飼い主同士のよろず相談所か??

M-san は、サビ姉妹の血液検査のこと、その後の治療のことを
里親さんにはきちんと連絡したことなどを、うんざりするほど
繰り返し話した。今後のねこ会について話している最中にも
サビ姉妹の件に話を戻し、弁解ばかりするのだった。

血液検査の結果で、トライアルを延期したことを責めているのではなく、
その後キャンセルになったとき、破談にする前に、
こちらに連絡をしなかったことを追及しているのだ。

この、破談になる前の相談や連絡 ということの大切さを理解する人ではなかった。
サビ希望の方との縁は、別のサビねこにつなげるのだ と説明し
「あなたのねこが里子にいくということは、別のねこのチャンスを
 消した ということでもあるの」と、はっきり言ってみた。
すると、「そんな背景? があるなら、もう怖くて保護はできない」と言うのだった。

M 「前に、ねこを里子に出したら、未練をもたない・・と言ってたけど
  私にはそれは無理、私はねこの保護なんかしちゃだめってこと?」

自分の責任で保護して、里親さん探しをする決心をしているわけでしょ?
こちらに、いいとか悪いとか、聞くことでもない。

M-san は、私に、「未練をもたないなんて、鉄の女だね」というから
もうこれは、なんでもはっきりいってやれーーと思った。

「保護していたねこが里子にいって別れるのは、さびしいにきまってるでしょ。
でも、そんな自分の胸の内を、人にぐちゃぐちゃいうことはしないだけ」

「あのね、ねこ会を開催して、縁をつなぐ場所を提供して
 トライアルの打ち合わせして、同行しているのに
 里親さんのことがキライとか、里親さんの家が狭いとか
 トライアルにいったけど取戻しにいきたいとか
 そういうことを聞かされる私たちの気持ちを考えたことがありますか?」

そういうことをされると、私たちは、ただただ、悲しいのです!!

M-san は、「でも、家は広いほうがいいよね」と、すみりんさんを見て言った。
私 「すみりんさんにも、そういうところがあるよね。
   でも、広すぎると、かえって、子ねこは不安になるもの」

「いいですか? トライアルを決めたら、その後、別の人から申し込まれても
 後からの人のほうが、家が広いから、家が近いから、好きになれそうだからと
 そんな理由で断ることはできません。
 そういうときに、病気になったなんてウソの理由をつける人がいるけど
 私たちの会は、絶対にしない」

ちょっと、これを言ったのがまずかった・・。また、血液検査は本当だという話にもどってしまった。

M 「うーーん、では、どうしたら信用してもらえるの?
   信用されなけりゃ、ねこ会にはでられないわけ?」

私 「まず、次のねこ会で、申込みがあったら、トライアルの打ち合わせに
  私が立ち会います。そして、仮譲渡の訪問まで同行します。
  それで、1匹でも、正式譲渡になれば、信用します。
  どれだけ、この前のことを説明されようと、私は今、あなたのことを信用できない。」

M-san は、なおも同じことをくどくど言いながら、そんなに信用されないなら
「ねこ会」に出ることが怖くなってしまう というようなことを言い出した。

べつに、ねこ会に参加してくれるよう、こちらから頼むつもりはもうとうない。
M-san にとって、里親さんを信用できるかどうかということは、
その人を好きになれるかどうか、というのが先決するらしい。

何の話が転機になったのかはもう覚えていないが、M-san が
「子ねこが、3匹いると、お気に入りの仔ができるでしょう?」 と言い出した。
すみりんさんも、私も、話の真意が分からず、黙って聞いていた。
「それで、そのお気に入りの仔を、どうか選ばないでーーー、と
思っていて、その仔が選ばれるとショックじゃない? 」というのだ。

はあーーーっっ、理解不能だった。
「あのねっっっっ、保護しているねこは、みんな同じ。
 同じように可愛いし、同じように、縁をつないでほしいと思ってる。
 この仔は選ばれてもいいけど、この仔はだめ なんて思ったこともない」

私はこうしてキレて、決別した。帰宅したら0時を過ぎていた。

後日、M-san さんは、オアシスさんに電話をかけて
血液検査はほんとうなのに私が信用しないと苦情をいい、
あのときは、そのことをちゃんとオアシスさんに連絡した と言うから
いきなり1年前の話をされたオアシスさんは、記憶があいまいながら
私への連絡不足かもしれないと謝っておいたらしい。
(いつも、キレた私の後方支援をしてくれてありがとうございます)
だけど、しばらくしてから、だんだん記憶がよみがえってきて
「もう、やっぱり連絡は結果報告だけだった。謝らなければよかった」と言っていた。

そのあと、動物病院で、顔を合わせたから、会釈だけしておいたら
M-san は「あっ」とかなんとかいって、目をそらした。
やっぱり、こんなヤツ、「ねこ会」にくるな!! と思って椅子に座っていたら
まぬけな顔で、妙な愛想笑いをして M-san さんがやってきて
「○○さんに電話したから聞いてもらえた?
 あのときは、ほんとに血液検査して連絡して・・」
「悪いけど、動物病院で、話す気はないから、二度と。」
M-san が、ぼそっと「大人げないね・・・」と言うのが聞こえた。
M-san は、「ねこ会」 には参加しなかった。




最近、「ねこ会」の参加者数が減っている。
すみりんさんが、動物病院で、40代くらいの女性から
「里親会にいこうと思うけど、「ねこ会」は厳しいのでしょ?」 と聞かれて
「いちばん、ちゃんとしていると思いますよ」 と言ってくれたとのこと。

すみりんさんも、そうとう気にしている。
こういう口コミ? 風評被害? から、「ねこ会」 は来訪者が減ったのか?

M-san がいろいろ言っているのかもしれない。
それで変な口コミされていたら、ごめんなさいと、仲間に言ったら
うさ吉さんが「そんなの、関係ないでしょ。」と、隊長らしくハッパかけてくれた。

「ねこ会」 のお知らせ

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