ロート胸 手術をめざしたい子ねこ2012/05/09 11:14

漏斗胸と診断されたねこ 2匹

1匹 黒猫 仮の名前を「みなみ」とつけた、女の子

ホワイト宅から引き揚げた、5きょうだいの1匹
多頭飼いで、途中から経済的に逼迫したため餌は十分ではなかった。
太った成ねこ 10匹に対し、子ねこたちは痩せている。
春日井市の UR団地を追い出され、名古屋市にきてから、
生まれたらしい子ねこたちが、みな痩せている。
食も細くて、1回に食べる量が少ない。
ウエットフードをパクつかない、食べ方が下手なのだ。

ひがし(キジトラ)、ほく(黒)、みなみ(黒)、里子のにし(キジトラ)、
そして、ちゅん (キジトラ)
オアシスさん宅で、ほく は健やかな成長を見せて、大きくなってきた。

みなみは、里子トライアルに行ったのだけど、眼に白濁がでていた。
風邪の治療途中でもあり、里親さんが眼の手術を考えて
動物病院に診せてくれたのだが、そこで、漏斗胸の診断

眼の白濁は手術必須とまではいかないが、手術しても完治の見込みはない とのこと
鼻がつまりやすく、ネブライザーの治療を受け、点眼を続けてくれたが
漏斗胸の将来に不安にかられ、涙ながらにキャンセルの決断。

5/6 の夜から、みなみは、私の家にきている。
鼻が詰まっていて、涙がでていて、正直なところ
「漏斗胸なんて、ちょっとへこんでいるだけじゃない。
 それより、もっとちゃんとカゼを治してほしい」と思った。
里親さんが診察を受けた獣医師は慎重な先生なのだと思うけど
この目に手術の必要性を説明するよりも (必須ではないけど)
風邪を治して、鼻のとおりをよくして、食欲増進させてほしいと思った。

眼の白濁は、ケメコ (琥珀 になった) に比べれば、軽いもの。
ちゃちゃ (わさび になった) のときよりも、白濁の範囲は小さい。
視力には影響がなく、手術の必要はまったく感じない。

しかし、みなみ は、風邪薬を溶いてシリンジで飲ませると
泡をふいて、なみだを流し、めちゃくちゃ抵抗した。
そこに、目薬を点すから、さらに顔を振り、点眼は半分以上失敗。
目薬はどんどんなくなっていく。(#^.^#) (-"-)

でも、フードをパクつかないのは、鼻のとおりが悪くて、匂いが分からないから。
どんなに嫌がろうが、泡を吹こうが、朝と晩、薬を溶いて飲ませ続けた。
シリンジに少し水を吸わせておいて、風邪の粉末薬の袋を破って
そこに、シリンジの水をいれ、かきまわすと簡単に溶ける。
もう一度、シリンジに吸い上げて、みなみ の口に、一瞬で入れる。

すぐ泡をふくけれどだんだん、その量が少しになり、気にならなくなり
(おおざっぱな私は気にならない、みなみ は気にしている)

鼻のつまりが治ってきて、カリカリーフドをパクパク。
黒缶パウチのウェットなら、食べるようになった。

みなみ は、5カ月くらい。しかしこの仔は、漏斗胸の手術を必要とは思わない。
なぜなら、日中、留守番の間は寝ていると思う。
私が帰ってくると、ごはん、ごはんと鳴いて出てくる。
少しずつ、何回も食べて、今では、走っている。
走ったあと、とくにゼーゼーいわないし、ケロッとしている。

今の点眼を続けて、薬がなくなったら、もういちど診察を受ける予定。



ベランダで生まれた、白黒4きょうだいの、ハチワレの女の子
春吉(黒、トライアル中)、あっくん(ハチワレ、トライアル中)、ふゅ~(ハチワレ、はなちゃんになった)、
そして、重度の漏斗胸ではないかと思われる、なつ(ハチワレ 女の子)
心はとっても元気、人懐こくて甘えんぼ。うさ吉さんとこで生育中。
ただ、子ねこ特有の元気いっぱいのプロレスはご法度

うさ吉さんのブログに、里親さんからのコメントがあった。
それは、漏斗胸に関するとても貴重なブログ情報だった。

以下、引用と転記

ベストアンサーに選ばれた回答
漏斗胸と闘っているこの飼い主さんのブログはいくつかありますよ。
http://la-enchante.at.webry.info/200710/article_13.html
http://mikeneko.wablog.com/69.html
http://yuublog.blog13.fc2.com/blog-entry-531.html

専門医によると、この病気の手術は骨が柔らかい生後8ヶ月くらいまでに行う方が良い、と言われています。
今どのくらいの月齢か詳しいことはわかりませんが、できるだけ早いうちに専門医に診てもらわれた方が良いと思います。
埼玉県に漏斗胸の名医がおられるようです。

獣医師からの回答もあった。

RE:猫の漏斗胸について
投稿者: 苅谷 和廣 投稿日時: 2009.07.23
漏斗胸は胸骨や肋軟骨の奇形で、原因不明の先天的疾患です。
手術の方法は年齢や重症度などによって異なります。
具体的な方法は診察やレントゲンなどの検査を行わないとわかりません。
しかし、呼吸状態があまりよくないということを考慮すると手術のリスクは決して低くないと思われます。
術後も何度も通院することになると思います。
通院が苦手で興奮してしまう場合は術後も状態が落ち着くまで入院させた方がいいかもしれません。
信頼できる獣医師とじっくりと話し合われ納得できる方法で手術されることをお勧めします。
苅谷 和廣 獣医 (代表取締役)



なつ は、手術を頼む決心で、「ねこの病院」にいってみるか?
-- ねこの保護や里親探しに批判的らしく、足が遠のくのだ

それとも、「つよし」の手術をしてくれた獣医さんに頼んでみるか?
-- 何度も通院することになるから、費用の点で恐縮してしまう。

あるいは、しょっちゅう体調を崩しちゃうけど、名医だと思う先生のとこかな?

なつ は、見つけてもらえないような場所で生まれていたら
きっと、車にはねられていただろう。そんな危ないエリアだった。
車にはねられなくても、消えていたかもしれない命だと思う。

左右対称に近い、白黒のハチワレ。
里子にいった、ふゅ~(はなちゃんになった) と、とてもよく似ている。
なつ を抱っこしたとき、その胸のへこみに、緊張した。
「なに、これ!!」 というのが、正直な感想だった。

手術を受けさせるための、今後の飼育ポイント というものがあると思う。
まみこさん、貴重な情報をありがとうございました。

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