TNR エリア -- 活動しやすい場所2014/04/06 14:11

TNR を継続していく予定のエリア、それはそれは多数あり

活動しやすいエリア

1.自宅近所の資材置き場
・2014年以降から継続
・従業員の方と知り合いになれて、捕獲器設置了解を得た
・その敷地内にお産場所となっている小屋もある
・ 4/5、この場所の責任者の方と偶然会えて、許可を得た
責任者の話
 「4~5年前から、子猫が生まれてちょこちょこしていた
  4匹くらい生まれてはそのうち、いなくなっていた
  大型車両を止めているから、寒いときは猫が入っていて
  ある日、エンジンをかけたら、悲惨なことになった
  それで今は、車両をバンバンたたいてから、エンジンをかけている」
こちらの TNR やそのためのカリカリフードと水を置くという説明を聞いてくれて
「で、捕まえて殺すんじゃないよね」 と心配顔で聞いてきた。
「家でも犬を飼っているからねー、殺すなんて嫌だね」 という。

TNR のためのドライフードは小さな容器に少量だけど
すぐそばの美容室の敷地内で餌があること、ほかにも
餌場のあることを説明した
ここでの TNR は難航しているが、ずっと続けていける場所になった。
それから、確かに糞尿されると困るが、しょうがないような気もしているらしい。
近所には、猫に石などを投げるところがある と教えてくれた。
さらに、「捕まえた猫に飼い主さんが見つかりまた」 と話したら
「そういうことがあるなら、もっと早く、子猫のときに言えばよかった」
と、言ってくれた。

2.近所の美容室
・敷地内に、猫用ハウスもあるし、ドライフード、水も出ている
・新顔の猫がくると、連絡をくれて、TNR 費用を負担してくれる
・近所に、TNR のことを話している
・ただ、この敷地内では、もう捕獲器に入る猫がいなくなってしまった
・猫にとっては、寒さも雨や雪もしのげて、ご飯も食べられる場所

3.近所のラーメン店
・周辺の猫情報に詳しい
・美容室の方とも親しい


4.千種区のマンション駐車場
・駐輪場に、たっぷりのドライフードと水
・食べに集まる猫を、TNR → 餌やりを継続
・TNR 費用を負担、子猫の預かりにも協力
・ペット対応マンションのため、住人の協力もある
・このマンション周辺にお産場所があると思われるが、不明


5.熱田区の町内
・保険委員長、自らが猫の確認や、情報収集、カンパ集めをしている
・古い町に長く住んでいる人たちのネットワークが温かい
・餌やり者自身による、捕獲や病院搬送ができるようになってきた



1.~5. は、捕獲そのものは、難しくなっている。
TNR 済みの猫は 10匹以上になり、ターゲットの猫のほうが少なく
捕獲器の存在について、学習しているらしい。
しょっちゅう、食い逃げされている。

なぜ、活動しやすいか といえば、そのエリアの人たちに
「手術必要、効果あり」 という認識ができていて、
餌の継続もあるし、餌やり者による費用負担もあるから。

「繁殖を防ぐ」 ことに、他人任せにしない気持ちで取り組んでいて
「餌をあげる」 ことをしごく当然と思っていて
手術のための病院の予約は容易にとれないことも分かっている。
「捕まえたから、お願い」 なんて突然言ったりしない。

手術の必要性とその効果、さらに、マナーを守った TNR 手順、
これらの土台の上に、「費用負担」 という責任感がある。
その根元には、ノラ猫の命を見つめる心根ができていると思う。
だからそういうエリアでは、TNR を継続していけるのだ。

たった1匹の TNR でも、そのエリアに何度通うことになるか、
・まず、猫の確認に往復する
・捕獲に往復する (成功するまで続けなくてはならない)
・病院に猫を連れて行く (往復)
・術後の猫を迎えに行き、元の場所に戻してから帰宅できる
これはやってみた人でないと分からない。



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