捨てられた黒の子猫と TNR2014/04/14 22:48

1才を過ぎたくらいの三毛猫 妊娠していた
3/30 (日)、モスバーガーの駐車場で発見されて
そこからすぐそばの個人宅で見つけた、黒の子猫。

とりあえず、モスと名付けて自宅に連れて帰り
子猫用のがなかったけれど、レボリューションを点けた。
キャリーの中では、にゃんにゃん鳴くが、車の中では静か。
どうやら、車に乗せられたことがありそうだった。

家に戻ってケージに移してみたが、「出る、出る。出せ、出せ」
コールがやまず、預かり協力をしてくれる、タカオカさんに電話した。
タカオカさんは昨年、保護した乳飲み子6匹がすべて永眠してから
しばらく気落ちしていて、さらに、これまで保護してきた、
大怪我をしていた猫や、エイズキャリアの猫たちが永眠し
1才以上の猫ばかり、8匹くらいになっていた。

黒のオスの子猫で、2カ月半くらいのはず。
目がブルーで丸い顔。魔法使いと黒猫のウィズ とかいう、
ゲームキャラクターの CM にゃんこに似ている。
タカオカさんは、預かりを引き受けてくれて、すぐに連れて行った。

「うちには何でもあるよー」 と言いながら、モスに、「ゆずる」 という名前をつけてくれた。
その日は、フィギュアの世界選手権が済んで、エキシビションを見ていたとのこと。
タカオカさんは、ゆずる選手やまお選手の大ファンなのだ。
(もちろん、私もだけど・・・)

そして、三日後、「あのねー、ゆずる、うちの仔にするわ」 と
タカオカさんから電話があり、この黒子猫は、28日あたりから
捨てられたか彷徨ったかで、外暮らしを経験し、
二日後には保護されて、その三日後には、里子になった。

1週間後に、タカオカさんのマンションに置いた捕獲器の回収を兼ねて
第一発見者といっしょに尋ねたら、ゆずる はぐーんと大きくなっていて
どうやら3カ月を過ぎているくらいの月齢らしい とのことだった。



この黒子猫騒動で知り合った、相生山の T-san 宅に、
4/6 (日) 捕獲器を持って行った。
なかなか捕まえられないという三毛猫は妊娠しているとのことで
急ぎ、4/11 (金) 動物病院の予約を取った。

捕獲の本番は 4/10 (木)
その日までは、捕獲器のトラップを仕掛けず、反対側のドアを
開けっ放しにして、餌を食べさせておく。
餌を食べるのは、どの猫でも OK

捕獲器はいつもの APL製のものではなく、オークションに出ていたから
落札しておいた、折りたたむこともできる日本製のもの。
APL との違いは、前方にも後方に扉がついている点。

4/10 に失敗したら、次は、16日 と伝えておいた。
T-san とは、失敗しても成功しても連絡をもらう約束をした。

4/10 17:23  T-san からの電話
「あの、大きなオスが入りました」
「はい、ではその仔をまず手術してください」
「はい、分かりまし・・、あーっ わーっ」 という叫び声。

何だ、なんだ、転んだの? と緊張して待つと
「ごめんなさい。猫が逃げちゃった・・。捕獲器は壊れて・・はいないです」

そういえば、去年、美容室で餌付けしてもらって本番の捕獲のときも
デッカいオス猫が中で暴れてドアを押し上げて逃げたっけ・・・。
日本製とはいえ、大きなオス猫には向かない捕獲器だったのだ。

T-san がとても恐縮するので、気の毒になり慰めた。
「たぶん、もうそのオスは捕獲器に近寄らないと思います。
 明日は、9時ごろまで待ちますから、もう一度捕獲器を
 仕掛けてください。三毛猫が入るかもしれません」

4/10 18:59  T-san からの電話
「三毛猫、入りました」
「あー、やりましたねー。よかったです。
 明日迎えに行きますから、それまで段ボールで
 覆っておいてください。」

こうして、T-san が1年ほど前から何度か捕獲を試みた三毛猫を
ようやく、TNR できることになった。



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私たち 「天白トラブルゼロ!?」 は、公益財団法人どうぶつ基金(佐上邦久理事長)が主催する「さくらねこ不妊手術事業」の協働ボランティアです。
平成25年度は、20匹以上(名古屋市緑区・昭和区・千種区・天白区)のさくらねこ不妊手術事業を行うにあたり、公益財団法人どうぶつ基金から9頭の不妊去勢手術費全額を負担していただきました。
公益財団法人どうぶつ基金に寄付をしていただいた皆様に心より感謝申し上げます。ありがとうございます。

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