町内 TNR 依頼 -- 魚屋 続き2012/09/22 23:24

9/20 (木) 手術予約 2匹

K-san が、相談者の町内で、エサ抜き協力を取りつけたお宅で
捕獲器設置したが、失敗。
乳飲み子キジトラが捨てられていた空き地付近で、捕獲器設置 ⇒ 失敗。
その日は、魚屋さんに捕獲器を預けて、帰宅。
魚屋さんは、オスを2匹手術してほしい と、相談者の保健委員の
方を通じて、K-san に依頼していた。

翌日の木曜、魚屋で、1匹捕獲成功するも、ターゲットのオスではなく
まだとても若い、ねこが入り、たぶんオスとのことだった。

9/21 (金) 19時半ごろ、このオスの迎えに行くと
捕獲器のなかには、小奇麗なグレーのオスがいた。
それほど威嚇もせず、捕獲器は軽かった。

K-san と待ち合わせして、魚屋さんへ向かう。
おかみさんが出てきて、通路にその グレイ-オス を離してよいと
いうので、リターン。すっ飛んで逃げていったが
しばらく、3人で立ち話をしていたら、そのグレイは戻ってきた。
グレイよりまだ小さい、キジトラの子ねこがいて、その子ねこには
生育不良らしい、きょうだいねこがいることがわかった。
去勢するにはまだちょっと幼いキジトラと、その子の半分くらいの
体つきの子ねこらしい ということまでわかった。



そこは、魚屋というより、魚加工店?

おかみさんは、これまで手術してきたねこの話やら、病気治療をした
ねこの話やらを、がんがんしゃっべった。
そして、まず、未手術のさびの捕獲作戦の話を始めたら
「来週は、仕事を手伝ってくれる妹が、手術入院で
 ものすごく忙しいの。朝、ねこを捕まえることはできない」

とかにく、朝は魚の仕込みや加工で、べらぼうに忙しく
ねこの捕獲をしている時間はない という話だったが
妹さんの手術入院は、もっと前から分かっていたのだろう と思った。

さらに、捕獲器を置いて、ねこが捕まるのを待ちながら
作業をするのが、ものすごーーーく、じゃまじゃまじゃま と言う。
なおかつ、さびは、捕獲器には入らない とまで断言してくれた。

そこで、サビは、おかみさんのそばで、えさを食べる というから
捕獲器をやめて、捕獲袋を見せて、使い方を説明した。
おかみさんは、道路で捕獲袋を投げる練習をやってみて
「まあ、これならできそう」と、引き受けてくれた。
それで、捕獲袋で、狙いのサビを捕まえたあと、袋ごと、ねこを
入れておけるように、折りたたみの小ケージを貸し出すことにした。

次の水曜日に、捕獲にいき、ケージを預けるのだけど
ケージがじゃまじゃまじゃま といいそう。

魚屋のおかみさんは、最初、オス2匹の TNR を依頼してきたが
その子たちは、かれこれ10年くらいいるから、手術はもういいという。
その、10年くらいいる という情報を信じて、オスの捕獲は見送ることにした。
-- 行動範囲の広い、オスだから、別の場所で捕獲できたら、去勢する --

K-san には、オス2匹を手術したい とは言ったものの本音ではなかったらしい。
たぶん、保健委員でもある相談者の手前、前向きなところをみせたかったのだうろと思う。

朝のエサヤリのときに、捕獲することも、同じく、相談者の手前
「やります。お願いします」と言っただけで、本音は面倒なのだと思う。
それで、もし、夕方に捕獲できれば、迎えにきます と伝えた。

おかみさんは、朝の仕込みが早くて大変だから、早寝らしい。
そそくさと、私たちとしゃべり終わると、家の中に入っていった。

K-san と、今足元を走り回っている、キジの子ねこは、
時期がきたら、このあたりで捕獲できるから、TNR しちゃおう と話した。

すると、おかみさんが、「これ、さっきできたばかり」と言って
私たちに、小女子をもってきてくれて、またさっさと戻っていった。

まあ、地元の保健委員さんで、たぶん魚屋さんのお客さんでもあるから
もし、何かこじれそうだったら、相談者にちくってみよう。

おかみさんが、捕獲袋で狙う、サビは、黒の多い模様らしい。
エサをもらえる時間帯にだけ、魚屋さんにくるのだ。
他の時間は、どこかに移動しているはず。
もっと、繁殖場所がありそうな気がしている。

ちなみに、今夜、その小女子を食べた。
塩味がきつくなくて、まだ柔らかくて、美味しかった。
ケガをしたり病気になったりしたねこを治療している、ぼやきながら・・。
けっこう繁盛している魚屋さんなのだと思う。



次回 「ねこ会」 のお知らせ

「黒猫だけの内輪のお見合い」 のお知らせ



にほんブログ村 猫ブログ 地域猫へ
にほんブログ村
クリックに感謝してます。