管理組合 TNR エリアの保護猫 ウイルス検査2012/04/08 01:08

どうぶつ基金 「この猫達の不妊手術(一部の場合もあります)は公益財団法人どうぶつ基金のTNR助成金(オス3000円メス5000円)にて行っています。」


マンションの管理組合が費用を負担してくれる TNR エリア

これまでに9匹を手術できたが、オス 6匹/ メス 3匹
餌やりさんの見立ては、オス 2匹か3匹、あとはメス だったが
オス 対 メス は、2対1 らしい。

オスの TNR が進んだ結果、姿を見せなくなっていた、大ママねこが
戻ってきている・・ということが分かった。
残りの捕獲目標は オス 1匹/メス (大ママねこ) 1匹

3/14 に不妊手術したものの、里親さん探しに切り替えたキジシロ
2週間の預かりを経て、私の家にやってきた。

ずーーっと、シャーシャー言っている。
バルのような攻撃性はなくて、触っても噛みついてこないけれど
懐く兆しがいっこうに見えてこなかった。

それで、うさ吉さんの家ネコ訓練を見習って、居間にちびケージを置き
シャーシャーうなるのをフリースで包んで移動させた。
他の保護ねこがしょっちゅう見にきて、キジシロは甘えんぼ鳴き。
このまま訓練を続けることにして、まずウイルス検査とワクチン接種にいった。

シャーシャー怒ってるのを、洗濯ネットにいれて、まずはツメきりと
ウイルス検査のための採血。ついでに検便も頼んだ。

20分ほどで検査キットを見せてもらうと、
白血病のマークがでるあたりに、ものすごくうっすらと青染あり。
獣医師もスタッフの人たちも、首をひねっていた。

・1カ月あとに再検査。ここではっきりマークが出たら陽性判定
・または、検査機関に再検査を頼む

この日は、ワクチン接種をしないで、悩みながら連れて帰った。
検便の結果は良好。回虫の発見なし。

1カ月あとに陽性判定が出たとき、TNR のエリアに戻すつもりだが
その間、ずっとケージにいれておくのも、それだけ家に置きながら
外に戻すのも、酷なような気がしてきた。

懐いてくるそぶりもないこの猫を、元の生活場所に帰すなら
早いほうがいいと決心した。

しかし、その前に、専門ラボでのウイルスがいるかどうかの検査を
お願いすることにして、翌日、再採血に連れて行った。

ラボでの検査には、高い費用のものとそうでもないものがあった。
獣医師には話していないが、陽性判定になったあと、インターフェロンの
治療を受けるつもりはない。これだけ嫌がっている仔だから帰すのだ。

そのため、はっきりと判定される定量検査のほうを選んだ。
費用は 10,500円。確か、安いほうは 6,000円くらい。
私はこれまで、幸いにも保護したねこに、ウイルス陽性の仔はいなかった。
それで、もしも擬陽性の判定があったとき、ウイルスの抗体検査だけではなく
ねこエイズや、ねこ白血病のウイルスそのものが存在するかどうかの
検査をうけてみようと思っていた。

図らずもそのような検査を受けることになった。
ほんとは、ねこエイズ抗体陽性判定のとき、
どんなウイルスが発見されるのか
知りたい気持ちが強かったのだけど・・・。

キジシロは、なんでもいやーーっと怒るから
「いやよ」という仮の名前をつけて、いやちゃん と呼んでいた。
専門ラボでの検査結果が、白血病ウイルス なし であったら
また、居間にちびケージを設置して、家ネコ訓練再開。
しかし、そのウイルスがいたら、今以上のストレスを与えないために
捕獲した場所に帰す。



再採血の後、帰宅してから、せっかくだからと思って抱っこしていた。
洗濯ネットのなかで、嫌がって指をかまれた。

ねこに噛まれると、あっというまに血が出てくる。
このとき、すぐに水道に傷口をさらして
傷口を押しながら、血を流しきる。
噛まれたときも痛いけれど、このときのほうが、もっと痛い。
血が止まりかけたら、指の付け根あたりを押さえて止血する。
この痛さを我慢して、血を流しきっておくと、それほど腫れずにすむし、
膿むことはない。

4/14 の「ねこ会」までには、いやよ の結果が分かる。

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