TNR 一日半のエサぬき 雨上がりの捕獲2012/03/27 14:38

どうぶつ基金 「この猫達の不妊手術(一部の場合もあります)は公益財団法人どうぶつ基金のTNR助成金(オス3000円メス5000円)にて行っています。」


緑区の TNR 現場
3/25 2匹予約、捕獲2匹以上目標

3/23 (金) 未明からの餌ヤリを含めて、エサ抜き実行
餌やりさんには、駐車場に行かないように念押し
23日は、朝からぽつぽつと雨が降り始め、やがて本降りになった。
ねこは毎日餌をもらえることがわかっているからなのか
雨の日には駐車場にはあまり来ないらしい。
ちょうどよかった。

翌24日、朝までシトシト雨降りだったが、昼には止み、晴れてきた。
こういう雨上がりは、捕獲にもってこい。
どこかに隠れていたねこたちが、身体をのばしながら集まる。
そして、みんな、35時間ほど餌をもらってないのだ。

24日、15時~、ヨッシーと捕獲器設置開始。
APL のワイヤーと、黒塗り木製の捕獲器を持参した。
ヨッシーも、2台の捕獲器を用意してくれた。
黒塗りの捕獲器は、趣味の手作り品だから、しばらく使わないと
調整するのがなかなか難しくなってくる。
お腹が大きいメスねこを狙っているから、いつもより大きめに
扉をあけて、セットしておいた。
新聞紙をひき、そこにもウエットをぬりつけて、またたびをまいた。

そして、別の車の付近に、ワイヤー捕獲器を同じようにセットし
段ボール箱にそのまま入れて設置完了。
段ボール箱には、「TNR のためねこを捕獲します・・」というような
お知らせをでっかく書いてある。

ワイヤー捕獲器を設置して、木製のを確認にいくと
なんと、初めて見る、グレートラのねこが入っていてびっくり!!

あまり姿を見せない・・といっていたねこかもしれない。
それはたしか、オスといってたから・・・と覗き込むと
捕獲器から私を目がけて、体当たりしてくるし
ワイヤーの隙間から手を出して、ひっかこうとするし
久々にみる、凶暴ねこだった。
まだ若い顔つきで、鼻筋がすーーっととおっていて、オスだと思った。
すぐ、タオルをかけて車に運んだが、その途中でも
捕獲器のなかで暴れていて、ほんとうに怖かった。
この捕獲器は、ときどきふたが開いて逃走のリスクがある。

車に入れて、扉と本体を紐で数カ所結び、まあ一安心と思っていたら
ヨッシーがやってきたから
「1匹捕獲できたーー」と報告。
ヨッシーも車の陰にかくれるように、捕獲器を設置。

すると、車に乗ろうとしてやってきたらしい、夫婦から話しかけられた。
「ときどき、駐車スペースの真ん中へんに、ねこ用のドライフードが
 置いてあるから、ねこをひきそうで怖かった。」

いろいろ聞くと、そのような餌ヤリで迷惑をうけていて
文句をいいたいと思っている・・と言われたから
「その餌ヤリさんは、手術にも無関心で、バラマキします。
 見つけたらどんどん文句を言ってやってください」とお願いした。

それから、もう1人、自転車でやってくる男性のエサヤリがいることも判明した。
そのあと、歩いて5分もかからないアピタに行き
すがきやのクリームぜんざいに惹かれたが
長居のできそうな、スタバーでゆっくり休憩開始。

しばらく、「相談者は、なんでこう、他力本願なのか!!」と、
2人して文句を言い合っていたが、ヨッシーが思い立ったように
「見てきます」といって、捕獲器の確認に行ってくれた。

なかなか、帰ってこないなーー、また、エサヤリ反対旦那と
ケンカになっているのか・・と思っていたら、写メールがきた。
「ねこがうようよ集まってます」 とあり
捕獲できたキジトラの写真がついていた。

「これは、妊娠していた、キジトラ、やっと捕まえた」と小躍りして読んだ。
しかも、偶然、自転車のエサヤリ者と遭遇し、TNR の話をしたらしい。
その人は、土日だけ、自転車でエサヤリにくる、40代らしき男性とのこと。
連絡先を交換したから、今度はエサ抜きにしっかり協力してもらえそう。

ヨッシーは、「あと10分早く見に行っていれば、エサヤリをやめてもらえたのに・・」と
悔やんでいたけれど、こうして遭遇できて、円満に話ができたのだから
十分だと思ってねぎらった。

2匹は、ヨッシーの車に積み、まだ捕獲したいメスネコがいるから
捕獲器を設置したままにして、スタバーに戻ってきた。
明日の予約はいっぱいだけど、失敗した人から譲ってもらえることになっていて、
アピタでゆっくり粘ることにしていた。

さらに、2人で1時間くらい粘って、今度は私が確認に行こうとしたら
「いま、絶好調に太っているから、私行ってきます」と、言い張って
また、ヨッシーが見に行ってくれた。
だけど、私だって運動不足だから、ほんとは歩かなきゃ・・・。

相変わらず、ねこは集まってはいるものの、自転車エサヤリさんに
カリカリフードをもらったから、なかなか入らなくなっている とのこと。

私は翌日、トライアルの予定が2件あり、ヨッシーは気を遣ってくれて
「今日はヒマな時間があるから、後は私が見ておきます」といってくれた。
それで、2匹は成功しているし、3匹目を失敗しても
また、エサ抜きを徹底してもらって、アピタ待機作戦を続けよう
と話して、別れた。

この日、ヨッシーは何度か見に行ってくれたが、夜の12時過から
再び雨になり、強く降り出したため、1時過ぎには捕獲器を引き上げてくれた。
翌日の朝も、9時まで粘ってくれたようだけど、結局3匹目の捕獲はうまくいかなかった。

そして、3/26 月曜日、リターンのために迎えに行くと
なんと凶暴グレートラはメスで、妊娠していたことが分かった。
やっと、緑区のエサやり場で、2匹の TNR (2匹とも堕胎手術) でき
エサヤリさんの確認の元、リターンできた。
残るは2匹のみ
太ったキジトラのオス と、初代サビキジ の大ママねこ

7匹の TNR が済み、そのうち、1匹は事故死、1匹は行方不明

次回 「ねこ会」 のお知らせ



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