TNR計画 -- 多頭飼い 訪問 ― 2012/03/05 14:45
![]() |
「この猫達の不妊手術(一部の場合もあります)は公益財団法人どうぶつ基金のTNR助成金(オス3000円メス5000円)にて行っています。」 |
3/4 13時ごろ、いつもの3名で、ねこ繁殖相談者を訪問した。
UR 公団 を追い出され、9匹くらいのねことともに、市内へ転居。
しかし、不妊去勢手術を怠り、子ねこが産まれ、現在15匹。
妊娠しているメスねこ 4匹 -- みなかなりのお腹。
さらに、メスねこ (目立たないだけで妊娠疑惑) -- 2匹?
子ねこ (ワクチン未接種 やせてはいないが・・) -- 5匹
去勢していないオス -- 2匹
去勢すみのオス ----- 2匹
年金受給 ときいていたが、それほど老夫婦ではなかった。
昨夜、「念書」を作って持参し、それを見せると
「わかりました、同意します」と言って、せまい玄関で署名と押印。
マスクが必要なほどの臭いはなく、私たちは立ったままで話した。
旦那さんが風邪でふせっているため、玄関入口に15匹のねこを
集めていて、おかけで、ねこを全部確認できた。
子ねことはいうけれど、一番小さい仔が 3カ月くらい。
黒猫で、風邪で左目のまぶたがくっついていた。
オアシスさんがお腹の大きいねこを触っているとき
私のバッグか、うさ吉さんの差し手れねこ缶の袋が
ドアにばたーーんと当たったのだけど
ものすごーーく驚いた顔で、オアシスさんが振り向いた。
帰路の車中でオアシスさんが
「あのとき、私、うさ吉さんが卒倒したのかと思った・・」と言っていた。
うさ吉さんは、差し入れようのねこ缶をもってきて
さらに、目薬と抗生薬も持参していた。
とにかく、子ねこの健康チェックと対処の説明をお任せして
3/5 に急きょとれた予約の2匹をどの妊娠ねこにするか
話しあい、黒いサビとうすいサビの2匹にした。
河川敷きや緑区で、捕獲失敗したねこが数日後に出産したことがある。
あのときのお腹の張り出し具合を思い出しながら
今日、明日、生まれるほどではない・・・とちょっとだけ安心しながら判断した。
UR 公団は、飼育禁止に違反している部屋を見つけると<
他にも飼育している人たちがどれほどいようがおかまいなしに
発見した家を訪問し、それが一人暮らしの老人や老夫婦だと
-- 勘ぐれば、それを分かって突撃しているように思う
数人でやってきて、退去を迫る。
UR 公団にいたときは、まだ9匹以下だった。
そのとき、繁殖を防ぐことを第一に考えていたら
今のような状態にはなっていない。
この繁殖ねこたちの飼い主に、
「これまで、どこかに相談したことはないの」と聞いてみた。
この人の頭の中は、「里子にだす、里親を探す」ことしかなく
里親探しの依頼をどうしたか、とか、愛護センターに聞いたとか
肝心の質問にはとうとう、答えなかった。
おそらく、繁殖を防ぐために相談する という発想はなかったのだ。
うさ吉さんが、「これは信頼関係で始めるしかないのですが
私たちのことを信用してくれるの」と、詰問した。
私たちも、だんだん腹は立ってくるものの、いたたまれない気分だった。
今、最優先することは、「妊娠しているねこの堕胎」
これしかない。不妊去勢手術を行ってから、里親さん探しを
どうやっていくのか、話しあう段階に進める。
この日はいったん帰り、夜の20時に再訪し、2匹のメスを預かった。
そして、今朝、堕胎手術をお願いし、夕方には迎えにいき
そのまま、相談者家に戻し、術後保護をしてもらう。
不妊手術+耳カット
次の水曜日 2匹、これで、妊娠4匹の手術が済むが
翌木曜日 1匹で、さらにメスの手術をしておく。
これがスムーズに進まないかぎり、どんなに相手があせろうが
里親さん探しの相談に耳を貸す気も余裕もないのだ。
次回 「ねこ会」 のお知らせ
![]() にほんブログ村 |
クリックに感謝してます。 |
![]() |
「この猫達の不妊手術(一部の場合もあります)は公益財団法人どうぶつ基金のTNR助成金(オス3000円メス5000円)にて行っています。」 |
最近のコメント