天白川のオヤジ2011/05/04 23:22

どうぶつ基金 「この猫達の不妊手術(一部の場合もあります)は公益財団法人どうぶつ基金のTNR助成金(オス3000円メス5000円)にて行っています。」


5/4 10時に、ニーナさんとマリーを連れて、トライアルに伺った。

チャトという名前の、茶トラでビビリ、もうすぐ3才の女の子がいて
可愛らしい首輪をしていて、とてもデリケート。
なんどか、飼い主さんが抱っこしては、マリーと対面させてくれたけれど
意外にも、マリーは怒らなくて、チャトお姉さんが、シャーッと言った。
飼い主さんは、「初めて、チャトのシャーを聞きました」と
言われていて、デリケートなチャトが、ゲリ便をしないように、
少しずつ距離を縮めて、鼻チュー挨拶をしてくれるよう願いつつ、
マリーの様子にすっかり安心してお暇した。
マリーは、チャトとおそろいの首輪と、「リリー」という名前の
プレゼントをもらって、トライアルがスタートした。
ニーナさんも私も、リリーにはあまり心配をしていなくて
ひたすら、チャトお姉さんの体調だけが心配な気分です。


16時ごろ、すみりんさんと川にいき、オヤジが出てこないから
橋げたの下までおりていったら、なんと、小屋にも1人、
その上の段にも1人、合計2人のホームレスがいることがわかった。
「オレのねこだ」と怒鳴った、ホームレスは、橋げたのすぐ下を
ねぐらにしていて、すみりんさんが、話し始めたものの
車の騒音でなかなか話が通じないし、聞き取れないから
「とにかく、上のベンチで話しましょう」ということになった。

橋のたもとのベンチに行き、オアシスさんもきて3人で待っていると
オヤジがのっそりとやってきて、橋げたのねぐらではおおへいだけど
フェンスを越えてくると、わりと穏やかに話をすることが分かった。

すみりんさんが、2009年からこの河川敷で TNR を開始し、
途中、中断があったものの、また再開していることや
「ねこを殺しているのではなく、殺処分を減らしたいから
 これ以上、のらねこを増やさないように活動している」ということを
粘り強く話してくれて、時々私がイライラッとすると
「怒っちゃだめ」とブレーキをかけてくれて、オアシスさんは
どうぶつ基金が発行しているチラシを渡していた。

いろいろ話したが、なんとか、「子ねこは里親さん探し」を約束し
母ねこは、捕獲に協力してもらって、手術がすんだらオヤジに返すから
死んでいない ということを納得できるでしょう・・ということになった。

まだ、ウダウダ言ってたけれど、「これで契約成立ねっっ」と言って
ねこ缶と、タバコを差し入れして、「これは受け取れん」という
オヤジを置いて、さっさと帰った。

オヤジがいうことには、オヤジのねぐらでは、黒猫が子ねこを
4匹、ダンボール箱の中で産んで育てているらしい。
はぁぁ、オアシスさんもすみりんさんも私も、自分の家の周りは
TNR 済んでいるから、もう子ねこが生まれる心配はないのに
河川敷きでは、1か月後に、どれだけの子ねこがわらわらと
出てくるのか・・・・。オヤジと約束したことでもあるけれど
なんとしても、子ねこの里親さんを探したい。

公益法人 どうぶつ基金が、やっと耳先カット手術支援を始めた。
どれだけ待っていたか・・・。これで、河川敷きのオスネコたちの
TNR を開始できる。



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どうぶつ基金 「この猫達の不妊手術(一部の場合もあります)は公益財団法人どうぶつ基金のTNR助成金(オス3000円メス5000円)にて行っています。」