いろいろな相談事2011/03/28 14:25

ちいちゃなレディと里子ねこの「チョコ」
「ねこ会」が認知されてきたら、相談電話が増えてきた。

私たちは、各自が住んでいる町内でねこの TNR に取り組んだとき
右も左もわからず、とまどったり、文句を言われたり、言い返したり、
いろいろあったから、困りごと相談にはできるかぎり誠実に対応したい。
でも、自分の都合ばかりで、身勝手な話しかしない相談者には
一線を画することに決めている。

天白公園は、年に1度区民祭りが催されるし、広域避難所でもあり
かなり広い公園で、そうとうなねこがいると思われていた。
この公園のとある一画で、8年まえから、ねこの手術をしてきた方から
相談を受け、とりあえず、便利な「コメダ」で話を聞いてみた。

・8年間で15匹のねこを TNR してきたが、現在確認できるのは10匹
・始めたころは、「エサをやるな」と怒鳴られ、コソコソと行ってきた
・15匹の写真記録も残さず、耳カットのようなマークもつけていない
・エサを与えている以上、最後まで世話をしたいが、高齢になり
捕獲することがとても困難になってきた
・未手術のメス、おそらく妊娠ねこ が、3匹、オス 1匹を TNR したい

顔見知りのえさやりさんは複数いるが、共同するような間柄ではなく
手術費用のカンパ協力はあまり見込めない、話してはみるけれど・・・
というような話を聞いた。
「エサやるな」という看板があるためか、サッカーをしている小学生の
何人かが、ねこにボールを蹴ったり、投げたりするため注意すると
「エサをやるなってことは、殺してもいいってことだろ」と言うらしい。
「どこの学校!!」と聞いても、けっして答えないそうだ。
(そんなの、近くの小学校に抗議の電話をすればいいのだ)

妊娠しているねこ 3匹の費用を負担していただく約束をして
TNR をすることに決め、天白公園の下見にいった。

動物病院の予約をかろうじて1匹とれた、3/27 の早朝5時半
ジョギングしている女性たちや散歩や掃除をしている男性が
意外なほど親しく話しかけてくれて、ねこの情報を教えてくれた。
「えさをやるな」とどなるオヤジというのは現れなかった。

妊娠しているねこは、相談してきたエサやりさんの協力があれば
姿を見せることがわかり、手術の予約を確保してから、捕獲する。

その一画には、茶トラ白の人懐っこいメスのねこがいた。
たぶん、1才くらいで、昨年の11月が12月ごろに急に現れて
エサやりさんを待つようになったという。
食欲旺盛で、妊娠の兆候がないから、不妊手術済みと判断。
鈴のついた、赤い、やや汚れた首輪をしていた。
この仔は、早朝のときも、夕方も木の下に座って静かに待っていて
エサやりさんがくると、可愛らしい声ですりよってくる。

出入り自由に飼われているのか? とも思ったけれど、公園の
その場所を離れないことから、捨てられたか置き去りにされたと
思われ、その人懐こさから、危うさも感じられ、いろいろ考えて
「マナカ」をきっかけに親しくなった、「アサノさん」に保護と
里親さん探しを頼んでみたら、即、引き受けてくれた。
たまたま、保護ねこがいない状況で、ラッキーだった。

一度捨てられ、なれない外ねこ生活に5か月ちかく耐えてきた茶白。
3/28、保護に向かうが、公園のあの場所で待っていますように・・。

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