F駅会合 1回目2010/11/05 15:04

16時20分 F駅噴水付近に集合し、公団集会所へ。

進行役 --- 管轄の保健所 主査と主事
 話し合いのレジュメ作成。  この2人はともに、獣医師。立場は殺処分削減。
 獣医師でもない保健所担当者だと、理解がまるで違う。

F駅公団 -- 自治会の会長、同副会長、同保健委員
 この3人は、名東区の保健委員でもある。
 ねこを減らしたいが、殺せばいいとは思っていない。
 愛護センターに持ち込むような時代ではないと思っている。

Mストア副店長
 まだノラネコ被害は出ていないが、ストア周辺のねこをゼロにしてほしい。
 別のストアでは、夜間にねこが店内で商品などを傷つけ、
店内を動き回るため、セキュリティシムテムが作動したことがある。
 ねこに商品をあらされている という風評被害を恐れている。
 しかし、ねこを増やさないために何かをしたことはない。
 エサやるな看板を立てている。
 公団自治会の決定には従う立場。

F駅商店街事務局
 各商店から、現在のねこ被害の具体的な苦情はない。
 雨どいのようなところに子猫が落ちたときは、助ける。
 数年前は、壁に穴をあけて、子猫を助け、飼い主を見つけた。
 生ゴミなどの出し方の工夫について、一考必要に思う。(私見)
 おそらく、公団自治会に協力してくれる雰囲気。

こちらから渡した資料
・神奈川区福祉保健センター作成の「ノラ猫から 地域猫へ!」 しおり
・飼い主のいない猫 「活動計画書(案)」
・公益財団法人 どうぶつ基金 TNRのチラシ

話し合いの折り合い点
・F駅周辺の飼い主のいない猫の数を減らしていく
・「地域猫」という標榜を出さず、環境活動として行う
・公団自治会役員会の承認を得てから、計画を練る

すでに始める活動
・駅周辺のねこの頭数把握
 掃除請負のサービスさんたちからの情報収集
 自転車放置監視の方からの情報収集
・餌やりさんたちとの話し合い
 片付けの徹底と餌付けの意識
・子猫の保護と里親さん探し
 妊娠しているねこは、捕獲できれば手術する
 生まれる前の命に未練をもつ余裕なし
 生まれてきた命は、救っていく

無責任餌付けへの警告
・ねこに人間の食べ物を与えると(弁当のおかず等)、食習性が変わり
 生ゴミを荒らしたり、店の商品にキズをつけたりするが、これは
 人間の食べ物を与えた、おろかな行為に責任がある。
・ねこに、キャットフードと水のみ与えていけば、被害を抑えられる。
・キャットフードと水を与えて、安心させ、いずれネコトイレを覚えさせたい。

会合は約90分間、これまでの対立は、個人的なもの。
これからは、公団という住人グループと、TNRを軸にした地域猫活動の
グループとの協働になる。
しかし、計画を具体的に立案できるかどうかは、自治会役員会の
決定を待つことになった。
詳細は続きます



CBD 市民ネット(生物多様性条約市民ネットワーク)

11/20(土) お見合い会

てんぱくねこだより

飼い主のいない猫の不妊・去勢手術を無償にする