えさやり禁止看板2010/11/03 00:00

無知で恥ずかしいだけの看板
地下鉄沿線F駅 公共スペースの一角に出た張り紙
誰かの私有地ではなく、通行人らが行きかい、ベンチで休み、
井戸端話をしているような場所に張り出されている。
公共スペースに張り出された以上、写真の加工をしないで載せた。

ノラねこを増やさないためには、TNR という方法があり
捕獲するためには、餌付けも必要であり
手術後に戻してからは、えさと水を与えて見守りたい。

このような張り紙で効果が出る とは、貼り出したところも
期待はしていないらしい。張り紙さえすれば、何らかの手を打った
ということを示したことになり、気が済むのかもしれない。

エサをやるな警告 → えさをあげている場所 と知らせている →
ねこを捨てる人間にとって、かっこうの PR になる ということを分からない。

ならば、「置きエサをしないでください」という看板ならいいのか?
それも同じ。「置きエサをしている場所」という PR になるだけ。
つまり、どのみち PR になるならば、その効果を利用すればいい。

「きちんとねこにエサと水を与え、見守っています。」
「エサを与えたら、片付けて掃除をしています。」
「私たちは、捨てねこという行為を許しません。」

正々堂々とねこの世話をすることを認めると、きちんと掃除されて
その環境はきれいになっていく。
だれが、怒鳴られながら、嫌がらせをうけながら、その場に立ち止まれるのか?
黙認してもらえれば、そそくさと引き上げずに、片付けもできる。
キレイになっていくと、ベンチに座る人たちも、ポイ捨てをしにくくなる。

保健所の立会いのもと、F駅周辺の自治会役員との話し合いの日が
近づいてきた。「ねこを増やしたくない」という点は一致しているはず。
人間の分別に希望をこめて、折り合いを探っていきたい。



CBD 市民ネット(生物多様性条約市民ネットワーク)

フジッコのいつさと

成ねこだけのお見合い会

てんぱくねこだより

飼い主のいない猫の不妊・去勢手術を無償にする