ちょび いきなりのトライアル開始2009/10/20 23:39

いよいよ里親会だよ、ちょび と話かけたとき
10/18 日曜の朝、動物病院に行くと混んでいた。
まず、検便をしてもらったら、コクシジウムはマイナスとなり
体重も 1.05 kg
獣医師さんに、「1週間で 200g も増えたのはすごい」と
言われた。ありゃ、ちょっと食べさせすぎたのかも?

里親様をゲットするまで、安心して先住ネコたちと
遊ばせようと思って、まずウイルス検査をお願いした。
10分後、陰性の判定をもらって、晴れてワクチン3種を摂取。
これでひととおりの治療やらいろいろが済んだ。

ワクチンを打ったばかりだから、さすがにちょびは
キャリーの中で、静かにしていて、私はそのまま
Cat paw club の里親譲渡会に連れて行った。

里親会は、いろいろな模様のネコたちが集まり、
ひゃあひゃあ鳴いて走り回るし、すんごく楽しい。
ネコの遺棄が絶えない公園で保護された子猫たちの中で
なかなか里親様がきまらなかった仔がいよいよ、正式譲渡に
向かうことになって、感慨ひとしおだった。

そんなこんなで、いつものようにてんやわんやのお見合い合戦の中
12時過ぎに、最後の予約のご家族がやってきた。
家には、ロコという名前の男子ネコがいて、その仔との相性を
とても気にかけておられた。可愛い女の子の姉妹も、かなりネコが
好きなようで、いろいろな子猫たちを抱っこしてなかなか決められないようだった。

ネコの他に、インコ、ウサギ、熱帯魚にカメを飼っているそうで
安易にトライアルしてダメだった・・・・・・ ということにはしたくない
との考えで、候補の子猫3匹のなかで、どの仔にしようか~~
という段階になった。(このとき、ちょびも3匹の中にはいってた)

候補3匹のなかで、なんとこの日、ワクチンやウイルス検査を
すませていたのが、ちょびだけだった!! というほんのちょっとの
リード? で、先住ネコの安心のため、そのご家族は、ちょびを
抱き上げてくださったのだ。

ちょびは、ワクチンの効果? もあり、いつもとは全く違うおとなしさ。
女の子の腕の中で、眠ってしまうほどだった。
こんな幸運の中、ちょびは、逆転ホームランを打つべく
10/19 月曜 19時ごろを目指して、そのご家族のお宅に
トライアル開始のための仮譲渡に伺うことになった。

ちょび 先住君をストーカー2009/10/21 23:10

譲渡会の朝も、プロレス三昧
ちょびは、我が家の先住ネコのコタロウ (5才 7 kg オス) と
連日連夜、プロレスをしていた。
コタロウは、マース・ポテト がいたころ、甲高い威嚇の声をだして
しょっちゅう逃げていて、おそらく、マースに勝ったことはないはず。

ポテトの里親様がちゃんとほめてあげていることを見習って
コタロウには、「コタは私の宝物の猫なんだから」 と言い聞かせて
「ちょび は子猫なんだし、女の子なんだから、いじめちゃだめ」
と言っておいたら、数日後、威嚇しなくなり、おいかけっこを
するようになっていた。
しかも、1か月ちょっとのちょびに追いかけられて、コタロウは
いつも真剣に走っていた。(どうなんでしょ、男子猫として)

ちょび は、こうして、体重差をものともしないプロレスの技を
磨いていたから、トライアル先のオスネコ (ロコ君) に
威嚇されようが、きっと平気だろうと思っていた。
トライアル先の方によると、ちょびは、嫌がるロコ君を
ストーカーしているらしい。
ちょび のトライアルは、デリケートなロコ君が受け入れるか否か
にかかっていて、ゆっくりじっくり2週間くらいみていただける。

もう、「果報は寝て待て」 の気分。

明日は、10/18 運命の譲渡会に、自ら会場のお宅にやってきた
真っ黒な子猫 「マロン」 のことを書くことにする。

10/18 譲渡会の日の迷い猫2009/10/22 21:58

里親会に自ら? やってきたマロン
Cat paw club 主催の里親会は、当初、動物病院のロビーを
休憩時間に借りて行っていたが、祝日の月曜日に限られ
駐車スペースが足りなくて大変だった。

さらに、子猫シーズン到来で、保護した子猫がわらわらいて
とても祝日の月曜日を待ってはいられない。
かといって、暑い炎天下、商店街や公園は避けたかった。

こんな中、会員のオアシスさんが、自宅のリビングで里親会を
開くことを提案してくれて、それ以降、とても快適に行っている。


10月17日 里親会の前の晩、オアシスさん家の近くで
小さい猫が目撃されたが、鳴き声もしなかったらしい。
翌18日の早朝6時ごろ、側溝の中から、まだ小さそうな猫の
鳴き声が聞こえてきたため、側溝探索をするも、近づくと
その子猫らしい鳴き声は消えてしまうのだった。
それで、とりあえず、側溝の中に餌を置いてみたら、
鳴き声はしなくなったというのだ。

その後、オアシスさんが掃除を済ませた、10時ごろ、
なんと庭にあるロッキング風の物置の屋根に、黒い子猫が
乗っていて、そのまま手でつかみ、サークルに保護して
いきなり、里親会にデビューした。(今は マロン という名前)


オアシスさん宅に着くと、「今朝、家に来たの」と紹介された
黒い子猫が、キャリーの中で縮こまっていた。
手を入れると、キャリーの奥に逃げてさらに縮こまるのだった。
「なんで? 里親会って分かったのかな?」
「あんた、どこから来たのぉぉ?」
と、その黒い子猫はなかなか人気を集めていたが、
いきなり人間の家に保護され、とても戸惑っている感じだった。

しかし、私は見た。オアシスさんの長男の高校生がその子猫の
キャリーに手を近づけたら、なんと黒子猫は逃げず、そればかりか
頭をくっつけて甘えているではないか!!
猫に好かれるオアシス邸 というのは真実だったのだ。

さらに、この真っ黒な子猫は、里親会が済んだころから、
人の家というものに馴染んできたらしく、キャリーのドアを
開けたら、とても自然に出てきたのだ。
(それまでも何度も開けたのだけど、いつも縮こまっていた)
ただ、その日に保護されたばかりだったから、他の猫への
接近は全面禁止!! 見張り付きで、黒子猫はちょっとだけ
リビングフリーを味わった。


里親会が済み、数日後の 10/21 (水)、再度オアシスさん宅に
フリーマーケットの準備で集まったら、いきなり2倍くらいに成長した
真っ黒子猫が、「マロン」 という名前をもらって、元気に遊んでいた。

あのとき、威嚇はしなかったけれど、まだまだおっかなびっくりだった、
マロンは、すぐに落ち着いて、ごろごろ甘えて、遊びまくって
トイレも覚えて、カリカリを食べているそうだ。
しかも、ケージの柵隙間から抜け出すコツも覚えて
しょっちゅう、出ているらしい。

はあぁぁ、いずこも、保護した子猫はサークル抜けをするのであった。

マロン の 「いつでも里親募集中」


ぽにょん様、支援していただけるのは本当にうれしいです。
ご自身も、野良っ子を保護されて手術しておられるのに。
それから、粗相ポテトにいつも温かいコメントをくださって
どんなに、のろのろクマさんも私も救われていることか・・・・・・。
りりママもきっと泣いてます。 "^_^"

車輪の下 -- 子猫編2009/10/23 22:51

オクト 約1か月 好き嫌いあり
10/19 19時ごろ着を目指して、ちょびをキャリーに入れて
りりママ の運転で、里親トライアルのお宅へ向かっていたとき
ちょっと道を確認するために、停車した。すると りりママ が
「あっ、子猫がいる」 と叫んでいきなり車を出て行った。
私が、里親候補の方に道順を電話で聞いていると、
戻ってきた りりママ の手には、ちいちゃな子猫が入っていた。

大型トラックのタイヤのあたりにいたというその子猫は、
タイヤに飛び乗って隠れようとはしたものの、りりママに
素手つかみされ、御用となったのだ。
その子猫だけが大型トラックの車輪の下にいたらしく
交通量の多い道で、ヨチヨチ歩きをしていたのか?
1か月くらいの子猫がどうやって、こんな車道にきたのか?
捨てられたのか・・・・・・、とあれこれ話しながら、
大き目のポーチに入れて、とりあえず、
トライアルの里親様宅に連れて行った。

ちょび は、予想通り、すでに前からそのお宅にいるかのように
普通にちょこまかして、なんと先住のロコ君のトイレで
ウンチ をして、私たちを安心させてくれた。

りりママ が、途中で保護した子猫を見せて、餌皿を出してもらい
「ちょびの嫁入り品」 としてもってきた、dbf 缶詰とロイヤルカナンを
開けて、その子猫に食べさせ、水を飲ませている間に
ちょびは、姉妹のお姉さんのひざで寝始めた。

マースとの無責任なさよならを反省していたから、
今回はちゃんと 「ちょびとさよなら」 をしてきたので
私はまったくなんの不安もなく、ちょびを託して帰った。

この後、いろいろあって、帰宅は深夜の12時を過ぎた。
子猫をシャンプーしたら、お湯が真っ黒になり、ノミも
数匹ほど溺死していた。一日くらいいただけで、これほど
排ガスで汚れるものなのだろうか? と不思議に思うほどだった。

ちょび の後継の子猫は、りりママの保護がちょっとマジカルだったので
りりマママジック → 10月 → オクトマジック (サッカー好き)
てな、発想で、「オクト」 と名づけ、またもや子猫育ての日々が始まった。

オクト 600g ちこまか2009/10/24 22:48

先住のメスネコ 「ホネコ」 から威嚇
オアシスさんが保護中の 「まろん」 は、「いつさと」 に載せたら
すぐにオファーがきて、なんと譲渡につながることになった。
自ら運を引き寄せる強運の子猫、「まろん」。

それにひきかえ、「オクト」 は、10/21 から、ミルクばっかり
飲んで、サイエンスダイエットのキトンレバーを拒否。
しょうがないから返品して、dbf 「子猫の離乳食」 缶詰を買ったが
これまた食べようとしないから、このままだと衰弱? とデラ不安。

おまけに、朝見に行ったら、右目だけ涙目になっているではないか。
湯たんぽいれてるのに、まだ寒かったのか?
先住猫たちは、子猫のころ病気知らずで、飼い主の私も
子猫の病気に無頓着で、生協の牛乳を平気で飲ませていた。
よくもまあ、パクパク食べてぐんぐん大きく、太くなってくれたものだ。

自分で飼うわけではない子猫 「オクト」。体重測定しては一喜一憂。
自分で食べないから、dbf を少しずつ、口のなかに突っ込んでいる。
口のなかに入れてやると食べるのだ。いらなくなるとペッと吐く。
わたしって、過保護なのか?
車輪の下の子猫は、ママ猫も不明だし、どこで生まれたのかも不明。
なのに、シャムの純血? と思いたくなるような容貌の腕白小僧。

毎日、ちゃんと写真を撮って、きちんと成長を記録するぞっ と
思ったら、Cat paw club の会員さんから、オファーをもらった。
ちょっと早いけれど、明日か明後日には検便して、水曜日か
木曜日にはウイルス検査して、天晴れ 「陰性」 だったら、
オクトの婿入り先は確定することになる。

オクト、まだ 600g 、ケージの柵抜けのコツもいっこうに分からず
ケージ脱走もできないくらいバイタリティー不足? なのに
強運を掴めるのか? 毎晩、陰性であることを願って寝ることにした。