ポテト もう大丈夫ですね。2009/10/02 23:51

里親様

10/2 の記事を読み、3日間連続の粗相の原因は
私の分かれ方にあったのだ!! と痛感しました。

譲渡のとき、初めての家で物陰などに入り込むのは
よくあることで、猫はたいていそうなのだ…… と思ってました。

四国行きの前夜には 「ほんとうの飼い主さん」 ということを
話したものの、よく分からないまま、慣れない車中 9時間、
疲れて、眠くて、分けがわからなかったのだと思います。

あのとき、ソファーの下に隠れてしまった ポテト にちゃんと
声をかけ、言い聞かせて、お別れするべきでした。
無理に引っ張り出さなくても、声をかけることならできたのに。
私はとても安心していたけれど、ポテトにそれが分かるはずもなく
いきなり、孤独にされた気分で、最初はおとなしくしていたものの
ムラムラと反抗心が出てきたのでしょう。

そのポテトが、今では里親様の腕に頭をのっけたりしているそうで
連続の粗相もどうやら治まりつつあるらしい。
里親様の日々の試練には頭が下がる思いです。
ほんとうに、くじけそうになりながらも、ポテトを育んでいただき
心から感謝いたします。ありがとうございます。

貴重な、そして温かいアドバイスをくださった方々、本当に ありがとうございました。
これからも、里親様探しを続けますが、託した猫と、ちゃんと
お別れをすることを肝に銘じます。

ポテト、無責任な私を忘れてくれたと思います。
でも、私は忘れないから。いつまでも覚えているからね。

マースの次は ちょび2009/10/14 23:03

ちょび 一生懸命里親募集中
マースがポテトになる日々の修行がとても気になっていたけれど
シルバーウィークが終わったら、すぐ TNR を再開した。


TNR を進めている場所には、10年近く、雪や雨の朝も台風がきても
餌やりを続けている人がいる。この人をセイさんと呼んでいる。
セイさんが親族の用事で千葉に出かけ、1週間、餌やりを代行することになった。
初日の 9/25 朝の4時半に起きて、餌場に向かった。
セイさんの餌やりを私が代行すると、たいてい、
集まってくる猫の数がまず、半分になる。
で、しばらく続けていると、少しずつ増えていって、
7割りくらいになったころ、代行期間が終了する。

この日も、5~6匹くらいになっていて、用意した餌が余るな~
と思っていたら、ちびちびの子猫が2匹もいたのだった。
メス猫の手術は済んでいるはずなのに、なぜ? なぜ?
と、頭がクラクラした。
見落としていたメスが、20mほど離れた廃車の中で産んだ!!
と確信し、とにかく子猫たちをなんとか捕まえて里親募集しなければっ
と覚悟して、その日は帰った。
とても小さな、ヨチヨチした子猫たちだった。
猫のブログで 「子猫は発見されたときが命の分かれ目」 という
記事を読んだことがあり、急がなくては……と思っていた。
でも、そんなに早く別れがくるとは思ってもみなかった。

9/26 早朝4時半すぎ、餌場に向かうと、子猫は1匹しかいない。
しかもヨチヨチなのに、警戒心もあるのか、つかめそうなところまで近づけない。
子猫用の餌を置いて、しばらく慣れさせてから、いっきに2匹を
素手で捕まえようと思って、その日は帰った。
でも、9/27 も子猫は1匹しか現れず、もう一匹は、土に帰ったのだと分かった。

9/28 4時半起きにもだいぶ慣れ、待っている猫の数も増えた。
ちびちびの子猫は、にゃあにゃあ鳴きながら出てくるようになった。
  Cat paw club のメーリングに子猫を発見したことや、
2匹いたのに1匹だけになったこと、なんとしても素手掴みすること
などを書き込み、マースが使っていた2段ケージをやっと掃除した。

9/29 掴みやすいところに子猫用缶詰をおいて、知らん顔して
他の猫たちに餌をあげていたら、ぴょこぴょこ出てきたので
「いまだっっっ」とばかりに、ムンズと素手で掴み、キャリーに入れた。
その子猫は、キャリーの中で、それほど泣きもせず、
不思議そうな顔をして私を見ていた。

餌やりのセイさんは、猫を2匹飼っていて、そのうちの1匹が
今年、20才になり、名古屋市から表彰された。
きょうだい がいたのに、1匹だけになってしまった、縞模様の三毛の
子猫に、セイさんの長寿猫にあやかって 「ちょぴ」 と名づけた。

ちょび 里親募集を開始2009/10/15 21:21

2日目には、2段目に飛びついて寝ていた
9/29 子猫を素手掴みしてほっとしたものの
小さいし、か弱く鳴くし、いっちょ前に 「しゃー」
と言ってるし、まず何をすればいいのか途方にくれた。

いつもは、早朝の餌やりから戻ると、1時間ほど二度寝して
出勤するのだが、とてもそんな気にはなれなかった。

子猫の素手掴みの成否を心配してくれている りりママ に一報。
すると、シャンプーしたほうがいいとの返信メール。
「今からかな? 夕方でいいのかな?」 と聞いてみたら
すぐシャンプーするのが良い とのことなので、
飛び起きて、「しゃー」 らしきことをいってる子猫を掴んで
風呂場に直行して、ノミ取りシャンプー、2回もやった。

タオルドライして、まあこれでいいか? と思って、
子猫をケージに戻した。子猫は 「シャー」 とは言うものの、
全くの無抵抗で、そのまま100均プラケースで寝るのだった。

お菓子の空き箱をビニール袋に入れ、そこに細かい猫砂を敷き詰めた、
ちいちゃなトイレを子猫はすぐに使えるようになった。
「ちょび」 は、縞模様のミケ猫。ミケ猫はやっぱり賢いな。


ちょびの 「いつでも里親募集中」

ちょび ケージの柵隙間脱走2009/10/16 23:04

放牧中のちょび
ちょびをケージに入れて安心していたら、なぜか出ている。
「なんで? どこから? 開いてるのか?」
不思議でならなかったけれど、その都度、ケージに戻していた。

で、先住ネコたちのトレイを掃除しているとき、ふと顔を上げると
ちょびが、ケージの柵の隙間から、「ぐにゅーーー」と顔を出し、
そのまま、ぬいーーんと出てくるではないかっっっ。

もう、まだまだ細くてきゃしゃだから、顔さえ出れば、下半身なんて
すぐ出てしまう。
これかっ、これで出ていたのか、ケージに入れてもムダじゃん!

まだ、ワクチンもしていないし、シャプーしただけで
レボリューションもしてないし、便検査もまだまだ。
でも、元気に走り回ってるし、部屋に閉じ込めると鳴くので
まあ、いいか? と、放牧し、先住ネコはワクチンしてるし
大丈夫でしょう…… と楽観することにした。

りりママには、「ちょび、隔離できません」 と報告しておいた。

先住ネコたちは、マースのときとは違い、威嚇はするものの
適当にあしらっているので、なんとかなると思うことにした。


ちょびの 「いつでも里親募集中」
「ちゃとらとはちわれ」 の卒業にゃんこの たびちゃん似 です。
でも、性格は「こはる日記.」の こうめ・アスリート系 です。

ちょび 足を痛める2009/10/17 11:23

とても心配させたころのちょび
台風が接近してきた朝、ちょびが、右の前足を浮かして
ぴょこぴょこ歩いているのに気づいた。
走り回って、飛び上がって、まだ飛び上がれないところには
よじ登って、いきなり飛び降りたり、落ちたりしているから
どうやら足を痛めたらしい。

日中は、かつての 「マース部屋」 を 「ちょびの部屋」 として
ケージは開けっ放しにして、いつでも餌を食べたり水を飲んだり
トイレを使えるようにしてある。

帰宅してから、ちょびを放牧するのだが、ちょびは待ちかねたように
走り回って、先住猫を追いかけまわして遊ぶのだ。

こんなにパワフルだった ちょび の異変にはあわてたが
抱っこして右前足をいろいろ触っても、痛がりはしない。
伸ばしたりひっこめたりしても、肉球を押しても大丈夫らしい。
しかし、いきなり食欲が落ちてしまった。
なぜ? というほど食が細くなったのだ。
「子猫は1回食べられなくなると、次の食事をとる体力が落ちる」
というような記事を読んでいたので、ものすごーーーく心配になった。
動物病院に行くか? この台風の中、風邪をひいたら意味がないし・・・
ワクチンを打てるほどの体重にはほど遠く (800 g 以下)
足を見てもらうより、寒さで弱ることのほうが心配だった。
ちょこっとずつでも食べているので、様子をみながら
10/10 9時に動物病院に連れていった。

足の状況は問題なかったが、体重は 780g ほど
便検査の結果、コクシジウム検出 (ゲリではなく良いウンチ)
10日間のコクシ治療を開始し、療養食を出してもらった。
食欲のない原因は、コクシにあるとは決められないそうで、
10日後再検査のとき、ウイルス検査とワクチンをすることに決めた。

10/17 の今日まで、コクシの治療薬を小さな注射筒(シリンジ) で
与え続けてもうすぐ再検査。食欲はまずまずになり、体重もやっと
1 kg を超え、安心できる状態になってきた。


ちょびの 「いつでも里親募集中」

「ちゃとらとはちわれ」 の卒業にゃんこの たびちゃん似 です。
でも、性格は「こはる日記.」の こうめ・アスリート系 です。