10月からの目論み2012/10/01 14:31

授乳チビたちは、てんでに、トイレ箱でオシッコできるようになり
生後1カ月を過ぎ、体重は 400g を超えてきた。
まだまだ、シリンジからミルクを飲むけれど、ちょっとずつなら、お皿から飲める。
ワンラックの指示書では、400g を超えると、4スプーン/回 らしいが
ちびちび たちは、そんなには飲まない。
2匹で、1回あたり、5~6スプーン+ヤギミルク
飲ませた後、オシッコ刺激するのだけど、最近かなり抵抗する。
どうやら、自分でトイレ箱でしたいらしい??
便秘気味だからそろそろお尻りシャンプーか・・・と思っていると
トイレ箱の中や、ケージのシーツの上で、ちゃんとウンチをしている。
10/1 の今日は、発見したときからちょうど1カ月たった。
レボリューションして、1週間ほどしたら、検便の予定。



K-san は、例のエリアで、11匹を私費で手術し、10匹をリターンした。
そのうち、8匹がメス。新たなねこや、妊娠ねこがやってきたら
餌やりをしている人から連絡がくることになっている。

TNR に追われ、記録が追いつかない。手術済みのねこの写真ばかりたまっていく。
もう、2011年のものから報告書作成を怠ってしまった。
南保健所の対応の変容を見ていて、ちょっと思うことがある。
いつも手術をお願いしている動物病院の予約がしばらく、1匹/日
しかできないこともあり、真面目に報告書をまとめることにした。

報告書まとめの地区

緑区
天白区 -- 駐輪場、河川の一部、マンション管理組合、霊園
-- そしてそもそも、自分の住宅近辺、東樹会病院近辺
熱田区
名東区

報告書は、統一フォームのものを作成し、確認項目も統一。
その確認項目から、未対応のまま問題点となっているものを
今後の課題としておく。
報告書の表紙は、活動の建て前を示す。
報告内容が、現状とそのための悪戦苦闘を示し
今後の課題には、本音を書いておく。

これを提出し、「本当に、この活動を必要とは思わないのですか」と
区役所 → 名古屋市に聞いてみたい。



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里子ねこ逃走対策2012/10/03 14:30

「ねこ会」は3年目になり、里親さんが確実に増えている。
そして、里子ねこの逃走も・・・。

1.里親さんは、すぐには連絡をくれないもの
譲渡誓約書には、なにかあれば夜中であっても連絡を・・と書いてはあるが
里親さんは、ねこが逃げたとき、直後にはまず連絡をくれない。
くれないもの として、対策を講じる。
里親さん自身で、まず探してみるから。

◆ 里親さんから連絡がきたとき
警察、愛護センター、環境事務局への問い合わせを確認
これは、里親さん自身にしてもらう。

2.逃走した直後は、里親さんの家の近くにいるもの
逃げていくねこを追いかけるのはご法度。
暗くなってから、カリカリフードの音を鳴らしながら、静かに歩く。
マンションか戸建かによるが、臭いのついた砂をばらまくのではなくて
敷地の一画、マンションであれば、逃げた方向の電柱あたりに
小さな山盛りにして置く。
場合によっては、お風呂の残り湯をまいておく。

3.すぐさま、捕獲器を設置しない
捕獲器を過信してはならいないと思う。
TNR の捕獲とはまったく違う。
敷地内に、カリカリフードと水を置き、戻ってきた場合に備える。
このフードと水を毎日変えて、それの変化を見る。
このとき、他のねこが食べることもあるが、それはしょうがない。

4.重要 捕獲器に入った、未知のねこを 安易に解放しない
私たちは、ねこ会への参加打診に対しても、保護した子ねこの母ねこに
ついて、手術を勧めたり、捕獲協力したりしている。
なのに、入った未知のねこを解放していいとは思わない。

5.捕獲してしまった、ねこは、TNR しておく
その未知のねこを、TNR しようと活動している人がいるかもしれない。
もし、逆の立場だったら、とてつもなーーく、感謝する。

6.迷子ねこチラシの配布、チラシ提示期間を書いて電柱に貼る
コンビニや喫茶店にも、チラシを貼ってもらう
このチラシポスティングは、徐々に配布エリアを広げるしかない。
心ある里親さんであれば、いっしょに配布してくれるもの。
チラシは、里親さん自身が作るか、こちらで作るか、どちらでもいい。
※ チラシのポスティグをしていると、この方向には逃げてほしくない・・
と、感じる界隈がある。(交通量が多い など)
でも、その方角こそ、ポスティングしたほうがいいのかもしれない。

7.チラシポスティングによる情報を待つ

8.くるねこさんのブログに記事協力をお願いしてみる
大変忙しい方であるし、迷惑メールの数も相当なものと思われるから
メールでの依頼は、簡潔で丁寧に。
ポスティングしたチラシを添付メールしてみる。

9.逃走したねこを保護してくれた人が、いつさとに出すかもれしない
いつさとの情報をチェックする。

10.飼い主が諦めたときが、そのねこが消えるときと思う。



◆ ねこの保護成功のとき

貼っておいた電柱のチラシに、「保護しました」と書いたシールを貼りつけて
告知してから、しばらくして、そのチラシをはがす
気にかけている人は意外に多い。だからすぐにはがすのではなくてお知らせする。

警察や愛護センターなどに報告する。
コンビニ、喫茶店などにも報告とお礼。

◆ 保護したねこには、まずレボリューション
シャンプーはもっと落ち着いてから。

以上、また思いついたら、追記していきます。



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ちびたちの離乳の道、遠し2012/10/05 14:08

10/3 16時ごろミルクをあげて、20時ごろに見に行くと
Q がぐったりしていた。5カ所くらいに、吐しゃ物があり
それはミルクだった。

寝床箱のヘリに顔をつけて、動かない。そばで、サンが
ニーニー鳴いて、ハラペココールをしていた。

Q を触ってみると、ビクッとして、ギャーというような悲鳴のような
泣き声をあげて、また寝てしまった。
どうやら、死んではいない・・と思って、とにかく、サンと離した。
サンにはたっぷりミルクを飲ませて、寝床箱に戻し
Q にも、少し飲むかと思ってあげてみたが、飲み込もうとしない。
それで、タオルでくるんで、ソファーに寝かせてみた。

たった4時間で急変か・・・と驚きつつ、ミルクを吐いていたことを思い出し
今回は、トイレ砂を食べてしまったのではない・・と分かった。
考えられるのは、誤嚥。
16時のミルクのときは、元気に飲んでいたが、
誤嚥すると、しばらくしてから吐くのか?

くるさんのブログや、預かり協力の T-san の話から
子ねこのミルクを濃く作っていた。
T-san によると、肺につづく細い器官に誤って流れないように
ミルクを濃くしたほうがいい  とのことだった。
(実は、T-san は、かのねこ医者に怒られて指導を受けた)

でも、離乳訓練を始めてから、ポタージュのような濃さにはしなくなっていて
まあ、ちょっと濃いかな・・・くらいにして与えていた。
それが、まずかったのかもしれない・・・。

9/1 から購入したミルクの数
ワンラックキャットミルク 270g  5缶
ワンラックゴールデン   170g  2缶
最初に買ったミルク  約300g  1缶

T-san に5匹のうちの、3匹をお願いするとき
ワンラックを2缶 渡したから、Q と サンだけで、270g × 2缶
170g × 1缶 くらいの消費になっている。

ちなみに、T-san は、ワンラックをまず6缶買ったとのこと。
そして、また、6缶注文した・・・とこの前電話で話していた。
ポタージュどころの濃さではなく、ほんとうにソフトクリーム並み?
T-san はもしかすると、ワンラックゴールデンを買っているのかもしれない。
だから、すごーく体重が増えている。(#^.^#)


270 の5缶めが、半分以下になってきた。
でも、もうこれがなくなるまでに、離乳させる と決めている。

Q はソファーで身動きもせず、ずーーっと寝ていた。
時々、タオルごと抱き上げて触ってみると、「ぎゃっ」と鳴く。
どうやら、寝ているのに邪魔をするな という意思表示らしかった。
この前のときも、ひたすら寝て、少しずつ元気になったから
今回もゆっくり寝かせておいて、回復しなかったら、明日は病院 と
思っていたら、夜中には回復していた。
ふーーん、大きくなると、回復するのも早いのだと感心した。

10/4 になってから、Q の離乳はすこぶる順調。
とにかく、お腹ペコペコになって待っているから、
どちらから先にミルクをあげるか迷っていた。
で、たいてい、気の強い、サンに先にあげていた。
サンのほうが、Q よりも 熱いミルクを好む ということもあったけれど。

今は、小皿にカルカンキトンのウエットを出しておき
ケージの扉をあけると、Q は、それをちゃんと食べている。
食べる というより吸い付いている。
それで、サンにミルクをあげるのだ。

サンは、ウエットをちょっとしか食べない。口につっこんでみるのだけど
ミルクの飲みっぷりを10倍遅くしたような口の動きになる。
おまけに、指先にウエットをつけて、口先にもっていくと
私の指をたたいてくるのだ・・・。

サンは、シリンジも叩いてくる。(ー_ー)!! (-"-)
それで、シリンジがぽーーんと飛ばされて、貴重なミルクが飛びでている。
「もう、追加は買わないんだから」と、サンに言い聞かせて
タオルでぐるぐる巻いて、ミルクを飲ませている。

Q は、もう、ほとんどミルクなしでいける。
この前は、水もちょっと飲んでいた。
2匹とも、トイレ訓練ほぼ終了。
私がトイレ掃除に手間取っていると、シーツにしていることもある。

はあ、サンの離乳の明日はどっちだ・・。
叩いてくるか、もぐもぐ食べるか・・・・、皆目不明。



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強制的離乳 と TNR 再開2012/10/08 00:16

里子になれる資質十分だった茶トラ リターン
ちびたちのワンラックミルクは、もう底をついてきて、
この連休、もたないくらいの残量になってしまった。
それで、10/6 から、サンも強制的に離乳開始。
ミルクは、2スプーンだけにして、しゃびしゃびに溶いて
サンには、2.5ml くらい飲ませて、残りをウエットにかけた。
サンは、急に薄くなったミルクを、それでもグビグビ飲んだ。

Q は、すこしだけミルクをかけたウエットを、お皿から食べるようになり
シリンジでミルクをあげてみると、もう顔をそむけるようになった。
「Q の離乳成功!!」と、一安心。
サンは、ミルク仕立てのウエットを指につけて、とにかく吸わせる。
かなりいやいやながら、ものすごーーくゆっくり飲み込むようになった。
ミルクだけのときより、ウエットでの離乳は時間が倍以上かかる。
連休あけたら、また6時おきに戻らないと、遅刻かぁ・・と思っていた。

10/7 9時半ごろのミルク+ウエットを、ゆっくりゆっくり指から吸っていたサンが
13時半ごろには、お皿から飲むように、いきなり変わった。
Q と並んで、お皿から、じゅっじゅっと吸い付きつつ、飲み込んでいる。
何があったのか、どういう心境の変化か分からないけれど
サンも離乳成功。でも、まだミルクは欲しがる。
ワンラックのミルクは、あと、スプーン3回分くらいを残して
ギリギリ離乳成功した・・・と、思いたい。
クリスタルケージの中に、ウエットを入れておくと、ちゃんと
飲み込んでいるようになった。

2匹とも、検便をしてみたら、回虫なし。ウエットを食べるようになってから
便秘もしていない。なんとか、10/13 ねこ会 デビューできる。



授乳ちびの預かり協力をしてくれている、T-san のマンションに
この夏のころから、子ねこが現れるようになった。
T-san がカリカリと水を出しておくと、母ねこも現れた。
去年、やせぎすの茶トラのオスを数回見かけたから、
オスねこがいることは分かっていたけれど、母ねこはサビ
6カ月ほどの子ねこが、どうやら2匹
さらに、サビがまた産んだのか、別の茶白のようなキジ白のような
ねこが産んだのか、まだまだちいさい子ねこもいるとのこと。

T-san のマンションは、職場からの帰り道の途中にある。
10/4、車出勤して、帰りに寄って捕獲器を設置しておいた。
すると、17時半ごろ電話があり、
「あの母ねこではないけれど、子ねこが入った。
 ギリギリ手術できると思う」とのことだった。

迎えに行くと、たしかにまだまだ幼い顔の茶トラが入っていて
シャーシャーとまったく怖くない威嚇をしつつ、
「みゃーみゃー」鳴いて、母ねこを呼ぶようなところもあった。
運ぶ捕獲器は軽くて、車の中でも時々鳴いていた。

10/5 金曜 去勢手術+3種ワクチン+レボリューション
6カ月未満のような体格だったから、このセットでお願いした。
茶トラの費用に、以前動物病院でカンパしてもらった1万円を使うことにした。

10/6 夕方、茶トラを迎えに行き、T-san のマンション駐車場でリターン。
でも、この茶トラ、捕獲器の扉を開けても、いっこうに出てこない。
威嚇もせず、私を見上げているだけ。
捕獲器の中に手を入れてみてもじっとしているから、ためしに
頭をなでてみた。まったく怒らず、なでられるまま。
あごの下をなでても噛み付こうともしなかった。

それから、茶トラは捕獲器から出て、車の下に入り込み、どこかに姿を消した。
T-san の TNR 暦は、私よりはるかに長い。
マンションは、自分の管轄だから、全部手術する とのこと。
(成ねこ 3匹/6か月ほど 1匹/1か月ほど 2匹?)

正直言って、こんなにねこがいるとは思っていなかった。
カリカリフードと水が、必ず用意されているから、
この茶トラは、戻ってきさえすれば、飢えることはない。
もちろん、マンションの周りは、車の交通量も多いから
事故に遭う危険性もある。

もう少し前の私だったら、捕獲器の中で触れる茶トラを
そのまま連れて帰り、里親探しに切り替えた と思う。
でも、里親探しのねこが居残るようになり、保護頭数の限界がきた。
もちろん、茶トラ1匹くらい増えても、なんとかなるのだけれど
でも、保護ねこを今の頭数から増やさないことに決めた。
リターンさせる元の場所が、危険だとか、可哀想だとか
里子になれる可能性がありそうだとか もう考えない。

リターンさせたねこが、危害を加えられることなく、
飢えて生ゴミ漁りをすることなく、生きていけるように
見守っていける、TNR をしていくことに決めたから。



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2012年の活動中間まとめ2012/10/10 11:59

駐輪場の件 -- 2012年10月6日現在

1.ワイヤーカゴ、ワイヤーネット の、モニター貸し出し 0件
 駐輪場の管理人たちは、苦情の多さを口にしていたけれど
 実際にはその記録を兼ねての、カゴやネットの貸し出しはなし。
 駐輪場やコインパークでの、以前のような餌のバラマキ なし
 管理室周りでの餌やりの継続については 未確認
 郵便局敷地内での餌やり継続についても 未確認
 しかし、ねこが増えていないのは確実

2.付近での餌やりとネコトイレ状況
 ネコトイレは利用されていて、きちんと掃除継続、砂の補充必要
 未手術のオスねこ 3匹 TNR 予定/行動範囲広い

3.付近での EM2号散布結果チェック
 ねこのフンなし フン尿の臭いも確認できず
 相変わらず土は固いが、植物が新しく植えられていて、生育中
 10/6 EM 2号 再度散布
 クレゾールで破壊された地質が、EM 2号で改良されている

4.問題点 --- TNR したねこが姿を消していること
 数人に、カサでつつかれたり、棒で追われたりしたためと考えられる


河川敷

繁殖現場、つかめず
以前ほどではないが、ねこの遺棄はまだある
餌やりさんと話し合える機会を作る必要あり
このあたりのねこの繁殖は、この河川敷の状況に関わっていると思う




ホワイト宅から、毎月5000円の返済が続いているとのこと
ホワイト夫婦は、自分たちも働くから と言っていたが
生活保護の受給が、このような返済を支えているはず。
それは税金だから、不妊手術をうけながらも灰になったねこたちは
今やっと、税金の補てんを受けていることになる。

生活保護担当者と話し合うとき、ある方 (A-san) から忠告を受けた。
「世の中を変えるための運動をしなくては、実につまらない活動」

なんとなく、やっと、この意味が分かりかけてきた。
保健所との協働とは?
保健所から情報を得て、そこの現地調査や確認を行い、
TNR へと発展させ、すくなくとも繁殖しない状況を確保し、
その後のねこの見守りや点検に、保健所を動かすところまでやらなければ
役所を変えていくことにはつながらないと思う。
世の中 は大きすぎるけれど、役所を変えることは身近なことであるはず。

保健所にねこの苦情をいってくる人たちにも
その後の点検に参画してもらうよう、保健所が働きかけるべきだとも思う。
私たちが私費で、TNR した場所で、その後、ねこたちがどうしていくか
危険だから、可哀想だからとその場所から引き上げるのではなく
その場所で、術後のねこが暮らし、新たなねこが来ていないことを
苦情者自身に確認させることも、必要でないか・・と思う。

自分自身のために、地域ねこと地域ねこ活動について、整理しておこうと思う。



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