ねこの手術について相談を受け、その方の負担で、妊娠している
ねこの TNR に協力することになった。

協力病院の予約に空きができたから、昨日 (3／17) の１６時４５分から、
捕獲器のセットに伺った。
相談された方の会社の倉庫の周りは、景気のよかったときは
板金工場などがあり、餌をあげている人も複数いたらしいが
不景気で廃業し、その都度、「ねこをよろしく」と言って去っていくらしい。

その方の会社の倉庫には、ちゃんと可愛がることにした兄弟ねこがいて
この２匹は、去勢済みで、倉庫のなかで灯油ストーブがたかれ
ねこハウス（ビニールテントのような）ができていて、こたつもあった。
世話をしている方が帰宅するときは、ストーブは消されて
コタツモードになるそうだ。

ビニールテントの中は温かく、兄弟ねこはゆるーくねこベッドに寝ていた。
相談されたターゲットは、この兄弟ねこの妹か姉でとても利発らしい。
油断していたら、2010年の８月、子ねこを３匹も産んでいて
その仔たちの中にも、メスネコがいる。

ターゲットの妊娠ねこは、キジトラだけど、アメショーの mix らしい。
渦巻き模様のある、お腹の丸さの分かる母ねこだった。
しょっちゅう、倉庫に入ってくるはずのそのねこは用心して近寄らない。
それで、倉庫前の車付近に大きなダンボールを置いて、その中に設置。
捕獲器の下にも新聞紙をしいて、フードをくっつけておいた。
すると、やはり空腹のママねこは、すぐさま近づいてきて
ダンボール好きなのか、さっさと捕獲器の中に入って食べ始めた。

しかし、しかし、なかなか踏み板に乗らない。
見に行くと、捕獲器から出てくるという警戒ぶりで、靴もなげられない。
ダンボールの上から、入口の部分を押してみようかと近づいたら
パシャン　と音がして、やっと扉がおりた。

そのママネコは、捕獲器の中でとくにあわてず、騒がず、普通の顔。
明日、オアシスさんが、動物病院に連れて行き、土曜日には
相談者が迎えにいって、術後保護をしてくれることになっている。
ママネコは、活発な性格とのこと。無難に乗り越えると思う。

倉庫の付近にはエサやりさんたちがいるはず。
手術のすんだねこの写真を載せて、TNR 報告チラシを
ポスティングし、協力者を探したいと思っている。

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連日、震災と原発のニュースが続くけれど、私たちは
慌てずにこれまでとおりの活動を続けていくことにした。

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