マースの心?2009/09/05 11:52

やや遠慮がちたったころのマース
マースを保護したとき、6畳の和室をマースの部屋にした。
この部屋の中だったら、ゲージから自由に出ても OK。
押入れに入るのも、ダンボール箱で遊ぶのも自由。

帰宅してからマースとゆっくり触れ合えるのは、だいたい20時~。
マース部屋をのぞくと、大抵、作業机の上か、畳の上で寝転んでいて、
私の顔を見るなり、飛び起きて 「にゃーにゃー」 鳴いた。
ブラッシングしていると鼻をくっつけながら頭突きのようにスリスリしてきた。
まだまだ不安げだったから、ブラッシングの後はいつも
抱っこして背中をトントンしていた。

あるとき、見たいテレビがあったから、ブラッシングもそこそこに
マース部屋を出て、しばらくほっといたことがあった。
マースが部屋で不安げに鳴いても、「ちょっと待っててね」 と言って
テレビを見ていたのだった。

1時間くらい経過して、マース部屋にいき、なでて抱っこしようとしたら
マースが咬みついてきた!!
それまでは甘噛みならしていたのに、キバをたてて、噛んできた。

「本気で咬んだらだめっ」 と、デコピンしてやったが、でもマースが
プンプンしているのが分かり、まだまだ不安でいっぱいなのだと痛感した。
それでその日から3週間ほど、夜はマース部屋に布団をしいて寝ていたっけ。
朝はいつもマースに挨拶して、なでてから起きるのが日課になっていた。

9月の今、もうマース部屋はどの猫も出入り自由にしているが
マースの縄張りのように猫たちから見られているらしい。
あれだけ抱っこ好きだったマースは、今、「ちょっとだけなら OK!」
という生意気君になっている。