さくらねこ 8月30日 4匹目2013/08/30 12:00

白黒まだら たぶんオス 精一杯の反抗
さくらねこのチケットは、残り1枚になった。
順調に捕獲成功を続けてきたが、4匹目の予約日の8/29、
Yさんから、捕獲失敗のメールがきた。
それで、問題山積みだから後回しにしていた、ゴルフ●●●の
ねこの捕獲に行ったが、捕獲器のそばで、毛づくろいをする始末。
久しぶりに夜通し設置をして、8/29 早朝5時に確認いくと
捕獲器は空っぽで、餌もそのまま残っていた。

すごすごと帰宅し、路駐して木陰に捕獲器を設置してみた。
1匹だけ、捕獲できない、キジトラの若いオスがいるのだ。
しかし、餌をあげたこともないような、キジトラを捕獲できるはずがなかった。

動物病院に、失敗とキャンセルを連絡し、空きはないか・・と
だめもとで聞いてみると、カレンダーを食い入るように見てくれて
「あー、明日なら、1匹入ります」と答えてくれた。
心底ほっとして、1匹お願いし、その夜、緑区に捕獲に行くことにした。
緑区は、餌やりさんと遭遇して、給餌の時間を20時ごろにした・・と
聞いていたから、19時ごろに出かけた。
途中、いつもの恵方参りをしてみたら、その寺に、キジ白の
オスらしいねこが寝転んでいたから、「こいつにしよっ」と
決めて、捕獲器を置いてみた。
しかし、このねこも捕獲器のそばで毛づくろいするのだった。
「もしかしたら外出自由の飼い猫かあ・・」とあきらめて
緑区へ向かった。

緑区の資材置き場は、もう餌が置かれていて、まさに食べていた。
「じえっじえ」 という気分。
しかも、成ねこたちの姿はなく、子ねこたちばかり。
とにかく捕獲してみようと決めて、トラップを仕掛けた。

30分ほどで、白黒ぶちの子ねこが入っていた。
迷いにまよったが、子ねことはいえ、5か月くらいのはず。
この子ねこを解放したら、もう二度と捕まえられないだろう。
とにかく明日、病院で見てもらい、手術が無理なら、戻すことにした。

8/30 9時半ごろ、病院に連れて行き、経過を説明したところ
いつもの獣医さんは、「あ、大丈夫です」 と引き受けてくれた。

成ねこたちには、手術のさい、フロントラインスプレーをつけてもらうのだが
この子ねこには、3種ワクチンを打ってもらった。
一生に一度のワクチン接種になるだろうが、とにかく長生きしてほしい。

8/31 いつもは夕方にリターンすのだが、早く帰してあげようと思い、
10時ごろ迎えに行くと、捕獲器のなかでぶるぶるぶるぶる震えていた。
白黒まだらの顔をみると、7/18 に、TNR したねこの子どものように思えた。
リターンする資材置き場で、捕獲器の扉をあけても
震えたままでなかなか出てこない。
触ってみたら、「にゅいっっ」とかなんとか怒って鳴いて
ようやく飛び出して、走り去った。

今、母シャムmix の子ねこ 4匹を保護している。
この子ねこたちがもしも、生まれていなかったら
緑区で捕獲した5か月くらいの仔を、保護することもできた。
この場所のねこたちは、たぶん餌には困らない。
水も置かれている。餌やりさんの身に何も起きないかぎり
餌やりは続けてもらえる。
ほんのちょっとの違いで、保護される子ねこと、そうされない子ねこが出る。
5カ月くらいで、手術されることになった、ねこ。
もっと小さいうちに発見されていたら、このねこの未来は違ったものに
なっただろうと思う・・・。



私たち 「天白トラブルゼロ!?」 は、公益財団法人どうぶつ基金(佐上邦久理事長)が主催する「さくらねこ不妊手術事業」の協働ボランティアです。
今回10匹以上(名古屋市緑区・天白区)のさくらねこ不妊手術事業を行うにあたり、公益財団法人どうぶつ基金から4頭の不妊去勢手術費全額を負担していただきます。
公益財団法人どうぶつ基金に寄付をしていただいた皆様に心より感謝申し上げます。ありがとうございます。

どうぶつ基金

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