ねこ相談あれこれ2013/08/02 11:00

丸投げしてきたり、御用聞き扱いしてきたり・・・と
腹のたつ相談もあるけれど、そうではないケースが続いた。

2008年、それまでの TNR ねこの写真と簡単な説明をズラーっと
並べたチラシを作って、新聞折込をした。約3000部
中日新聞のみ。住んでいる町内の学区とその周辺を網羅できた。

その折込をするときは、ちょっと勇気がいったけれど
苦情の電話はゼロ。まったくなかった。
町内ポスティングは、延べ2000枚くらいになっているが
これまた、苦情の電話がきたことはない。
もちろん、クレームを言われることはある。
でもそれは、公園でえさやりをしているとき、直接言われる。
だから、顔をあわせることもできるし、なにがいいといって
面と向かって言い返すことができるのが、一番いいと思う。

そして、その新聞折込が、その後、様々な実を結んでいる。
その一つに、子ねこを捕獲したいという相談を受け
捕獲器をもっていったら、チラシを見た方と分かり
その方もずっと前から、TNR をしている人と知った。
こういうケースは、その後も続いたけれど、第1号の方から
今年 (2013年) の5月ごろ、久しぶりに電話があった。

・名東区の知り合いが、近所でねこに餌を与えているひとに
 手術の説得を続けている
・子ねこも生まれているが、まずは、母ねこの手術を優先する
・捕獲できたら、病院を紹介してほしい
・子ねこがいた場合は、里親さんを探したい

というような内容だった。
その人は、これまでもそのような繁殖の相談を受けると
数人で訪問し、説得や協力をしてきた とのこと。
そして、協力するかどうか、子ねこをひきうけるか否か・・・は、
面談してから決める と話してくれた。

今回、餌やり者を訪問する時間がとれず、名東区の知り合いに
任せているため、病院の紹介を頼みたい  とのことだった。
その餌やり者が、車の運転をやめていて、自転車を使う、
という話だったらか、東山公園付近の病院を紹介した。

早速、名東区の知人という女性から連絡が入り、
病院のことも含めて、えさやりのお宅を訪問する という段階まで進んだ。
その人たちは近所らしく、これまでも手紙を入れたり、メモを置いたりして
接触を図っていたが、なかなか会えなかったらしい。
でも、保健所介入の話をしてみたら、ようやく相手も観念? したらしい。

餌やり者が、ねこを捕獲できることになったら、また連絡をくれることになっていた。
そのまま、なかなか連絡がなかったが、6月中旬 (確か金曜) に
電話があり、ようやくその人はねこを捕まえた  という。

「えっ? まだ病院の予約を取ってませんが、捕まえちゃったの?」

「そうなんです。この前は、あらかじめ予約を取ったらしいのだけど
 そのときは、捕獲失敗したそうで、今回は先に捕まえたの」

さらに驚いた。餌やり者は、紹介した病院にすでに連絡をしていたのだ。
とにかく、月曜日の朝一番で予約を入れてみて、OK だったら
その餌やり者に直接電話する ということになった。

捕獲されたねこは、土曜日~日曜日、ケージのようなものに入れられて
その餌さん者の家に確保されていた。
幸い、動物病院の予約を取れて、餌やり者と直接話ができた。

思っていた以上に高齢に感じる声だった。
そのおじ (い) さんは、予約のお礼を何度も言ってくれて
すぐ、自転車でねこを連れて行く とのこと。
そして、夕方、迎えに行くことも約束してくれた。

捕まえたのは、母ねこで、まだその娘ねこや、孫ねこ がいるらしい。
でも、5匹くらいのような話だった。
そしてその日の夕方、電話があり、手術がすみ (耳は V カット)
迎えに行って、今は家の中で様子を見ている・・・とのことだった。
今後も手術を続けてほしいことを話し、そのときはまた予約を引き受けます
と、言っておいた。

名東区の相談者には、経過などを知らせておいた。
その後、餌やり者が手術を続けているかどうかは、確かめていないが
近所から見守られているのは確かだと思う。
9月になったら、そろそろ確認の連絡をとりたいと思っている。



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