餌ヤリさんの捕獲、急かすべからず2012/12/14 14:12

sara-san、myままさん、コメントありがとうございます。

12/13 17時半ごろ、中華店に電話してから、捕獲器の設置に行った。
ちょうど、子ねこたちは遊びに出かけていて、母ねこだけがいた。
若女将さんの話によると、親子ねこ3匹たちは
とても臆病で、知らない人たちに見られると
数日帰ってこなくなる らしい。

それでねこを見にくるときは、店に一言声をかけて
女将さん立会いのようにして、見てほしい というのだ。
この件を、すみりんさんにも伝えてみたが
すみりんさんは、ここの場所をもう5年くらい気にかけて見ている。
3階建のビルには、学習塾が入っていて、そこの出入りや
迎えの親たちが、しょっちゅう、ねこを見ているから
親子ねこたちは、つねに人目にさらされている。

とにかく、今度の中華店の店主夫婦は、とっても心配性。
ねこが1匹でも帰ってこなくなると、気かきではなくなるようだ。
子ねこ2匹は、オスだから、そのうちもっと行動範囲が広くなり
放浪に出ていくかもしれない。

女将さんに捕獲器を見せて、設置準備を始めたら
母ねこがご飯を食べるときだけ、触れるから
捕まえられる・・と言うのだ。
それで、捕獲器をやめて、折り畳みケージを設置した。
こちらのほうが、扉が広く開けられるから
捕まえたとき、放り込みやすい。

しかし、触ったことはあっても、首根っこつかみをしたことはないはず。
とうていうまくいくとは思わなかった。
でも、ここで、事を急いてしまうと、今後に差し支える。

旦那さんは、手術に反対している というし、
「手術すると、ねこ、バカになる」というようなことを言っているし。
どうやら、術後に穏やかになっていくことを、鈍くなる・・と
とらえているようだ。

そもそも、中国の人たちに、「ねこを手術して繁殖を止める」という
意義を受け入れてもらうのは、難しいと感じる。
理解はしてくれているが、受け入れる気持ちになかなかなれないらしい。

ねこ会で、茶トラの子ねこを連れて行きながらも、手術の合意を信用できず
破談にして帰ってきたことを思い出していた。
あのときは、最初から断る ために行ったようなものだった。

昔、中国の中山省の片隅の農村に旅行したとき
とある農家に、痩せた子ねこたちが数匹いた。
そしたら、案内の人が、「このねこたちを食べます」と言っていた。
それほど食糧に困っていたらしい。
そのときは、「犬だけじゃなんいだ・・」と思った。
そんな環境であれば、増やすのが当たり前なのかもしれない。



女将さんは、なんどか母ねこを見に行ってくれたが
途中から、どこかへ行ってしまった とのこと。
やはり、簡単にはいかなかった。
強制的に、捕獲器を置いて捕まえてもいいのだけど
それでは、しこりが残ってしまう。
この、心配性で面倒見のよい人たちに、ずっと世話をしてもらいたい。
すみりんさんによると、シーズンなると、どこからか、オスねこたちが
複数集まってきて、うるさく鳴くことがあった という。
茶トラの母ねこは、来週本番の捕獲にした。
今回、女将さんには、捕獲失敗という 貸し が1回できた。
そういう義理をちょっと感じてくれるタイプのようだから
貴重な手術予約をキャンセルすることになったけれど
これが、いずれは3匹の手術につながればいいと思うことにした。



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