てい 保護 → 左目はデスメ膜瘤2011/06/20 15:29

緑色の検査液でしっかり診察
どうぶつ基金 「この猫達の不妊手術(一部の場合もあります)は公益財団法人どうぶつ基金のTNR助成金(オス3000円メス5000円)にて行っています。」


てい は、点眼看護で、目がかなりキレイになってきたが
うさ吉さんが、左目の異状に気づいていた。

6/18 「ねこ会」は、運営方法を切り替えた第1回目でもあり
資料を参加者に渡して、これまでと今後のことを説明してから
開始した。
雨天のおかげ? もあり、5月のようなワンサカで大混乱の
盛会にはならず、こちらもスタッフを増やせたので
受付であまりお待たせすることにもなく、進めることができた。

あるご夫婦が、グレーの仔を希望されていて、1匹だけいたのだけど
その仔は、「ねこ会」2回め来訪のお嬢さんの里子に決まっていたから
てい のことを話し、今後の眼の検査、点眼などの世話について
話してみると、そのような世話を含めて、小さなときから育てたい
という強い意向があり、去年からグレーの子ねこを探していたという。

そこで、翌日、てい を動物病院に連れて行き、しっかり診断を
してもらってから、そのことを知らせて、てい を見てもらうことになった。
その動物病院で、てい の眼をみてもらうと
人間の眼科のように緑色の液体をつけて、キズの有無を確認し
光をあてて、てい の眼をていねいに見てくれた。

そして、「デスメ膜瘤で、このままでは失明してしまいます。」という診断。
瞬膜をひっぱりあげて、縫合して、それによって、瞳の前にシャッター
のような保護膜をつくり、約2週間そのまま。
ねこがひっかかないように、エリカラーも必要になりそう。

この診断結果を連絡すると、まず、てい に会いたいといわれたので
うさ吉さんと、ご夫婦のお宅に伺った。
「ねこ会」でお聞きしていたように、長老17才のツヤツヤした黒猫、
15才の黒猫、13才のキジトラ、そして、やんちゃな1才の白キジ?
キレイにブラッシングされているから、みんなツヤツヤだった。
やんちゃな白キジが、ほかの高齢ねこと遊びたがるのだが
みんなに嫌がられているから、遊び相手の若い子ねこを育てたい。
というのがその方の希望だった。

てい を一目みるなり、気に入ってくれて、術後の一日5回の点眼も
それならば・・と引き受けてくれた。
てい の手術は急がなくてはならず、6/21 午後手術、
6/22 夕方に病院に迎えに行くことになっていて、
その方をお宅までピックアップにいき、いっしょに術後の
お迎えにいって、そのまま、てい を連れて帰ってケアしてくれる。

そのとき、獣医師の診断を、里親さんといっしょに聞くことができる。
獣医師は、デスメ膜瘤のフラップ手術は難しくはない と断言し
失明は避けられると思うが、でも確約できないと話してくれている。

術後、てい はずっと点眼が必要になると思われる。
このまま放置して、ひょっとすると、治癒する可能性もゼロではない
という説明があったが、私たちは、手術を選んだ。

6/15 にやっと保護できて、何度も点眼をしてもらって
ロイカナのウェットをパクパク食べて、隔離部屋でさびしがり
7月の「ねこ会」にはデビューでるかな・・と思っていたら
4日めには、里親さん候補の方が現れた。
この幸運をもっている てい は、ウイルス検査も陰性でクリアし
体重は 900g に増えていたから、3種ワクチンを打てた。
てい 、目の手術も乗り越える強運をもっていてほしい。
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