F駅にばかり通っていられない。自分の地域周辺のねこの TNR は
だいたい済んでいて、リターンしている公園では餌やりも日々継続。

ところが、頑固な高齢の餌やりさんがついに、病気養生のために
餌やりをやめた。これは想定していたし、頼みごとばかりする人だから
リタイアされることには賛成だし、ほっとしている。
しかし、この人が２匹のねこの飼い主探しまで求めてきた。

１匹 -- キジ白のメスねこ　10才くらい　不妊手術済み
--　名前は「ちー」。2000年ごろ、公園に捨てられたか生まれたらしい。
-- 餌やりさんに可愛がられ、ベンチでいっしょにくつろぎ遊んでいた。

2009年、口内炎がひどくなり、犬歯以外を抜歯した。
このときも、餌やりさんに一方的に頼まれた。費用負担は私。
抜歯手術のとき、血液検査とウイルス検査をしたが、結果は良好。
公園で１０年ほどがんばって生きていて、エイズにも感染していない。
賢く、したたかに、でも、ひっそりと生きてきたのだろう。
ちなみに、リターンしている公園では、エイズキャリアらしいねこはいない。

餌やりさんは、長女の方の家に同居されたのだから、
「ちー」をいっしょに連れて行ってほしかった。
一戸建ての新築の家のはず。さら、同居の娘さんは、「ちー」の
不妊手術に協力された方。ねこが好きなご家族のはず。
「ちー」は、いつもやさしくしてくれたおばあさんが、急に
こなくなって、どう感じているのだろうか？

-- いつさとに掲載し、ポトスに掲載を申し込んである。
--いつさとの記事 -- 「ちー」

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