F駅 防備録 - 12011/02/18 14:46

ちっとも可愛く撮れない。また里子が遠のく2匹
F駅のMストア周辺では、数年前から餌やりがされていたが
餌やりの後の片付け というマナーは何もなかった。

1度マクドナルドの雨どいから、子猫の鳴き声がするため
その雨どいを切断し、ねこを救出したことがあったとのことで
これは、新聞でも紹介されたらしい。

公団理事会の有志? の人たちは、広場でねこに餌を与えている
人を見かけると、「餌を与えないで」と注意していたとのこと。
お弁当のおかずや、マクドナルドのチキンやドーナツなど。
たいてい、その注意で餌やりをやめて去っていく人がほとんどだった。
しかし、ハトに餌を与えている人はまったく意に介さないタイプとのこと。

しかし、相談者Hさんは、「餌をやらないで」と注意されたとき、反発した。
ただそのとき、どのような言い争いになったのかは定かではない。
「ねこに餌をやるな」「ねこだって生きていてお腹が空く」などなど。
いっしょに餌やりをしていた小学生の女の子が泣き出すほど
激しくしかりつけるような口調だったらしい。

私たちが最初の TNR 目的の捕獲にいったとき、なぜか、公団側の
会長、保健委員、そして、別の町内の保健委員長がきていたが
これは、数日前の言い争いで、Hさんが TNR することを告げたからで
Hさんは、TNR するための餌付け という理由を説明したらしい。

そのとき、私たちは、まず、コウダという保健委員長と話した。
「ねこが増えないように手術するのは分かるし、必要なことだが
手術のすんだねこは、べつの場所に移してほしい。」
-- それはできません。捕獲した元の場所に帰してあげます。
  ねこが別の場所にいけばいいというのは、ねこのトラブルが
  お隣の町に移動するだけです。

タケモトという公団理事会の役員で保健委員の女性は
「ここは、私たちの敷地内なんだから、かってにねこを捕まえないで。
啓発チラシを配るというのも、敷地内でかってにやらないで。
不法侵入なんだから。」

このタケモトさんは、保健委員として毎日、早朝に掃除を続けていて
すぐにゴミが捨てられ、ゴキブリが発生するのに苦慮していたことが分かった。
ただし、あまりに神経質に掃除するため、ねこがカリカリフードを食べて
いるのに、それを掃いてしまう と、餌やりさんから嫌われていた。
掃除具で、ねこを追い払っていることもあったらしい。

このとき、タケモトさんの言葉が耳に残っている。
「公団で飼っている人は、外に出さないだろうし、手術もしていると信じてる。」
「ここはゴミで毎日毎日、掃除してもあっという間に、汚れてしまう。」
「何年か前、朝掃除に出たら、ねこが数匹死んでいたから」
私はそのとき、バルボかなにかの伝染病で死んだと思った。

しかし、今、この言葉を思い出すと、疑問の答えの一つのような気がする。

なぜ、手術もせず、餌やりだけがされていたのに、
ねこが意外に増えていないのか?

確かにオスのほうが圧倒的に多い。たぶん、オス:メス=2:1

TNR したねこの中に、5才を超える仔は1匹もいなかった。
なぜ?? 捨てられたり、外から餌を求めてやってきた猫もいたはず。
なぜ、若いねこばかりいるのか?

誰かが、ねこいらずのようなもので駆除を試みたのか?
ここのエリアの「ねこをゼロにしろ」という反対者たちは
すでに殺害したことがあったのか?

人は、隠そうとしても、言葉の端に気になっていることが出てしまう
ことがあって、そうそうウソを突き通すことはできないはず。
会合の中の言葉のやりとりを思い出すと、疑問はさらに強くなる。



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