植田南コミセンへの要望書 全文 ― 2016/10/16 21:23
植田南学区区政協力委員会 御中
「飼い主のいない猫問題 セミナー (仮称)」 開催要望書区政協力委員の皆さま、日々、お疲れさまです。
名古屋市の動物行政主要項目のひとつである、「犬・猫殺処分数の削減」 のため、「飼い主のいない猫問題」 に関するセミナー、あるいは、意見・情報交換会の開催をご決断いただきたく、お願い申しあげます。
1. 要望の理由
1) 植田駅周辺では、15年ほど前より、猫の繁殖 ⇒ 餌やり者とのトラブル ⇒ 猫への危害 ⇒ TNR 活動への妨害 ⇒ 猫の一時的な減少 ⇒ 再繁殖 を繰り返しています。
2) 猫が一時的に減ることがあるとはいえ、繁殖が繰り返されているのは餌を与えているという短絡的な理由からではありません。「不妊・去勢手術」 をしないため、猫が発情し、子猫を出産するからです。
3) せっかく TNR 活動を始めても、マナーを備えた、責任感のある餌やり者を確保できていないのが現状です。また、「餌やるな」 と言えば、それが地域のためになるという古い考え方に固執している住民からの妨害もあります。
つまり、「不妊・去勢手術をして、繁殖を抑え、餌を与えて見守る」 という活動につながらないのです。このままでは、小さな命にも優しい地域活動として取り組む住民意識すら芽生えてこないと思われます。
2. セミナーの目的
1) 「猫の殺処分数削減」 のためには、有効な手段が 2つ あります。
2) 手段A ・・・・・・ 繁殖そのものを止めていく、不妊・去勢手術 (TNR 活動)
3) 手段B ・・・・・・ TNR での猫の捕獲では、妊娠している猫を保護した場合、堕胎手術を行います。
まだ生まれていない命には未練を持たないから。
しかし、すでに生まれ育っている命ならば、保護して、新たな飼い主 である里親を探す ことも、大切な活動であると考えます。
4) つまり、「TNR 活動」 と 「猫の里親探し」 の二つの手立てで、動物行政による蛮行である 「猫の殺処分」 を減らしていくことができます。
5) 地域における飼い主のいない猫問題は、地域内で情報を知らせ合い、確認し合い、話し合い、知恵を寄せ合いながら、住民自身で解決していくことが必要です。
このセミナー開催が、住民が納得し、互いに妨害しあうことのないルール作りを目指していく土台になることを切に願います。
3. セミナーの内容
1) 植田南学区 (特に、植田駅周辺) の状況説明 ・・・・・・ 資料はこちらで作成
2) TNR、および、責任感のある餌やりによる猫の見守りの効果と必要性
3) 地域猫活動 について
4) これまでの不満、クレーム、意見、情報などの交換
5) 地域の一員として、TNR に参加できる方を募る ・・・・・・ TNR はこちらでサポート
4. 開催場所 等
植田南コミュニティセンター
9月~11月 土曜日の午前、または午後
5. 添付資料
1) 天白保健所作成の回覧板
2) 2015年に開催された「飼い主のいない猫問題 講習会」
3) 2015年に実施された町内会 TNR 回覧板
4) 植田駅周辺における、これまでの TNR地図
6. お願い
植田南学区区政協力委員会 9月定例会合でのご検討をお願いいたします。
開催にあたり、ご質問等がありましたら、さらに資料を用意し、説明に伺います。
セミナーを主催していただくことをお願いしますが、セミナーの開催準備、資料や展示作成、進行、説明、質問対応等につきましては、こちらも全力でご協力いたします。
以 上 2016年 8月 天白トラブルゼロ!?
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