里子猫 「さぷ」 家出の途中経過2017/02/10 22:20

迷子のさぶ 帰りなさい

1月に家出してしまった、「さぶ」

まず、「刈谷地域ねこの会」 のホームページのメールフォームに、捕獲器を借りたいことと、その理由、逃走猫の状況を書き込み送信したら、すぐに返信がきた。

里親さんは、刈谷地域ねこの会からは何も返信がない・・と言っていたけれど、その会からは、捕獲器の貸し出しのこと、担当者の電話番号まで書いて、返信をしてくれていた。

おそらく、里親さんは、自分のスマホのアドレスの入力を間違えたのだ。
メールアドレスをいちいち打っていたら、1文字のミスで、不達になるか、まったく別の人に届いてしまう。

これまでの里親さんとのやりとりで、そうとうの I T-音痴 だということが分かってきた。
なので、そのことを念頭において、対応することにした。

1月24日、里親さんが、この 「刈谷地域ねこの会」 に連絡し、捕獲器を1台借りることができた。



1月21日、里親さんが、ようやく、ベランダで魚を焼いたら、なんとのその日に、「さぶ」 は、ベランダにやってきた!!
たまたま、カーテンを開けたら、ベランダに 「さぶ」 がいて、急だったことに驚いて逃げていったらしい。
でも、「さぶ」 は、生きていて、里親さんの家を把握していて、匂いにつられて、ちゃんと食べにきたのだ。

対策

・ベランダにだけ、ドライフードを1日分出しておく
・すでに、ベランダには、さぶ用のトイレを設置してある
● これまで、無関係の人の車の下に、その車の持ち主の許可もとらずに、餌を置いていたとのこと。そっこく中止!

・ベランダの窓サッシュを、さぶが入れるほど開けて、魚を焼いてみる
・さぶは、ベランダに餌があることを分かっているから、里親さんが在宅のときだけ、ベランダのサッシュを、さぶの身体よりすこしだけおおめに開けておく

● 「刈谷地域ねこの会」 から捕獲器を借りたとき、さぶではない猫が入った場合、かならず連絡をとること

● 捕獲器を、まず、ベランダ近くの駐車場に設置してみること



しかし、この作戦は、失敗に終わった。

里親さんは、さぶの好きなフードを団子にして、そのまわりにまたたびをつけて、餌場に置き、食べにきたさぶを、娘さんと挟み撃ちにして捕まえようとして、あほのように失敗した。

さらに、ようやくベランダにくるようになったばかりなのに、捕獲器をいきなり、ベランダに設置したため、それっきり、さぶは寄りつかなくなった。

里親さんからの電話でこの状況を確認し、挟み撃ちのようなバカなことを2度とするなっ! と、クギを刺した。
私のきつい口調に、ようやく事態の悪化に気がついたような反応だった。



作戦変更

・捕獲器の扉を上に縛りつけて、トラップを無効化する

・捕獲器の入り口に、餌を置き、ふたたび餌付けから始める

・このような餌付けは、駐車場ではできないため、ベランダで開始



捕獲器での餌付けがうまくできない場合は、いったん、捕獲器を返却し、別の方法で、餌付けをやり直す

「さぶ」 が、もう里親さん宅に帰りたくないのなら、それはそれでいいと考えている。
片目を失っても、ぼろぼろになっても、なんとか、キャバクラに戻ってきて、威嚇しながらエサをもらっていた 「さぶ」 は、かなり賢い猫のはず。
「さぶ」 は、けっして愛玩動物ではない。甘えるのは好きだけれど、おもちゃではない。

抵抗しないからといって、なんでもいうことをきくわけではない。

里親さんには、ベランダに餌を置き、トイレを置き、そういう距離を保った世話を続けてもらってもいいと思うようになった。



来週、また、刈谷市役所に、「猫の死体回収の有無」 を確認し、該当なしであれば、いよいよ、500部の 「迷い猫 SOS」 のチラシをポスティングするよう、連絡しようと思う。



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