公園の捨てられキャリー2011/07/05 14:17

キャリーに入れて、扉を開けて、置き去りにしたらしい
どうぶつ基金 「この猫達の不妊手術(一部の場合もあります)は公益財団法人どうぶつ基金のTNR助成金(オス3000円メス5000円)にて行っています。」


夕方公園で、ねこの世話をしていると、時々出会う人の中に
幼稚園児の女の子がいる。
彼女は、ベビーシッターさんらしい若いお姉さんと
ゆっくり散歩しているらしく、そしてねこが好きだといって
ゴハンを食べるねこを静かにみている女の子。

6/30 その女の子にたまたま出会ったのだけれど
「植田山公園にね、子ねこが捨てられたの。草むらに。」
と、帰り際に話してくれた。

小さな女の子だから、「それはいつ?」ということは聞かずに
明日行ってみよう と思いながら、その子と手を振って別れた。

7/1 夜の9時前、まさかもういないだろうと思いつつ
その公園に行くと、ちょっと小高くなっているところがあり
そこまで登っていくと、草むらに、キャリーがあった。

驚いた!!、こんなふうに捨てる人がいるのか と思った。
キャリーのそばには、陶器の器があり、からっぽだった。
もちろん、キャリーの中も空。キャリーはそれほど汚れていない。
思わず、そこらじゅうを懐中電灯を振り回して探した。
この公園は、私が TNR 拠点と思っている公園より
街灯が少なく、周りは民家に囲まれ、養護学校の向かい側。

薄暗くて気味の悪い感じの公園だった。
もしもどこかに隠れているのなら・・・と思って、持参したキトンフードを
いっしょに捨てられたらしい陶器を洗ってその中に入れて
キャリーのなかに入れておいた。
そして、明日の夜、また見に来ることにした。

7/1 は、子ねこだけ参加の臨時「ねこ会」
いつもより来訪者は少なかったけれど、ゆっくり子ねこを見てもらえて
静かに運営できて、とても満足した。
そして、その夕方、マンションのペットクラブ会合のあと
件の公園に向かったら、キャリーの中の陶器は空っぽ。
しかも舐めたようにキレイに空になっていた。

これは、子ねこの食べた方かな? と思ったけど
よほど空腹なのかもしれないと考えて、また缶詰を陶器にあけて
キャリーの奥に入れてみた。
公園の中にも周りにも、ねこは1匹も姿を見せない。

帰り際、犬の散歩の方がいたので、子ねこのことを聞いてみたが
散歩では、公園の中には入らないから分からないという答えだった。
捨てられた子ねこの話は聞いたことがないらしかった。

キャリーの中に、フードを入れておくことを数日繰り返したが
毎回、器は舐めたようにきれいになっていて
やはり子ねこが食べているとはとうてい思えず
子ねこ餌付けをあきらめた。

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