町内 TNR 依頼 -- 2 ― 2012/08/01 23:41
熱田区の子ねこたちは、元気に育ち、母ねこも子ねこケージのそばにいるらしい。
そして、4匹の子ねこのうち、一番小柄な黒猫の女の子が
早々にもらわれていった という連絡がきた。
金曜日に手術予約を取り、前日の昼過ぎ、捕獲器を設置した。
夕方までには入るだろうと思って、天白区役所に向かっていると
相談者から電話があり、「もう黒ねこが入ってます」とのこと。
この日は、天白区役所の「いつまでも~」助成金申請の審査があり
それが済んでから、迎えに行くことにして、捕獲器にタオルか何かを
かけておいてほしいと頼んでおいた。
捕獲器は、段ボール箱で覆ってあるから、暑さをしのぐことはできるはずだった。
夕方、再び、熱田区に行くと、水でぬらしたバスタオルがかれられていて
黒ママがそのなかでおとなしく座っていたが、
「入ってから暴れて、この箱が動いて、大変でした・・」
どうやら、逃げようとして、捕獲器の中でダッシュしたらしい・・。
この日は、とにかく暑くて、このまま車の中に入れておくわけにもいかず
動物病院に前泊をお願いして預けた。
翌日金曜日は、久しぶりに雨が降り、土曜日まで続きそうで
この雨で、ケージの子ねこたちが風邪を引くとまずいなーーと
心配になっていたら、うさ吉さんが「1匹預かります」と言ってくれたから
黒ママをリターンさせるとき、子ねこ3匹を連れて帰ることにした。
子ねこたちは、そろそろ母乳からの免疫が消えてくる。
そこに雨が降り、風邪をひくと、あっというまに結膜炎になってしまう。
土曜日の夕方、術後の黒ママの写真を撮り、
眼のパッチリした、キレイな若いネコであることがよく分かった。
だから、子ねこたちもなかなか美形ぞろいなのだ。
黒ママを捕獲器から解放させると、意外にも、子ねこたちのいる家には
行かず、反対方向へ走っていった。
子ねこたちのケージを見に行くと、庭に置いていたケージは
空き家の部屋の中に移動してくれてあった。
これは、内緒なのだ。室内を使わない という約束で、
庭にケージを置かせてもらっていたのだけど、やはり、
1週間近くの子ねこたちの世話で、情も移っているらしい。
おかげで、子ねこたちは、風邪の症状もなく、丸々としていた。
黒ママに合わせないようにして、子ねこを折りたたみケージに移し
車に載せて、「この仔たちは、里親さんを探します」と話していると
「他の家でエサをもらっているねこが、まだいるから、その仔たちも
手術をお願いしたい」ということになった。
5~6匹くらいいるらしく、でもまだ費用のメドがたっていないから
「では、来週、まず2匹」から、TNR を始めることになった。
そのえさやり場所を見に行くと、モダンな家の駐車場とその向かいの空き地。
確かに車の下に、エサ皿があった。
空き地で、子ねこを3匹くらい見たらしい。
もう、これ以上、子ねこを引き受けることはできない。
とにかく、来週の水曜日、2匹を捕獲することにして、その日は分かれた。
後日、この相談者から電話が来た。
「えさやりの人や、近所を回ったら、寄付が集まったし
カンパももらったから、6匹全部、お願いします。」
さすがに、10年という保健委員暦はだてじゃない。
もちろん、ねこの糞尿で文句も言われたらしいけど、
捕まえて処分しろ という人はいなかった・・・。
こうして、熱田区のご町内 TNR が始まった。
-- つづく --
次回 「ねこ会」 のお知らせ
そして、4匹の子ねこのうち、一番小柄な黒猫の女の子が
早々にもらわれていった という連絡がきた。
金曜日に手術予約を取り、前日の昼過ぎ、捕獲器を設置した。
夕方までには入るだろうと思って、天白区役所に向かっていると
相談者から電話があり、「もう黒ねこが入ってます」とのこと。
この日は、天白区役所の「いつまでも~」助成金申請の審査があり
それが済んでから、迎えに行くことにして、捕獲器にタオルか何かを
かけておいてほしいと頼んでおいた。
捕獲器は、段ボール箱で覆ってあるから、暑さをしのぐことはできるはずだった。
夕方、再び、熱田区に行くと、水でぬらしたバスタオルがかれられていて
黒ママがそのなかでおとなしく座っていたが、
「入ってから暴れて、この箱が動いて、大変でした・・」
どうやら、逃げようとして、捕獲器の中でダッシュしたらしい・・。
この日は、とにかく暑くて、このまま車の中に入れておくわけにもいかず
動物病院に前泊をお願いして預けた。
翌日金曜日は、久しぶりに雨が降り、土曜日まで続きそうで
この雨で、ケージの子ねこたちが風邪を引くとまずいなーーと
心配になっていたら、うさ吉さんが「1匹預かります」と言ってくれたから
黒ママをリターンさせるとき、子ねこ3匹を連れて帰ることにした。
子ねこたちは、そろそろ母乳からの免疫が消えてくる。
そこに雨が降り、風邪をひくと、あっというまに結膜炎になってしまう。
土曜日の夕方、術後の黒ママの写真を撮り、
眼のパッチリした、キレイな若いネコであることがよく分かった。
だから、子ねこたちもなかなか美形ぞろいなのだ。
黒ママを捕獲器から解放させると、意外にも、子ねこたちのいる家には
行かず、反対方向へ走っていった。
子ねこたちのケージを見に行くと、庭に置いていたケージは
空き家の部屋の中に移動してくれてあった。
これは、内緒なのだ。室内を使わない という約束で、
庭にケージを置かせてもらっていたのだけど、やはり、
1週間近くの子ねこたちの世話で、情も移っているらしい。
おかげで、子ねこたちは、風邪の症状もなく、丸々としていた。
黒ママに合わせないようにして、子ねこを折りたたみケージに移し
車に載せて、「この仔たちは、里親さんを探します」と話していると
「他の家でエサをもらっているねこが、まだいるから、その仔たちも
手術をお願いしたい」ということになった。
5~6匹くらいいるらしく、でもまだ費用のメドがたっていないから
「では、来週、まず2匹」から、TNR を始めることになった。
そのえさやり場所を見に行くと、モダンな家の駐車場とその向かいの空き地。
確かに車の下に、エサ皿があった。
空き地で、子ねこを3匹くらい見たらしい。
もう、これ以上、子ねこを引き受けることはできない。
とにかく、来週の水曜日、2匹を捕獲することにして、その日は分かれた。
後日、この相談者から電話が来た。
「えさやりの人や、近所を回ったら、寄付が集まったし
カンパももらったから、6匹全部、お願いします。」
さすがに、10年という保健委員暦はだてじゃない。
もちろん、ねこの糞尿で文句も言われたらしいけど、
捕まえて処分しろ という人はいなかった・・・。
こうして、熱田区のご町内 TNR が始まった。
-- つづく --
次回 「ねこ会」 のお知らせ
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