毎週木曜 TNR の波紋2012/08/03 23:23

K-san と、TNR の捕獲に通っていたとき、タクシーの事務所で
「ねこを10匹くらい飼っている人がいるのだけど」という話を聞いた。

それで、いずれは、というより、もうすぐ、多頭崩壊になりそうだから
ねこを預かり、手術に連れて行く協力をする と交渉を始めた。

K-san のところに、ようやく、多頭飼育の本人から電話があり
・成ねこ オス 3匹、メス 3匹 がいる
・子ねこが5匹生まれている
・マンションから退去するように言われているから
 ねこの処分を頼みたい

なんてことを言ってきたから、あきれまくった K-san は
・「いつさと」という掲示板で子ねこの里親さん探しをする
・TNR の協力病院に、成ねこたちの手術を依頼する
◆「そう簡単に、しょぶん、しょぶん と言うな」

と、話した。そして、タクシーの管理事務所の、所長や、管理者と話し
・その多頭飼いの男性は、近々、タクシー会社の寮に移る
・その寮は、家族寮で、犬やねこの飼育は禁止
ということが分かってきた。

しかし、内緒で飼っている人たちも多いとのことで、管理者は
里親探しを条件に、ねこを連れての転居を黙認してくれた。



しかし、子ねこは5匹ではなく、10匹
その男性は、16匹のねこを連れて、妻と転居したらしいが
すぐに、ねこがたくさんいることがバレタらしい。
そして、その男性は、「もうねこは、いない」というような話をしている。



タクシーの管理事務所に行き、その男性への手紙を渡し
翌日、管轄の保健所に電話した。
多頭飼育の男性に、現在の飼育頭数や不妊去勢手術の交渉を
する必要があることを伝えると
担当の女性職員は
「たとえ、多頭飼育と分かっても、こちらは手術を強制できません」という。

「環境省の、住宅密集地でのねこの飼育に関する通達にも、
 適正飼育できない場合、繁殖を制限することは飼い主の義務としていますよね」
と、確認してみると、「はい、まあそうですが・・」と歯切れが悪い。

私たちが、事情の説明に保健所行くから、話し合いを求めると
そんな面談なんて初めてらしく、面食らっていたが
8/2 木曜 16時の約束を取り付けることができた。



8/2 16時 南保健所  保健所職員 2名
K-san からの事情説明を聞き、いろいろ話し合ったところで
「まず、実情を確認しに訪問しなくては」という合意ができた。
その結果は、K-san に連絡をもらえることになった。

しかし、やはり、担当女性職員は
「もしも、ねこが2匹ほどに減っていた場合、手術を強制することはできません」
というような発言を繰り替えした。

そして、もしねこがいなくなっていたら、それでいいのか というような
ことを聞いてくるから
「その場合は、ねこをどうしたのか追及してください!!」とお願いした。

それから、ほんとうにねこがたくさんいたら、どうするか? というから
「もう、とっとと、手術。子ねこは、とっとと里親さん探し です」と答えた。

初めての訪問だし、まあ、翌日 (8/3) 動いてくれることにはなったから
よし としておく。

このあと、オアシスさんが、別の場所のねこの繁殖情報を伝え
それが、保健所のすぐ近くのため、苦情などがないか と聞いたが
ねこが繁殖していることすら気がついていなかった。
この件は、少し時間をかけて調べてくれることになった。

保健所を辞してから、3人で歩き回ると、すぐ近くにねこがいた。
「いるじゃん」と、確信し、こちらでも現地調査をしていくことにした。

ふぬけのような回答がきたら、また訪問して、クレーム言うから。

次回 「ねこ会」 のお知らせ



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