１２／２　16時45分ごろ、公団１号棟入り口付近に捕獲器１台セット
「ＴＮＲ のための捕獲」という小さな看板をのせておく。
捕獲器には新聞紙をしいて、子ねこ用のウエットを30ｇほどあけて
トラップの前あたりには、少量を新聞紙にこすり付けておく。
さらに、またたびの粉を、トラップのあたりに振りまいた。

１７時ごろから餌を待っているはず　というねこが現れる前に
なんとか捕獲器をセットできたから、すぐ別の広場へ移動。

自販機のそばでよく餌をもらっている箇所に、ダンボールの１画を
切って開いた状態にして、新聞紙に子ねこ用のウエット30gと
少量をこすりつけて、マタタビもまいた捕獲器を入れてセットした。

シャムmix で、未練がましいことを言ってきた女性がいたが
無視して、公団１号棟の捕獲器の確認に行った。
すでに捕獲器の扉が下りていたから、「あれ？　振動があったかな」
と、思ってのぞいたら、なんと、茶トラが入っていた。
この茶トラは、シャムmix お嫁入りの日に、ちらっと見た若いオスと
思っているのだが、あのときよりも大きくなっていて、よく分からない。
しかし、元気いっぱいで、威嚇はしないが、捕獲器のなかで
動き回るし、体重はあるし、よろけながら、車のトランクに入れた。

自販機の横に置いた捕獲器を見に戻ると、女性二人が覗いていた。
「ゲッ、あれではねこが近寄らない」と、ちょっと腹を立てて近寄ると
件の女性ともうひとり、初顔の女性が２人して、詰問してきた。

「こうして捕獲して、どうするんですか？」
-- 手術してここに戻し、餌やりさんにその後をお願いしてます --

「処分センターに持って行くのではないのですね？」
-- そのような目にあわないように、これ以上殖えないように
ＴＮＲ しているのです (何も知らずにトンチンカンなやつ!!) --
-- ここにいるねこの５匹をすでに、ＴＮＲし、耳に目印をつけてます
　公団の役員や保健所と話し合いを進めているんですよ --

「では、もらわれていったねこのその後はどうするの？」
-- 譲渡誓約書を取り交わしますし、そういうねこは慣れるまでに
１カ月はかかりますから、里親さんを信用して任せるのです --
(未練女性にそうとう、ふきこまれているらしい)

--　それから、ここのあたりには、餌をばらまく人たちがいて
　公団や掃除の人たちとのいがみ合いにもなっています
　猫用のフードをお皿にいれてあげ、水も置いて、片付ける
という餌やりについて、チラシを配るつもりです --

すると、２人して、そりゃそうだ、そういう餌やりをしなくてはだめ
と、言い出して、てんでに話し始めた。
シャムmix に、カリカリフードを地面において出勤していたくせに
よく言うなーーと思いながら、聞き流していた。

すると、オアシスさんが来てくれたから、自販機のそばに置いた捕獲器を
２人して、階段の踊り場まで移した。
このとき、例の女性二人は、「階段の上では入らないと思うわ」などと
捕獲のことも何も知らずに、ぶつぶつ言っていたらしいが、
その後、１０分ほどで、白いねこが捕獲器に入っていたのだった。

初顔の女性が「この費用はどうしてますか？」と言うから
-- 自腹です！！ --　と答えたが、このあたりから態度が変わった。
「それは、ありがとうございます。よろしくお願いします」と言って
その女性は帰っていった。

捕獲できた２匹は、どちらもオスのようだ。
Ｆ駅には、オスが圧倒的に多い気がする。
だからこそ、これだけ餌やりが続けられていながら、思いのほか
ねこが増えていないのではないか？

今のうちに、ＴＮＲ を進めて、
白いねこの多いＦ駅。
ちゃんと手術して、きちんと餌と水をあげてます。
捨て猫は許しません！！　というエリアにしたい。

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