里子猫 「さぷ」 家出中 作戦変更 ― 2017/02/14 22:57
里親さんから、途中経過のメールがきた。
ベランダに、「段ボール+トラップ無効化捕獲器」 を置いてもらったが
さぶは、ベランダには近寄らないとのこと。
片目を失っても、なんとか3年間、キャバクラやその周辺に隠れて生きてきた猫だけのことはある!
一度入っただけの捕獲器というものを、どうやってまだ覚えているのか分からないが、危険キャッチアンテナが敏感なのだろう。
でも、里親さんが仕掛けているのだから、全然危険じゃないけど。
もう、捕獲器を使うことはあきらめることにした。
里親さんも、ベランダの捕獲器を室内にしまってみたら、ベランダの餌を食べてあったとのこと。
もちろん、さぶなのかどうかは、はっきりしていない。
さぶの他にも、餌やりをしていたオス猫がいるらしいから、その仔かもしれない。
作戦変更
1.捕獲器の利用を中止 ⇒ 刈谷地域ねこの会の方へ返却する
2.折りたたみケージを正しく組み立てて (ここの点がかなり心配)
しっかりヒモで縛り、捕獲器のときと同様に、段ボールにいれる
3.そのケージに餌皿を置き、少しずつ、少しずつ、餌皿を奥へ移して、餌付けする
4.さぶが、安心してそのケージの中で餌を食べ、里親さんが見ていても逃げなくなるまで続ける (扉は全開)
5.ケージのそばにいても、中で食べるようになったら、扉をしめて保護する
5.の段階になるまでに、さぶが室内に戻ってきたら、万々歳
里親さんは、ポスティングも続けているとのこと。
6.まず、里親さんのマンション全戸にポスティングする
7.周辺の1戸建て、マンションやアパートの 1F の方にポスティング
(チラシお断り という張り紙があれば、ポスティングしない)
8.犬のシールを貼っているお宅には、必ずポスティングする
9.犬と散歩している方がいたら、話しかけて情報をお願いする
「餌やりを続ける」 これが大前提
さぶが家出のままであるけれど、その反面、保護猫のトライアルが続いていて、嬉しい忙しさ。
3710ねこの、小さな、風邪っびきの子猫 「りぃり」 が、明日 (2/15) の夕方から、港区のお宅へトライアル。
昨年の9月ごろから預かっていた、白黒男子 「小林丸」 が、
2月8日から、2週間のトライアル
なんと、2回も失敗しているから、今度こそ、3度目の成功になりますように。
そして、かれこれ10カ月の保護預かりの、黒の女の子 「コニー」
一度、冷やかしのような問い合わせがきただけで、まあ、居残りかと思っていたら、
ようやく、本気の問い合わせをいただいた。
「コニー」 は、2月26日からトライアルの予定。
この中で、一番心配なのは、コニー。また願掛けに通わなくては・・・。
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里子猫 「さぷ」 家出の途中経過 ― 2017/02/10 22:20
1月に家出してしまった、「さぶ」
まず、「刈谷地域ねこの会」 のホームページのメールフォームに、捕獲器を借りたいことと、その理由、逃走猫の状況を書き込み送信したら、すぐに返信がきた。
里親さんは、刈谷地域ねこの会からは何も返信がない・・と言っていたけれど、その会からは、捕獲器の貸し出しのこと、担当者の電話番号まで書いて、返信をしてくれていた。
おそらく、里親さんは、自分のスマホのアドレスの入力を間違えたのだ。
メールアドレスをいちいち打っていたら、1文字のミスで、不達になるか、まったく別の人に届いてしまう。
これまでの里親さんとのやりとりで、そうとうの I T-音痴 だということが分かってきた。
なので、そのことを念頭において、対応することにした。
1月24日、里親さんが、この 「刈谷地域ねこの会」 に連絡し、捕獲器を1台借りることができた。
1月21日、里親さんが、ようやく、ベランダで魚を焼いたら、なんとのその日に、「さぶ」 は、ベランダにやってきた!!
たまたま、カーテンを開けたら、ベランダに 「さぶ」 がいて、急だったことに驚いて逃げていったらしい。
でも、「さぶ」 は、生きていて、里親さんの家を把握していて、匂いにつられて、ちゃんと食べにきたのだ。
対策
・ベランダにだけ、ドライフードを1日分出しておく
・すでに、ベランダには、さぶ用のトイレを設置してある
● これまで、無関係の人の車の下に、その車の持ち主の許可もとらずに、餌を置いていたとのこと。そっこく中止!
・ベランダの窓サッシュを、さぶが入れるほど開けて、魚を焼いてみる
・さぶは、ベランダに餌があることを分かっているから、里親さんが在宅のときだけ、ベランダのサッシュを、さぶの身体よりすこしだけおおめに開けておく
● 「刈谷地域ねこの会」 から捕獲器を借りたとき、さぶではない猫が入った場合、かならず連絡をとること
● 捕獲器を、まず、ベランダ近くの駐車場に設置してみること
しかし、この作戦は、失敗に終わった。
里親さんは、さぶの好きなフードを団子にして、そのまわりにまたたびをつけて、餌場に置き、食べにきたさぶを、娘さんと挟み撃ちにして捕まえようとして、あほのように失敗した。
さらに、ようやくベランダにくるようになったばかりなのに、捕獲器をいきなり、ベランダに設置したため、それっきり、さぶは寄りつかなくなった。
里親さんからの電話でこの状況を確認し、挟み撃ちのようなバカなことを2度とするなっ! と、クギを刺した。
私のきつい口調に、ようやく事態の悪化に気がついたような反応だった。
作戦変更
・捕獲器の扉を上に縛りつけて、トラップを無効化する
・捕獲器の入り口に、餌を置き、ふたたび餌付けから始める
・このような餌付けは、駐車場ではできないため、ベランダで開始
捕獲器での餌付けがうまくできない場合は、いったん、捕獲器を返却し、別の方法で、餌付けをやり直す
「さぶ」 が、もう里親さん宅に帰りたくないのなら、それはそれでいいと考えている。
片目を失っても、ぼろぼろになっても、なんとか、キャバクラに戻ってきて、威嚇しながらエサをもらっていた 「さぶ」 は、かなり賢い猫のはず。
「さぶ」 は、けっして愛玩動物ではない。甘えるのは好きだけれど、おもちゃではない。
抵抗しないからといって、なんでもいうことをきくわけではない。
里親さんには、ベランダに餌を置き、トイレを置き、そういう距離を保った世話を続けてもらってもいいと思うようになった。
来週、また、刈谷市役所に、「猫の死体回収の有無」 を確認し、該当なしであれば、いよいよ、500部の 「迷い猫 SOS」 のチラシをポスティングするよう、連絡しようと思う。
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「ネコ・猫・ねこの里親譲渡会 (2月11日)」
段ボール + 捕獲器 ― 2017/02/09 21:55
2月は手術の予約も取れず、TNR の予定なし
3月は、毎週金曜日に2匹ずつ、手術予約を取れているが、この月に TNR するメス猫は、堕胎手術になることを覚悟している。
昨年の12月から、もう一度保護したい猫の再捕獲に、ずっとチャレンジしている。
この猫は、9月末に TNR した、茶トラのアメショー mix で、やや長い毛
捨てられたか、置き去りにされたか、痩せた身体で、住宅の駐車場にやってきた。
9月の捕獲のときは、この茶トラを狙っていたのではないのに、あっという間に捕獲器に入ってしまったため、あまり餌付けもできていなかったが、TNR した猫。
リターンしたあとは、餌を食べにやってくるかどうか不安に思っていたけれど、数日後、この仔の独特の鳴き声を聞いたときにはほっとした。
9月に TNR したから、「茶9 (チャック)」 と呼んでいた。
チャックは、雨がふると姿を見せず、2日ほどしてからまた現れる・・という不思議な猫。
複数の餌場があるのか? と思っていたが、あまり太ってはいない。
どこかに隠れていて、私の車の下にやってきて、特有の鳴き声をあげる。
人を見てもすぐには逃げず、鷹揚なところがある。
昨年、16匹以上の個人宅の TNR に協力した方から、「ケガをした猫や、捨てられた猫だったら、庭につれてきていいよ」 と言ってもらえたから、このチャックをその人の庭に連れて行こうと思っている。
しかし、このチャック、二度目の捕獲器にはいっこうに入らないのだ。
驚くほど上手に、フードだけ食べて、捕獲器から出ていくらしい。
この2カ月、車の下や、後部やサイドに仕掛けた捕獲器は、ほぼスカ。
時々、これまで捕獲できなかった猫や、見知らぬ猫が入っていて、思いのほか、自分のエリアの TNR が進んでいる。
夜通し捕獲をするときは、段ボールなどを利用する。
1.段ボールを用意し、捕獲の入り口を作るために、両端に切り込みをいれる
2.ガムテープなどで、切り込みをいれた段ボールを補強しておく
3.段ボールには、新聞紙、または、ペットシーツを敷く
4.この段ボール+捕獲器を、安全に夜通し設置できる場所にしかける
5.捕獲器に、猫が入っていたら、捕獲器の入り口が、段ボールの奥にむくように、捕獲器の向きをいれかえておく
このとき、新聞紙の上に、ペットシーツをしいておいたほうが無難
6.手術のときには、この段ボールに入れたまま、動物病院に預けている
7.適当な段ボールがないときや、夜通し設置した場所が狭い場合などは、プチプチシートで、捕獲器を覆うこともある
いよいよ、猫の発情シーズンたけなわ。
太陽がまだ昇らないような、暗い明け方に起きて、捕獲に向かうことからは卒業できた。
捕獲されたら、手術に耐えなければならない猫を、少しでも寒さや冷たさから守りたいと思う。
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「ネコ・猫・ねこの里親譲渡会 (2月11日)」
クラウドファンディング カレンダー発送 ― 2017/02/08 22:18
ものすごーーく、忙しかった1月からようやく解放された。
クラウドファンディング達成のカレンダーを、1月25日、料金別納でなんとか郵送手配まで終了できた。
クラウドファンディングにログインすると、協力してくれた方々の住所、氏名、メールアドレスのデータを確認できる。
これを使って、発送用の宛名ラベルを作ろうとして、ちょっとあっけにとられた。
このデータは、データベースにはなっていなくて、(csv 形式でもなく)
ただただ、帯状に文字が並んでいるだけだった。
この羅列されただけの文字情報を、宛名ラベルのデータにいちいち成型していたら、とても間に合わない。
この宛名ラベル作成と印刷を1日というより、24日の夜に全部終わらせて、25日には発送しなくてはならないのに、70件ほどの情報を前にして、ため息がでた。
クラウドファンディング側も、それは承知しているらしく、発送を請け負う業者の URL を出していた。
クラウドファンディングって、どこまでも商業主義なんだ・・と思った。
しかし、そんな業者に頼む余裕などないから、1人ずつの文字情報をコピーし、ワードで作成しておいたラベル作成表にペーストしては、レイアウトを修正して、1人ずつ、1人ずつ作り、深夜にようやく、ラベル印刷が終わった・・・。
カレンダー、78円の命 をリターンとして発送する対象者の文字情報一覧を印刷して調べると、同じ方が複数のリターンに協力してくれていることが分かり、鳥肌がたってきた。
これほど、名古屋港の猫の状況の悲惨さを理解し、協力を惜しまない人たちがいるということを、クラウドファンディングが達成した後も、つくづく実感できた。
当初、70通くらいと考えていた発送個数は、料金別納郵便が59通で、360円のレターパックが5通の、64通。
「78円の命」 という絵本は、その形やサイズが、発送側泣かせなのだ。
B4 でもなく、ほぼ正方形に近く、レターパックの厚さは OK だけど
どうしても少しはみ出てしまう。
レターパックのシールをするとき、絵本にシールがつかないように、紙を入れておく必要があった。
デザインに凝りたいのも分かるけれど、郵送することも、ちょっぴりでいいから、考えてほしいなーー。
ラクスルで発注したカレンダーは、WEB では、110g と出ていたから
205円/1通 かかると思っていたら、97.5g で、140円だった。ラッキー。
カレンダーは、A4 サイズで作ったから、A4封筒にすんなり入り、そこにお礼状を同封して、どんどん発送作業を進めた。(楽だった)
レターパックは郵便局で5コ購入し、そこで発送作業をすることにして、カレンダー (大抵の方には2部、もっと多い投資をしてくれた方には3部) と、絵本もありの方とをそれぞれ透明の袋にいれて、ラベルを貼り、そのラベルを見て、レターパックに手書きするつもりで、郵便局へ出かけた。
窓口で料金別納 59通 (けっこう重い) を渡し、
「360円のレターパックを5コください。全部いっしょに払います」
というと、「はい」 と答えた受付の職員は、5通のレターパックの上に、なんと59通の料金別納の封筒を置き、その封筒を数え始めた。
「あのっ、ここでレターパックの発送作業をするので、早くください」
といっても、職員は 「はい?」 というだけで、ぽかんとした顔をこちらを見ている。
あぁ~あ、ここもか・・と思った。
お客のことより、自分たちの事務作業を優先するこの、お役所感覚。
私は、この職員が59通の料金別納封筒を確認するまで、レターパックを受け取れないのか・・と思ったら、昨夜からの疲れから怒り心頭になった。
「だから、ここで発送作業して、いっしょに出すのです。
はやく、レターパックを渡してください」 と叫んで、その人の顔の前に、手を出した。
ようやく、こちらの意図が分かったらしく、慌てて、59通の下敷きになっているレターパック5コを渡してくれた。
ひったくるように、かっさらうように受け取って、作業台に行き、レターパックに5名の方の氏名や住所などを書き、バーコードのシールをはがし、誰宛かわかるようにメモを書いた・・・。
そして、これ見よがしに、その5通のレターパックを並べて、スマホで写真を撮った。(*'ω'*)
こうして、私が分担した、カレンダー作成と、全ての発送作業を終えることができた。
1月30日、クラウドファンディングから、作業終了を確認するメールが、セイケさんにきて、かなりの容量になる、作業報告ファイルを、クラウドファンディグへの投資に協力してくれた全員の方に、Thanks Mail とともに、添付送信したらしい。
そして、ここでも問題が発生したそう。
活動報告ファイルの容量は、携帯のメールでは送信できないほどだから、不達のエラーがかなり出たらしい。
でもそれはもうしょうがないから、パソコンの E-mail アドレスをあとから連絡してくれた方々にだけ、再度添付送信したとのこと。
ほんとうに深夜までお疲れさまでした。(^.^)/~~~
車の車検は2日で済んだけれど、3年間のキズやへこみの、鈑金修理をお願いしたから、なんと10日間ほど、代車を運転していた。
鈑金修理の車が立て込んで、いつも以上に日数がかかったらしい。
でも、あの錆がではじめていたガキガキのキズや、フィールの駐車場で、「前向き駐車願います」 てところに止めて、でるときにブーッと下がったら、ゴツンと柱にぶつけた大きなへこみも、キレイに修理してくれた。
鈑金てすごいーーー。
明日から、名古屋市の動物行政への批判とクレーム、記録します。
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「ネコ・猫・ねこの里親譲渡会 (2月11日)」
都合よく管理したがる名古屋市動物行政 ― 2017/01/18 23:03
2016年12月 7日の、緑政土木局での、緑地維持課・管理課の担当職員3名との話し合いの席で、私たちは質問した。
「ところで、最近は猫についての苦情はどうですか?
何か実感されていることはありますか?」
緑地管理課の職員が答えた。
「そうですねぇ。苦情は減っていますね」
すかざす、次の質問をした。
「減っていると感じられるのは、どうしてだと思われますか?」
答え 「うーん、それは分かりません」
まったく、名古屋市行政の職員には、自分の頭の中で想像し、自分自身の考えをめぐらし、市民の声に答えようとする姿勢は、いつになったらうまれてくるのだろうか?
市政アンケートの「猫による迷惑について」 という結果のグラフを示し、指でつついて反論した。
「この、猫に迷惑を感じる という項目を見て、考えてください」
「鳴き声がうるさい --- これは、TNR で繁殖しなくなりますから、発情の鳴き声はなくなります!
ゴミを荒らされる ---- これは、TNR したあと、その猫たちを見守り、適正にエサを与えれば、空腹でうろつくことがなくなり、生ゴミなど荒らしません! 猫だって、あんなゴミ、食べたくて食べてるのではありません
そして、猫の数が増えすぎる --- これも、TNR によって繁殖を抑えていけば、猫は増えなくなり、頭数は減っていきます
これだけのアンケート回答の多い項目について、TNR による効果ははっきりと分かるはずです」
相手の職員は、苦り切った顔のまま、何も答えなかった。
TNR による様々な効果は、このアンケートの苦情の多いと思われる項目に対応できる。
1.フン尿の放置
まず、TNR することで、尿の臭いはかなり軽減できる。
さらに、公園内に猫トイレを設置し、しばらくはすぐに掃除せず、猫が使うようになるのを待ち、トイレ場所と認識するようになれば、フンを回収し、土をときどき混ぜ返してメンテナンスすればいいのだ。
自分の庭で猫に餌を与えている人は多いはず。
でも、その人たちの周囲から必ずしも、苦情が多発するとは限らない。
それはなぜか? とっくの前から、その人たちが、猫のフン尿対策をあたりまえのこととして行ってきたから。
それを行ってきた人たちの周辺からは、苦情はでない。
2.鳴き声がうるさい、ゴミを荒らされる、猫の数が増えすぎる
TNR + その後の見守りと給餌で、これらの苦情には対応できる
3.悪臭がする、猫から病気をうつされる心配がある、猫の毛が飛んでくる
これらは根拠のない、いわば風評被害に近い。
飛んでくるものは、猫の毛だけではない。悪臭がすべて猫なのか?
4.猫がやってきて、自動車や植木などを傷つける
これだけはどうしようもない。猫は自動車に乗ったり、木で爪をといだりするものだから。
このことまで、人がどうこうしようとすること自体、無理な話。
猫が庭に入ってくるのが嫌なら、見つけたときに大声を出して追うしかない。
猫バリアーというものがあり、保健所に申請すれば、1週間ほど無料で貸し出しされる。
それを利用し、効果があると分かれば、自分で購入するしかない。
自動車に乗っているのを見つけたら、手をたたくとか、声をあげるとか、猫が嫌いな大きな音をたてて、追うしかないだろう。
だからといって、追い立てたときに、車にツメの跡がついた! というようなクレームにいちいち、気を遣ってはいられない。
そもそも、人間が考える対応策に、100%完全なものなどありえない。
しかしこれらのアンケートで苦情がおおいと分かる項目について、TNR でどれほどの効果がうまれているかは、明白。
アンケートを取り、それをグラフ化して公開し、それで役目がすんだかのような気持ちになっているのがおかしい。
このアンケート結果の変化を見て、TNR で提唱されている効果というものを考えれば、おのずと、その重要性がわかるはず。
これを考えようとしない名古屋市の動物行政の、核となっている健康福祉局 動物愛護管理・検査業務管理主幹はやはり無能としかいえない。
緑政土木局での、緑地管理課の職員はこうも言っていた。
「私どもが、正式に地域猫活動というものを認めることは、やはり難しいことです。」
なぜ、正式に ということばを使うのか?
TNR を根幹とする地域猫活動を認めるには、活動する市民に、おそらく、ややこしい提出文書を出させるのだ。
その提出文書というものは、現地の猫の状況とその問題のありようが、その場、その場によってさまざまであることなど、視野の外で作られる。
名古屋市の動物行政にとっては、自分たちにとって都合のよい内容であることが一番大切なこと。
自分たちの業務が、それによって多忙にならないよう、行政に協力することに疑問を感じない市民や外郭団体を活用する。
これの最たるものが、「なごやかキャット事業」
2016年12月下旬、この事業のどうしようもない現実を思い知った。
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「ネコ・猫・ねこの里親譲渡会 (1月21日)」
「名古屋港 TNR プロジェクト 3710 ねこ 里親譲渡会 (1月22日)」<
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