クラウドファンディング達成のカレンダー作成行程完了2017/01/09 22:45

3710ねこ暦 1ぺーじと16ページ


2016年11月25日 名古屋港 TNR プロジェクト 3710 の、クラウドファンディングがスタートした。

プロジェクトは、2016年12月27日 (火) 23:00 に、目標額を上回って成立した。

そうして、このプロジェクトのリターンとして約束した、カレンダー作成を始めることになったのだ。

「名古屋港 TNR プロジェクト -3710-」 では、イオンの協力により、港店や熱田店で、イベントを開催し、写真パネル展示を行ってきた。

その写真に協力してくれたのが、「猫カフェ ひとやすみ」 の 佐藤代表さん。
猫カフェ ひとやすみ

イオンのイベントの写真パネルを見てくださった方々には、記憶に残っている猫の写真を使って、カレンダー編集に没頭した。



当初、1月末の発送にはとうてい間に合わないと思い、2017年のカレンダーではなく、
2017年3月から始まり、2018年3月までの、「平成29年度版 カレンダー」 にしようと考えていた。

発送は最悪、2月末になると思っていて、それならば、1月開始のカレンダーを受け取るよりは、29年度版のほうが役に立つだろうと思った。

書店に並ぶ、カレンダーを見て、どんなタイプにするかは早々に決めた。
丸い穴があいていて、壁にかけると、見開きで2か月分を飾れるタイプ。

2カ月分を見ることができるから、それぞれの月の、左上に前月、右上に翌月の日にちを載せる必要はないと思った。

こんな大ざっぱな構想を、12月30日の、ぶりしゃぶのときに参加メンバーに話し、書店で購入した、(株) オレンジページ発行の 「CATS 2017」 を見せて、簡単な打合せを行った。

代表のセイケさんは、1月末の発送は無理かなあ・・と、心配そうだった。
それはクラウドファンディングの契約上、守るべき期限だったから。

佐藤代表の写真を使えば、キレイなカレンダーになると思っていたから、私が当初、イメージしていたのは、「みなと猫の写真集に、カレンダーがついている」 というようなもの。

だから、カレンダーの日付は、写真の邪魔にならないような位置 (それは写真のどこに猫が写っているか・・によって異なるから) に、収まればいいだろう・・と思っていた。

そして、年を超えて、2017年1月1日。
ラクスルに発注するつもりで、Web を見ると、1カ月のカレンダーサイズは A4 で、見開きに飾ると A3 !!

大きすぎる・・と思った。イメージはこれの半分。
でも、ラクスルのカレンダーフォームを見ると、シンプルな月間日付になっていて (前月も翌月も載せていない)、しかも、それぞれの月の写真を載せる枠の位置まで決められていて、16ページ分、イラストレーターで、しっかり作られていた。

そして、100部作成するための、一番安い納期は 10日間。約4万円。

1月22日の、「西築地コミュニティセンターでの譲渡会」 での公開と、販売に間に合わせるには、1月10日に、印刷工程に入れること。

これなら、2017年1月開始のカレンダーを作ることができる!!
そう確信して、突貫工事並みのスケジュールで作業するしかないと覚悟して、セイケさんに、おおざっぱな予算設定と、タイムスケジュールを添付して送った。



1月4日 佐藤代表撮影の、名古屋港の猫の写真データを USB で、セイケさんから受け取る。
この日の夜から、深夜の写真編集作業を開始。

佐藤氏の写真は、みなと猫のドキュメンタリーだった。

ラクスルのフォームには、350 dpi ~ 400 dpi で作成するように、 などの注意書きがあったが、作業中のパソコンの反応を鈍らせないために、最初は 72 dpi で作業し、どんどん、各月の写真をはめ込む作業を続けた。

1月~12月の写真では、同じ猫の写真を2度以上、選ばないこと
できるだけいろいろな模様の猫を選ぶこと
写真パネルでよく出ていた猫を避けること
静止画像の猫のポーズも多種多様にすること
「生きたい」「生きる」「生きよう」 というテーマを根本にすること

などなど、写真を選びながら、注意点を自分できめていった。

一番困ったのが、表紙の写真。
親子の猫の写真を使うか、成猫がよりそって寒さをしのいでいる写真か?

でも、あの劣悪な環境のなか、風邪をひき、体調の悪そうな猫の写真よりも、生き生きとした表情の猫を使いたい・・と考えるようになった。

そして、選んだのが、ベンチの上で、仲良しの2匹がくっついている一連の写真から、「未来に向かっていこうとしているかのような」 猫の写真。

各カレンダーの写真は、途中から、耳カットの分かる猫を選んだ。
リトルパウエイドさんから、里子にいった猫の写真を送ってもらい、ごちゃごちゃ感のある、ページを作った。
今思えば、このページの編集に一番苦労した・・・。

低い画質 72 dpi で作った、カレンダーの下案を、3710猫の主要メンバーさんに添付し、「こんな感じで作るので、OK ですね」 という段階になったのが、1月6日ごろ。

各月の猫写真が決まり、里子猫の集合写真合成もでき、巻末の 「小さな命にやさしい責任。」 のページまでできたのが、1月7日の深夜。

16ページ分の画像をすべて Excel に貼り付けて、再び、主要メンバーに添付し、1月8日の20時までに修正や変更があればメールで連絡、発注以降は変更不可。 とメールした。

誰からも異論がなく、セイケさんの GO もあり、1月9日の午前0時過ぎに、ラクスルに発注し、16ページのファイルを Zip にしてアップした。

1月9日は祝日だから、ラクスルからの返信は10日になってからだろうと思っていたら、「PDF 確認ください。印刷工程に入れません」 という催促メールがきていて、大慌てで確認。

イラストレーターでアウトライン化をしたし、Photoshop で、何度も 400 dpi に変更をかけ、画像を上下逆転させたり、文字を画像化したりして作った、16ページが、キレイな PDF で確認できた。

こうして、1月9日の大安の日に、「2017年 3710猫暦」 は、無事、印刷工程に入った。



この後の予定

・ 1月19日 ラクスルからカレンダー 100部 発送される
・ 1月21日までに届けば、21日の譲渡会で 10冊くらいを 500円で販売 (間に合わなければ次回)
・ 1月22日の、西築地コミセンでの譲渡会で、68通の発送準備
・ 天白郵便局から、定形外 料金別納で郵送手続き
これで、クラウドファンディング達成のカレンダーを、投資してくださった方々に送ることができる。

100均で、A4 封筒を65通分用意したから、これに、宛名ラベルを貼る。
3人の方には、78円の命の絵本とともに、レターパックで郵送する。

1月22日までに、前もって天白郵便局にいき、A4 封筒に 「料金別納」 のスタンプを押しておく。

定形外より、ゆうメールの方が安いのだけど、中身が分かるように、封筒の一部を切っておく必要があるらしい。
こんなこと、65通分もやりたくないから、定形外にした。

クラウドファンディング達成のカレンダーの1月の猫は、
「生きたい」 という写真の猫 (ソフィア)

夜の撮影のため、グレー白のソフィアが、黒白のように映っている。
投資してくださった方々に届くとき、もう1月は終わりに近い。
でも、見開きだから、1月と2月のページを飾ってもらえるだろう。

ちなみに、ソフィアは、里子になりました。でも、このカレンダーは、
同じ猫を2度以上、載せない・・というルールで作っているので、
里子猫集合ページには、ソフィアは出てていません。

3710 (みなと) 猫のこれからは、今も給餌に通い、早朝や深夜の捕獲を行い、カイロを交換し、シェルターをひっそりとメンテナンスしているメンバーの絶えまぬ努力の継続にかかっています。
「継続は力なり」 を実感できるエリアでありつづけますよう、祈っています。



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