「動物と快適にくらせるなごや推進会議」 なるもの2017/01/03 22:34

動物と快適にくらせるなごや推進会議

名古屋市では、「動物と快適にくらせるなごや推進会議」 というものを年に1度か2度開催している。

動物と快適にくらせるなごや推進会議

この会議の前身は 「名古屋市動物愛護管理推進協議会」
ここでは、あーでもない、こーでもない という会議が踊り、「動物愛護推進員」 をいかに、都合よく愛護センターの下部人員として使うかを協議していた。

この会議のかなり前は、「犬猫による迷惑防止対策についての意見交換会」 というものがあり、一度だけ、フェアなパネルディスカッションが開催された。(平成22年 2月 5日 (金) 14時~)
このときは、前もって意見作文を健康福祉局の担当部署に送ることが出席条件となっており、その結果、14名の参加が認められた。
その時の資料は、いまでも大切に保管している。
その意見交換会のとき、痛烈に批判していた、Aさんの言葉を引用させてもらう。

「迷惑な犬猫がいるのではない。迷惑な飼い主がいるのです。
 あなた方の表現には、犬や猫の命に対して、やさしさというものが欠片もない。」

このようなパネルディスカッションは、二度と開かれなかった。



冒頭の画像は、「動物と快適にくらせるなごや推進会議」 議事録の概要部分。

参加者については、社会福祉法人や一般社団法人からの出席者は回によって変わる。
どこの区の保健所の生活環境課長が出るのかも、回によって変わる。
しかし、愛護センター所長は当然ながら、毎回出席しているし、名古屋市獣医師会理事長も同様。
そして、いつも、議事録の出席者のトップには獣医師会理事長が名前を連ねている。



さて、平成27年7月24日、例によって、愛護センター所長が、「なごやかキャット事業」 を得意げに説明し、「なごやかキャットサポーター活動」 の項目を毎度のように歌い上げていた。

① 飼猫ではないことを確認して避妊去勢手術をする
② 時間、場所を決めて適切にエサを与える
③ 猫用トイレを設置するなどしてフン尿の始末をする
④ これらの活動を、地域住民の理解を得て行います
⑤ また、個人で活動を始める場合は、地域住民の理解や協力を得ながら地域全体での活動に発展させます。

そのとき、ある出席者 (女性) から、あきれかえった声で反論があがったという。

「そんな、餌やりマナーのことを、今になってようやく、あなたがたは言い始めたのですか?
 猫に餌をあげたら片付ける、なんて当たり前のこととして、もう何年も前から、私たちは、説明し、説得しています。
 フンの始末も同じ。猫トイレを置く人は、昔からちゃんといます。
 そういうマナーの指導が必要だと、私たちは昔から言ってきました。
 私たちが、もう何年も前から、餌を与える人たちに説明してきたことを、あなた方は、ようやく今になって始めたのですか?」

愛護センター所長は、ぐうの音もでず、何の説明も言い訳もできなかったという。



動物と快適にくらせるなごや推進会議 のページには、開催されたという告知はあるが、【平成28年 8月10日水曜日 午後 2時30分から午後 4時00分まで】 の記事録、および、配布資料の公開が、いっこうになされない。

健康福祉局に担当部署に催促しても、「ご迷惑をおかけしております」 という返信メールがくるだけ。

このような形だけの会議が、この先、何に役立つのだろう。
いつまで、この出席者たちは、愛護センター所長の、「ほめてね、こんなに、愛護センターは功績を出してます。私が決めてます」
という発言を聞き続けるのだろうか?



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