=ねこ会= への問い合わせを考えてみたら ― 2013/11/11 11:30
子ねこの件でコメントをくださった方へ
コメントの内容は地名がありましたので、公開しません。
保護できたときは、またご連絡ください。
ありがとうございました。
=ねこ会= 開催をネットやミニコミ誌に掲載すると、ほぼ毎回、
「子ねこを保護したから参加させてほしい」 というような連絡がくる。
まず、保護した経緯を確認し、ワクチンやノミ対策、検便などの
基本治療を必ずやってくれるよう説明する。
それから、「いつさと」 などの掲示板掲載を紹介しておく。
それをクリアできたとき、次回の =ねこ会= に参加できます
と、あえて、突き放すようにしている。
ここで違いが分かってくる。
次の =ねこ会= に参加できると分かり、安心されるのか
その方自身でも、里親さん探しを、多少気持ちのゆとりをもって
続けているらしい。
そして、そういう方は、次の =ねこ会= までに里親さんを見つけている。
個人で、捨てねこや子ねこを発見して保護したとき
当初は途方にくれるだろうと思う。
私も個人で里親探しをすることにしたときは、不安だった。
それで、里親詐欺の被害を減らすためにも
健康で元気なねこを里子に出すためにも
「ねこの里親譲渡会」 に、個人参加できるように
=ねこ会= 参加ルールを決めて受け入れることにしている。
できれば、私自身が保護するねこは極力少なくして、里親会の
開催に専念できるよう、個人参加をメインにしたいと考えるようになった。
1年間、コープ本山で開催してきたが、いろいろな長短があり
今後の開催方針を検討することにした。(ほぼ目処がついた)
子ねこを自分自身で保護できない諸事情はいろいろあるだろう。
その一つひとつに、同情していては、この活動は続かない。
子ねこの保護を託され、引き受けたとき、もちろん、その依頼者は
深く感謝してくれるが、なぜか、2度目、3度目を頼んでくる。
当初はあんなに恐縮していたのに、なぜかだんだん変わっていく。
ちょっとあきれた電話依頼 その1
捨てられた子ねこを保護したから、参加させてほしい という、
いつもの電話に、直近の =ねこ会= は満席だからと、諸事説明し
来月の参加条件を話すと
「あの、小さくて可愛いうちに、もらってほしいのです」 と
さも、悲痛な声で訴えてくる。
-- それは、捨て猫などを保護している人はみな、そう思ってます
と、突き放しておいた。その女性は、「ああ、そうですよね・・・」と応えていた。
それから、「捨て猫については、保健所に情報提供してください」と
メールしておいた。
ほぼ1カ月後、その女性から参加させたいねこは、目の白濁治療が
長引いていて、まだ参加させられない という連絡が来た。
「あの、捨て猫の情報を提供する ということでしたが
今は、この仔の治療の時間をとりたいのです。
保健所に出かける時間より、治療の時間を大切にしたいので・・」
と言ってきた。
-- 保健所に電話するだけですよ と応えると
「え? もっと色々書いたりするのだと思ってました」 とびっくりしていた。
それから、子ねこが捨てられていた状況やら、それが初めてでないことやら
捨てられた仔を見捨てられないことやら、延々と話し始めた。
自分は、保健所に出向く時間をとれない、貴重な時間はねこに遣いたい
と、いいながら、長電話に拘束される私のことはおかまいなし。
-- では、その話を保健所に言ってください。
ねこを保護している人たちはみな同じ気持ちですから
と、長電話をさえぎったら、「はっ」 としているのが分かった。
ようやく、長話になってしまったことを謝ってくれて、電話が終わった。
この人は、子ねこの治療が終わればまた、参加の電話がくるかもしれない。
そのときは、受け入れようと思っている。
で~らあきれた電話依頼 その1
香久山に住むという、70代の女性からの電話
「ねこ会 というものはどういう内容ですか」 という問い合わせから始まった。
主旨を説明すると、自宅にやってくるねこの繁殖の話になった。
庭でねこにご飯をあげていたため、現在、その数 16匹
16匹のなかに、子ねこが数匹いて、里子にだしたいらしい。
何匹手術してあるか?
成ねこたちが10数匹いて、その半分は自分で捕まえて手術。
これを繰り返していくつもりだというが、庭にくるねこは慣れてきたが
自宅の裏にくるねこは、逃げてしまうから、捕獲が難しい とのこと。
それで、里子の件は後回しにして、ねこの TNR を勧めた。
これまで手術した、6匹以上のねこたちには、耳カットなし。
その人自身でないと、手術済みのねこたちを確認できない。
捕獲にはこちらの捕獲器を貸し出すこと、手術する動物病院の
予約を手配し、捕獲に協力すること、などを話した。
この件は、ちょうど、天白保健所から別の TNR 相談を受けたとき
報告しておいた。統括の市役所に連絡しておいたほうがよさそうだった。
約10匹の TNR だと考え、予約は、来年にならないと無理かもしれない・・と
思っていたら、翌日、また電話がきた。
「昨日、ねこのことで後から連絡をくれると言われたのに
なぜ電話してくれないのですか」 というクレームだった。
-- 手術する動物病院の手配にまだ時間がかかるから と説明したら
「手術するのは、私が1匹ずつ捕まえてやっていけます」 という。
-- 昨日は、車の運転もできないし、捕獲も難しいと言われましたよね
「はい、でもこれまでもやってきたから、できると思います」
この人は、70代であることを理由に、ねこを引き受けてほしい
と依頼してきたのだ。
「お金を出せば、引き取ってくれるのではありませんか?
口座を教えてくれれば、毎年振り込みますけど」 とも言ってきた。
-- 私たちは、そういうねこを引き取ることはしません と断った。
子ねこの里親探しは、「ポトス」 に載せることを勧めておいた。
なんでこう、お金を出せば? 頼めるんでしょ と安易に考えるのだろうか
もう少し時間ができたら、管轄の市役所にちくってやることにした。
16匹のねこが集まってくる家。周辺の人たちは、糞尿被害をうけている可能性が高い。
私たち 「天白トラブルゼロ!?」 は、公益財団法人どうぶつ基金(佐上邦久理事長)が主催する「さくらねこ不妊手術事業」の協働ボランティアです。
今回20匹以上(名古屋市緑区・昭和区・千種区・天白区)のさくらねこ不妊手術事業を行うにあたり、公益財団法人どうぶつ基金から9頭の不妊去勢手術費全額を負担していただきます。
公益財団法人どうぶつ基金に寄付をしていただいた皆様に心より感謝申し上げます。ありがとうございます。
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