倉庫親子ねこの TNR2013/11/09 15:01

5匹のきょうだいねこたち 倉庫でずっと生活していく

コメントされた方へ

名東区●●の交番近くで一昨日からかなり小さい子猫が毎晩泣いています。
捕獲して手術か、できればどなたかに引きとってもらいたいと思うのですが、
さくらねこさんにご協力頂くことはできないでしょうか。
不躾なお願いで申し訳ありません…。

ぜひ、ご自身で保護してください。
里親さん探しには協力いたします。治療の病院もご紹介します。



保健所経由での TNR 相談 「倉庫ねこ」、ほぼ終了。

10/25 鼻に白いスジのはいった黒猫のオス (どうぶつ基金のさくらねこ)

11/29 依頼者の方が、「捕まえられる」 と言っていただけのことはあり
厚い作業用のビニール手袋をはめて、首根っこを押さえて捕まえてくれた。
黒猫のオス
ぎゃーぎゃー泣きわめくねこを、ケージに入れて1匹目捕獲。
もう1匹は、その方が使っている、キャリーケースに入れた。
キジトラのメス
いつもの動物病院の予約キャンセル待ちをあきらめ、別の病院に依頼。
ここは、手術の当日、入院なしでリターンの迎えにいく。
女の子は、お腹を切っているから、少しキャリーのなかで休ませてから
他の仔と同様に、倉庫のなかにリターンされた。

11/30 病院の予約は、オスとメスなら2匹できるが
メス2匹は無理という状況。捕獲器を設置しておいてくれて
入ったねこは、キジトラ。どうも女の子っぽい。
それで2匹めの捕獲をやめて、この1匹だけ手術。
夕方、迎えにいくとやはりメスで、前日のキジトラとそっくり。
この仔は、捕獲器を回収する必要があり、すぐ倉庫内でリターン。

11/1 いよいよ、しょっちゅう夜に出かけている、妊娠疑惑の黒猫。
前日から餌ぬきにされ、手術の当日、なんとかケージに入り捕獲成功。
獣医師に 「妊娠しているかもしれません」 と伝えて依頼した。
夕方、迎えに行くと
「お腹を触ってみたら、たしかにぶよぶよしてましたが
 ウンチでした。この仔、食べすぎですね。」
とのことで、妊娠なし。しかし、麻酔がさめたとき、ずいぶん吐いていた。
「窒息する危険性があるから、あまり食べさせないでください」
という注意を受け、リターンのとき、依頼者と相談した。
やはり、前日から捕獲しておいたほうが、安全で
捕獲器やケージの中にいれる餌は、美味しい缶詰を少なめにする。

こうして、5匹のきょうだいは、みな TNR できて、倉庫にいる。
リターンされたあとも、それまでとおり、よくご飯を食べているらしい。
私がいくとさすがに隠れるけれど、いろいろな機材が保管されていて
それぞれ、お気に入りの場所があるらしい。

倉庫の横には、事務所があり、事務用品といっしょに
カリカリフードやトイレ砂の袋がたくさん置いてあった。 >^_^<

「いゃあ、ねこが好きだからね~」 と、依頼者のご夫婦がにこにこされていた。

パパねこはいつか戻ってくるかもしれないが、そのときになってから
捕獲を考えることにして、残りのターゲットは、母ねこ。
倉庫で産んだ子ねこたちをどこかに連れて行って、育てているらしい。
11月末ごろ、1カ月をすぎた子ねこたちがやってくるのを待つことにした。
母ねこの捕獲予定は、11/13 夕方。
ケージを預けてあるから、たぶん捕獲してくれると思う。

倉庫の所在地は名東区だが、この依頼者のご夫婦は、私の住宅の
すぐそばのマンションに住んでいる方。
子ねこたちが現れて保護できたら、里親さん探しをする予定。
ようやく、自分の住む町の、子ねこを保護できるかもしれない。

=ねこ会= でも、子ねこを保護してほしいという、丸投げ依頼がある。
これは、もう一切引き受けないことにした。

倉庫の TNR 5匹。残り 1匹



私たち 「天白トラブルゼロ!?」 は、公益財団法人どうぶつ基金(佐上邦久理事長)が主催する「さくらねこ不妊手術事業」の協働ボランティアです。
今回20匹以上(名古屋市緑区・昭和区・千種区・天白区)のさくらねこ不妊手術事業を行うにあたり、公益財団法人どうぶつ基金から9頭の不妊去勢手術費全額を負担していただきます。
公益財団法人どうぶつ基金に寄付をしていただいた皆様に心より感謝申し上げます。ありがとうございます。

どうぶつ基金

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