南区保健所訪問、多頭飼育遺棄の追及 -- 22012/09/29 23:28

南保健所の担当者は、明るい声で電話に出て、K-san からすでに
聞いていることを、長々と話し始めた。
そんな既知の話につきあっている時間はないから、なぜ、
ねこの行く末を確認してこなかったのかを問い詰めた。

保健所 「私は、最初から、多頭飼いをしているかどうかを確認するだけのつもりでした」
と、言うから、あっけにとられ
「そもそも、私たちがそちらと面談したときに、ねこがいない と答えたら
 ねこたちをどうしたのか確認してほしいとお願いしましたよね」
と、言い返すと、「それはそうですが・・・」と言う。

「他の部屋の人に渡した・・といったのなら、どの部屋の人か
 聞き返してみないのですか?
 そのときに、相手がどのように答えるかで、本当のことを話しているか
 でまかせか、感じ取れるのではありませんか」

保健所は何やら弁解していたが、
彼らは、多頭飼育の確認にいく場合、相手から「飼っていない」と
いう返答をもらいにいくのが目的なのだと思った。
多頭飼育で崩壊しかけている現状を確かめる気はもうとうなく
相手が否定することを確認に行くのだ。
なるほど、お役所仕事 ということか・・と思って、むかっとしたら
次に何を言うか考えていたことがすっかり頭から消えていた。

まずーーいっ、頭の中が真っ白になっちゃった・・・と思った。
ここで、相手も黙り始めたから、電話は無言状態。
もっと、ビギナーだったころなら、私はきっと、もういいです とか
また連絡します とかいったかもしれないけれど、今は違う。
たった、5年ほどの活動暦だけど、あきらめない経験だけは積んできた。
役所に対して感じる、ギャップをつきつけてやろうと思った。

「私たちは、16匹ものねこをどうしたのか、知りたいのです。
 それを追及していくことが、相手に簡単には終わらないと分からせることが
 ゆくゆくはねこの殺処分を減らすことにつながるとも思っています。
 でも、そちらにそのような気持ちがなければ、こちらが何度
 お願いしてもムダということですね」
 ものすごーーく、ガッカリした口調で話してみた。

すると、保健所は 「いえ、そんなことはありません。私も同じ気持ちなのです」と答えた。
正直言って、面食らって聞いていると
「この前の確認が不足しているのでしたら、もう一度行きます。
 フ○○○さんが面談してもいいというのなら、保健所で
 話し合いに立ち会うこともできます」 というのだった。

「私たちは、ねこをどうしたのか、生きているのか、ほんとうに誰かに渡したのか
 知りたいのであって、誰に渡したのかという個人情報まで
 こちらに教えてほしいとは思っていません。」
暗に、個人情報保護には払拭しないことを示しておいた。

保健所は、たとえ、どんな人に渡したか分かっても、それを
知らせることはできません と分かりきったことを話し、
遺棄したと分かっても、それを捜査できる職権はないのだ などと
言っていた。(職責の遂行ですよ、私が求めているのは)
さらに、「フ○○○さんは、ねこを渡した相手に迷惑が及ぶことを
考慮して、詳しいことを話さないのかもしれません」などと、まるで
敗戦処理の言い訳のようなことを言ってきたから
「私は、フ○○○さんにそんな気持ちがあるとは思いません」と
断言してやった。

保健所は、「実は、フ○○○さんが、K-san に連絡をしていない というのは
こちらとの約束を破っているのでショックなのです。
だからもう一度訪問します」と、約束してくれた。

その訪問結果は、K-san に連絡してもらうことになった。
こうして、フ○○○追及の敗者復活戦が始まった。



K-san から、報告のメールがきた。

ご報告が遅くなりまして申し訳ありません...。
南保健所からの二回目の訪問時、部屋には一匹のメス猫しかいなかったそうです。
五匹、自分の家に残したけど、四匹は外に遊びに行っている、と言っていたそうです。
南保健所に言ったことと、私に言ったことをまとめると

〈南保健所〉
・子猫五匹は2人のお客さんに譲渡
・五匹は家猫
・他は別の部屋で貰ってもらった

〈私が聞いた内容〉
・子猫五匹は2人のお客さんに譲渡
・一匹は家猫
・三匹は宝交通の車庫(遺棄)
・他の子は別の部屋で貰ってもらったが、逃げていなくなった

南保健所の方には、遺棄は認めなかったようで
話の内容に食い違いがある為、一緒に訪問することになりました。
私には、寮のマンション近くに捨てたと言っていたので
その場所に連れて行ってもらおうと思います。


追伸メール

「四匹は遊びに~」に対して
「メス猫は妊娠とかありますから、外に出さない方が良い」と指導した、とのことですが
避妊手術をするようには言ってないようなんです。

猫の数も、話の中で違ってくるので
何匹が本当にどうなっているのか分からない状況です。
その事実を聞いてきます。(9/6)
保健所と一緒に行くので、6日は一人で大丈夫かと思います。
保健所での話し合いとかになりましたら、ご一緒して頂けると助かりますm(_ _)m


フ○○○包囲網が、少しずつできていった。



次回 「ねこ会」 のお知らせ

「黒猫だけの内輪のお見合い」 のお知らせ



にほんブログ村 猫ブログ 地域猫へ
にほんブログ村
クリックに感謝してます。

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://porepore.asablo.jp/blog/2012/09/29/6587916/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。